佐伯泰英「惜櫟荘だより」読了。
佐伯さんの作品は数点しか読んでいない。
この著作のあとがきに書かれているが180点余の作品を著したとある。
知っています。
本屋でも図書館でもずらーっと並んでいる。
とても面白かったけれど、その量に怖気づいて読むのをやめた。
読み始めると他の本が読めなくなってしまうと思ったから。
この本はAさんから貸していただいたもの。
「建築に携わるものとして読んでおくべき」と言われては退くに退けない。
佐伯さんが2003年に住み始めた熱海の家の隣の家、これが岩波茂雄が別荘として吉田五十八の設計で建てたものだった。
私は吉田五十八は名前は承知している程度、作品は見たことない。
見たことがあったとしても彼の作品として見たことがない。
佐伯さんはその建物「惜櫟荘」の庭に隣人として入らせてもらって見て感動した。
岩波が惜櫟荘を手放すことになった、という案内を受け取って佐伯は手に入れて残すことを決意する。
素晴らしい決意だ。
それからが大変な努力。
補修は建築当初のものを残すことを使命としている。
その労作は職人技によるものであり佐伯さんはよく理解している。
その進展の合間に若い頃に写真家としてスペイン滞在中でのエピソードが書かれている。
堀田善衛の運転手であったときもあり、英文学者永川玲二との交友も描かれている。
そもそもこれらのエピソードは岩波の月刊「図書」に連載されていたものだから一つ一つが小編で読み易い。
そうそう佐伯さんは月刊一冊の文庫本の書下ろしを著しているのだそうだ。
一日20ページとは驚かされる。
この努力により佐伯ファンには堪らない新作が生まれるのだろう。
惜櫟荘は一年以上掛けて修復された。
一度見てみたいものだ。
夕刊フジの記事。
小沢が億ション売却、選挙資金捻出かとある。
政党交付金を使って個人名義にしてあるものだ。
もとは税金だぞ。
隠したんす預金がなくなったか?
奥さんへの手切れ金か?
7時からテレビで高校生のマーチング全国大会への出場取り組みを見ている。
一生懸命若い子が取り組む姿は美しい。
明神ヶ岳のときに下車した大雄山駅前。
最乗寺、古刹らしい杉木立。
明神ヶ岳のアザミ。
はてな。
リンドウ。
そして富士山。
佐伯さんの作品は数点しか読んでいない。
この著作のあとがきに書かれているが180点余の作品を著したとある。
知っています。
本屋でも図書館でもずらーっと並んでいる。
とても面白かったけれど、その量に怖気づいて読むのをやめた。
読み始めると他の本が読めなくなってしまうと思ったから。
この本はAさんから貸していただいたもの。
「建築に携わるものとして読んでおくべき」と言われては退くに退けない。
佐伯さんが2003年に住み始めた熱海の家の隣の家、これが岩波茂雄が別荘として吉田五十八の設計で建てたものだった。
私は吉田五十八は名前は承知している程度、作品は見たことない。
見たことがあったとしても彼の作品として見たことがない。
佐伯さんはその建物「惜櫟荘」の庭に隣人として入らせてもらって見て感動した。
岩波が惜櫟荘を手放すことになった、という案内を受け取って佐伯は手に入れて残すことを決意する。
素晴らしい決意だ。
それからが大変な努力。
補修は建築当初のものを残すことを使命としている。
その労作は職人技によるものであり佐伯さんはよく理解している。
その進展の合間に若い頃に写真家としてスペイン滞在中でのエピソードが書かれている。
堀田善衛の運転手であったときもあり、英文学者永川玲二との交友も描かれている。
そもそもこれらのエピソードは岩波の月刊「図書」に連載されていたものだから一つ一つが小編で読み易い。
そうそう佐伯さんは月刊一冊の文庫本の書下ろしを著しているのだそうだ。
一日20ページとは驚かされる。
この努力により佐伯ファンには堪らない新作が生まれるのだろう。
惜櫟荘は一年以上掛けて修復された。
一度見てみたいものだ。
夕刊フジの記事。
小沢が億ション売却、選挙資金捻出かとある。
政党交付金を使って個人名義にしてあるものだ。
もとは税金だぞ。
隠したんす預金がなくなったか?
奥さんへの手切れ金か?
7時からテレビで高校生のマーチング全国大会への出場取り組みを見ている。
一生懸命若い子が取り組む姿は美しい。
明神ヶ岳のときに下車した大雄山駅前。
最乗寺、古刹らしい杉木立。
明神ヶ岳のアザミ。
はてな。
リンドウ。
そして富士山。