あきまさブログ

日々平安なれ

武甲山に行きました

2012-12-07 | 日記
今日は武甲山へ。
秩父の盟主と言われているのは知っていましたが、あの痛々しい山容に心痛めて登るのをためらっていました。
以前、秩父であの山は何て言うんですか?って名前を聞いたら「武甲山」って素っ気無く教えられました。
秩父の名山を知らないなんて、という感じ。
山頂から中腹まで白い筋が入っていて、石灰岩を取っているあとが痛々しい山です。

朝は最寄り駅を7時過ぎ。
西武秩父駅8時39分着。
タクシーで登山口である「一の鳥居」へ。


右下の一の鳥居から山頂まで2時間20分。


山頂から秩父鉄道浦山口駅まで2時間20分。


ここが一の鳥居。
タクシー代は本に2300円くらい、と書いてあったから2500円になっているかな、と思ったら、2690円。

登山届け書いて入れるところ。


熊の注意書きがあります。


10月30日に今来た道の近所で目撃されたようです。
ウォームアップして、ベアベル着けて出発9時06分。
これは六丁目の丁石と熊注意のパウチ。


こちらは11月7日の目撃情報。
ちょっと気になります。
目撃者にもなりたくないし、被害者にもなりたくない。
道はしばらく林道で舗装道。


これは武甲山御嶽神社参道の標識。


こんな石ころだらけの道も。


霜柱、頂上までたくさんありました。


四十丁目。


四国お遍路のときも丁石がありました、どこだったか、鶴林寺の山道です。
あれは励みになりました。

岩ころだらけ。


向かいの山の岩がたくさんを撮りましたが写っていません。


ここは五十丁目、頂上間近。


間もなく山頂の御嶽神社。


山頂の展望台、11時1分。


こっちは谷川連峰。


こちらは浅間山、良いシルエット。


枝越しの両神山。


お昼は、ふぐのお吸い物のフリーズドライにご飯を入れて作った雑炊。


お昼はちょっとゆっくりしました。
南面の道は明るくて気持ちよし。


途中で両神山が見えました。


ちょっと狭い。


根っこも岩も。


橋立川には橋。


この直立する岩肌は橋立鍾乳洞の岩壁。


通り掛った蕎麦屋さんが「寒かったでしょう」って声を掛けてくる。
「いやー、そうでもないですよ」
「暖かいお茶飲んでいったら」
電車の時刻を聞いて、時間がたくさんあるから、蕎麦掻きを頼みました。
そしたら、お茶請けに、ジャガイモの煮たの、ごぼうの煮たの、白菜の漬け物が出てきた。
ビックリ。
若い頃に田舎に営業してこんなときがあったっけ。
蕎麦掻きは練っただけの湯がいてないの。
しかし、わさび醤油で食べて美味しかった。
28番札所に二回目のお参りして浦山口駅へ。


見計らってきたつもりなのに大分時間がありました。
そしたら何と、何と、駅長さんが「お茶をどうぞ」って、これまたビックリ。
秩父もここくらいまで来ると良いですねー。
しかし、34観音の巡礼の時にはこんなにサービスされなかったけどね。

西武秩父駅でホームから武甲山を見ました。


今日の課題。
フラットフッティングと、腰を大きく曲げないで出来るだけ鉛直にして歩くこと。
これで腰痛が出ないことを祈ります。
そして、
いつか、武甲山と大持山子持山をセットにして歩きます。

今日の地震は大きかった。
去年の三月のようで怖かった。