あきまさブログ

日々平安なれ

るり玉アザミ

2014-07-08 | 日記
今日は晴れ。
雲は多いんですが、日射しは暑いし晴れですね。

佐藤雅美「わけあり師匠 ことの顛末 物書同心居眠り紋蔵」読了。
江戸町奉行所の物書同心を勤める藤木紋蔵、通り名は居眠り紋蔵を主人公とする物語。
もう13巻目になるのだ。
物書同心とは、お定書とか過去の判例に通じていて、奉行や与力が審理するとき必要な知識をサポートする役目の同心。
『お定書』とは八代将軍吉宗のときに作られた民事刑事の法典。
その前は『律令要略』というものがあったそうだ。
一般人には知らされていないで、奉行所のみにあった。
物書同心が主人公だからややこしい難題がテーマになっていることが多い。
しかし、人情味あふれる紋蔵だから素晴らしい解決策を具申することが多い。
短編八話が掲載されている。
しかも最新のものは今年の二月に月刊誌に載ったものだ。
佐藤さんの作品を最近目にしていない気がしていたからホッと一息。
七十過ぎだから余計な心配をしてしまう。
しかし、300ページ超が全く気にならないから不思議だ。
もう本が終わってしまう、と巻末に行くと残念に思う本は少ない。

高齢ドライバーの交通事故についてNHKクローズアップ現代で取り上げている。
高齢化すると反射神経が鈍くなる、とりわけ複数の動作をするときに遅れがある。
それが交通事故に結びついている。
そうなんだ。
先日、平地で転んだから分かる。
道端で花の写真を撮っていて振り返ってこっちに歩き出そうとして転んだ。
蹴躓いた感じ。
全くの平地。
それで手を出して体を支えるべしだが、カメラを持っていたからか手が出ない。
もう一方の手はどうなっていたか、
出た。
そのため、転んだ体はその手と顔で受け止めた。
顔と膝に擦り傷ができた。
恥ずかしい。
実は山歩きを始めたころにも同じ転び方をした。
手が出ないで顔で受け止めた。
反射神経は自信がない。

今日撮ってきたるり玉アザミ。
もうそろそろだと思いました。
畑で栽培しているんですよ。











つぼみなんですね。