「ひとり」への耐性・感じ方はある程度先天的に決まっている
人には「人好きなタイプ」と「一人でいる方が好きなタイプ」と分かれるように思う。
それは人間には先天的に、とても人恋しさが強い人と、そうでない人(他人にあまり関心がないタイプの人)がいる。
所謂「人情家」と呼ばれるような人は前者の「とても人恋しさが強いタイプ」に当たる。
これは単に、「人と一緒にいるのが好き」「人と一緒にいないと寂しい」という性質である。
「他人の目」など関係なく、ただただ、誰かと一緒にいたい、他人と一緒にいるのが好き、というタイプである。
反対に、「人恋しさをあまり感じない」「他人にあまり関心がない」タイプの人もいる。
「他人にあまり関心がない」程度がとても強い人である。
「どのくらい孤独に耐えられるか」ということよりも「どのくらい人と一緒にいることに耐えられるか」ということのほうが捉え
方としては正しい。
「どの程度人と一緒にいるのが心地よいか」は、複数の要因によって、かなり先天的に決まってくるものである。
つまり、これは単純に二つに分類できるものではなく、「程度」の問題である。
また、単なる「人恋しさ」という軸だけでなく、人と一緒にいるのは嫌いではないけれども、ひとりの時間がかなり確保されてい
ないと落ち着かない、疲れてしまう、というタイプの人もいます。
結局は「ひとり」という状況に対する感じ方や耐性は、このように人それぞれと言うことである。