旅行での「チャレンジャー精神」

二日間、劇団「チャレンジャー」のバス旅行をしてきました。
伊勢神宮にお参りして、芝居がうまくなるようにとお祈りしました。（私個人としては）
「チャレンジャー」のメンバーは、みんな規律正しくて集合場所・時間のトラブルは皆無、もちろん体調不良や怪我もゼロでした。
ホントに表向きは精鋭部隊なのです。（私は旅行幹事なので、こんな感想になります）
ところが、この精鋭たちただ者でないのです。
「チャレンジャー精神」をいかんなく発揮したのが、一日目夜のホテルの宴会場です。
舞台付の宴会場をわざわざ予約して、かくし芸大会です。
最初は、落語小咄や舞踊、漫談など、やや真面目な雰囲気でしたが、そのうちに扮装したおかしげな「麦畑」のオヨネ、松ツァンが飛び出して、そのあと大勢の仮面や扮装をつけた部隊が「小指の思いで」に合わせて舞台を飛び出し、宴席の間を珍妙なダンスで踊りまくって大ブレーク。
会場が一気に大騒ぎになりました。
そしてなんとこの部隊、お隣の全く見ず知らずの宴会場にも繰り込んでパフォーマンス、そこでも大喝采だったらしいのです。
次の旅行では、私も何かブレークしたいですね。

仮装軍団のＳさんとＭさん（この画像は、Ｙさんの携帯のものを頂きました）

次の芝居が楽しみです

公演が終わってなんとなく１０日が経ちました。
その間、多くの人に公演の感想を頂きました。
●　前回の「末摘花」のイメージとガラッと変わった「上野」に驚いた。
●　詐欺師なのに、にくめない「上野」のキャラクターが素敵
●　強がっているが、深い心の闇、ふと見せるやさしさ、複雑な「上野」の立体感が良かった。

それでも今回の「上野」は、原作のイメージとはかなり異なったものであったらしいです。
そんな話を妻としていたら、妻は「配役次第で、いかようにも広げられるのも演劇の醍醐味かも。」
そうそう、それそれ、いいこと言うね！
デレクターも「チャレンジャーの『ファッションショー』は、徹底的に喜劇にするんだ。」と、いつも言ってましたから・・・
「台本」と「演出」の関係、ちょっとまたいろいろ本を読んでみたいです。

あしたあさって、劇団の旅行に行ってきます。
また、気分一新、次の芝居が楽しみです。

公演がおわりました

１３日（木）の最終稽古でも、ゲネプロでも、最後の最後まで、「上野」のダメだしは続きました。
ディレクターも演出助手のMさんも、そして忙しい中、来ていただいたI先生・・・
「上野」の演技指導に多くの時間が割かれました。
みんな、「上野」をもっともっとかっこよくしたいんだ、みんな「上野」に期待してるんだ。
そう思って私は、涙が出るほどうれしかったです。
色々言われて緊張するかなと思ったのですが、本公演は、ふっ切れて、リラックスして、かなりノッて、お客様のリアクションも感じながら、自分自身楽しみながら演じることができました。
ホントにみんなに、あらゆる人に感謝したい、そんな感じで今朝は、解放感に浸っております。

富士宮公演

富士宮での講演、とても好評でした。
アンケートの内容が劇団のホームページに載ってますよ。
「高齢者演劇集団チャレンジャー」で検索してみてください。
それから、「しずふぁん」という静岡のネットサイトにチャレンジャーの記事が出ました。
合わせて、覗いてみてください。

http://shizufan.jp/netamap/tobu/93926/

富士公演まであと一週間、まだ稽古は続きます。
お客様のアンケートは、ほんとに励みになります。
富士公演では、「○○さん、素敵！」なんてアンケートくるといいナ。