あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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週末の特別稽古

2014-08-31 14:12:59 | 日記
先週は、金曜日に続いて土曜日も稽古がありました。
仕事で平日の稽古に参加できない客演のIさん(「保」の息子、田舎から父を迎えに来た)が参加する稽古です。
午前中は、Iさんの登場する二幕四場、台本で10ページほど(全体160ページ)の部分を繰り返し稽古しました。
私の「幸一」は、この間ずっと舞台に上がっているのですが、セリフは数えるほどしかありません。
ですが、私はセリフのないところの演技が芝居の基本だと思って、真剣に取り組んでいます。
主役のタツおばあさんが不意に登場する場面、みんな、ハッと息をのんでタツさんの動きを見守る。
このシーン、ディレクターのダメ「みんなボッタチ。わずかに幸一にそれらしい動きがあった」と。
オッ、うれしいですね。
舞台に上がったら、たとえ目立たなくても、ずっと気を張ってその中で自分の役を生きていること、これ大切ですよね。
午後は、Iさんも参加する通し稽古、二日連続で終日の稽古、さすがに疲れます。
終わってディレクターの総評:
「芝居が日常の感覚に流れている、もっと時に狂気が爆発するような、ワクワクするような雰囲気を・・・」
フー、疲れがもっと増しました。

役者は親の死に目に会えない

2014-08-27 06:32:42 | 日記
Mさんの出来事から、劇団のミーティングで、こんな話題が出ました。
「もしあなたの連れ合いが死んだら、その翌日の舞台に立ちますか?」
ディレクターは、「そうあるべき」といわれますが・・・
重苦しい問なので、団員の発言を聴くことはできませんでしたが・・・
私は?・・・ウ~ン
でも、そこまで真剣なディレクターに会えたことは、すごいことだと思うのでした。
「役者にプロも素人もない、みんな同じ気持ちで取り組んでいる」
確かにそんな風に見える人が劇団にもたくさんいます。


演劇・富士川合戦

2014-08-24 08:18:41 | 日記
朝9時、会場の富士川ふれあいホールへ。
会場作りの後、10時からゲネプロ、食事、午後ダメ出しの後、四つのコントをそれぞれ細かくチェック・休憩、18時には舞台衣装で楽屋入り、19時いよいよ本番、観客席は満員です。
オープニングは、私たち3人のコント「床下工事押し売り編」です。
隊列を組んで、口伴奏「パンパカパンパカパンパカ・・・」、足早に元気よく登場。
最初のセリフ:
おばあさん、仏壇の前で「・・・チーン、おじいさんお迎えは、まだいいですよ」
玄関で詐欺師の男、インターフォン「ピンポーン」
おばあさん「あら、もうきた!?」
このところで、ドッと笑いが・・・オーイイゾイイゾ
やはり、お客さんの反応で役者の気分もどんどん乗ってきます。
四つのコント、みんなみんないい出来でした。
続いて若者たちの劇団「彗星ビネガー」の朗読劇。
こちらは、対照的にすごく純文学的、幻想的、仮想空間的・・・な、でも、じっくり見てみたい演劇の原点みたいな、素晴らしい舞台でした。
全て終わって、劇団関係者や集まってくれた芝居仲間が輪になって一本締め。
この瞬間、いつもながら最高です。

出演者全員のカーテンコール、エッ、私は? 一番右端

チャレンジャー…昨日の稽古

2014-08-20 14:24:05 | 日記
チャレンジャーでは、このところ、主役級の人たちと、コント組に分かれて稽古をしていました。
で、昨日は久しぶりに両者が顔を合わせて稽古しました。
稽古前に、ディレクターから重大発表が・・・
「わがババ」の「タツ」役のMさんが病気で降板するかもしれないと。
最近の稽古でのMさん、ディレクターのかなりきついダメを受けていましたが・・・
その中で、ある時ディレクターが「どうしたの、まるで気が入ってない、どこか悪いの?」といったのが、私の記憶にあります。
やはり、Mさん、体調がよくなかったのですね、私は全く気が付きませんでした。
でも、ディレクターの観察力は、さすがに鋭いです。
「高齢者は、なにがあるかわからないから」ということで、劇団の定期公演では、主要な役は、可能な限りダブルキャストになっています。
残念ですが、今回も、これが機能することに・・・
「何があってもおかしくない」年齢の劇団員、この日、こころなしか、いつもより熱の入った稽古をしていました。
定期公演まで、あと、1か月、劇団のムードが一段と高まってきたように感じます。


今週は、おれおれ詐欺コントの公演

2014-08-19 06:39:30 | 日記
「演劇富士川合戦」は、いよいよ22日(金)に行われます。
”富士川合戦”は、公演の行われる場所が「富士川ふれあいホール」で、遠い昔の源平合戦を想わせるネーミングです。
若手演出家の加藤さんが企画されたこの公演で、“高齢者”演劇集団「チャレンジャー」は、おれおれ詐欺など高齢者を狙う詐欺の啓蒙コント4本を演じます。
一方、高校演劇部OBによる若者劇団「彗星ビネガー」は、“フィジカル朗読劇”なるものを演じるそうです。
どんな内容なのか、私もまだ観ていませんが楽しみです。
ともかく、高齢者と若手の二つの劇団によるユニークな“合戦”が展開されそうです。
昨日は、仕掛け人の加藤さん、彗星ビネガーの代表者と私の3人で、地元の放送局「ラジオf」に出演し、公演のPRをしました。
おれおれ詐欺コントは、これからさらにいろいろな機会に出演の機会がありそうな雰囲気です。
私も“詐欺師”として、さらに腕を磨いていきたいと思います。

自宅から歩いて10分のところにある「ラジオf」