あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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囲碁大会

2016-05-30 07:49:26 | 日記
週末は、昔、勤務していた会社の“囲碁部OB大会”に参加しました。
会場の湯河原のホテルは、ちょうど年に一度の大祭“お湯かけ祭り”のため、混雑していました。
行きかえりとも、会社現役のIさんの車に乗せてもらいました。
Iさん、今や”総務部長”になっていました。
それに、その上司で管理本部長のSさんという方も同行されました。
このSさん、囲碁は出来ないそうですが、社長のKさんが参加されるので、休みを返上して来てくれたようです。(社長の秘書役といったところです)
K社長は、人当たりもよくムードメーカー的なおしゃべり上手、囲碁、マージャンもゴルフも、誰もかなわないくらい強いそうです。
私は、もう7、8年も碁盤に触れていなかったのですが、成績は1勝1敗とまずまずでした。
優勝は、「毎日囲碁漬けの生活をしている」と噂の高いOさんでした、やっぱりね。
夜の宴会の後、みんなは部屋へ戻りましたが、K社長の一声で約6名がマージャン部屋へ。
それから午前1時ごろまでやって、なんでもそのあと3時ごろまで社長の独演会(おしゃべり)だったそうです。
翌朝、K社長は関係会社の人とこれからゴルフだと言って、ほとんど寝ていないにもかかわらず、朝飯も早々にホテルを出て行かれました。
K社長、そのバイタリティーといい、“サラリーマンのかがみ”のようです。
久し振りでサラリーマンの世界を垣間見て、懐かしいような気分になったのでした。
そういえば、こんなに大勢の「男性」に囲まれて過ごしたのも久しぶりです。


お客様の希望は?

2016-05-26 18:51:16 | 日記
劇団「チャレンジャー」の今年の定期公演は、圧倒的な好評をえて終了ました。
さて、今年の演目「鼬」についてのお客様の評価は、どうだったのでしょうか。
HPに掲載されたアンケートを、私なりに少し分析してみました。

アンケート(総数196)の中で、演目についての希望が書かれたのは39件でした。
このうち35件は、今回の「鼬」のようなシリアスな演目に否定的なものでした。
その理由は、次のようなものでした。
・笑いのあるものがよい。
・内容が難しい。
・魅力を感じない、古臭い。
・何を訴えているのかわからない。

一方、「今回のものがよい」、または「今回のものも良い」という回答は、4件でした。

あくまでも私の個人的な感想ですが、このようなお客様の希望を大切にしたいと思います。
役者も高齢者なら、大半のお客様も一般の高齢者です。
「分かりやすく、少し可笑しく、ホロリともし、素直に共感もできる…」そんな芝居がいいのかな、と思います。
こんなこと書くと、ディレクターや他の団員からダメが出るかもしれませんが…

「鼬」の公演終わる

2016-05-23 10:48:19 | 日記
第10回記念公演「鼬」の舞台が、22日のロゼ公演でお開きとなりました。
8年前、劇団旗揚げのころから「いつかこんな作品が上演できたら本望だね」と想いをこめていた劇団チャレンジャー極め付きのチャレンジ…見事に開花しました。
公演後、片付けのおわった舞台での〆のミーティング、美術のMさんの感想;
「スリーキャストの女性陣が、それぞれ見ごたえがあって、それぞれ魅力があって、3公演ともすごく楽しめました」
主役の「おとり」、「おかじ」のツーキャストもそれぞれ素晴らしかった。
今回一番の感想は、私もこれだ!と思いました。
「万三郎」も、気持ちよく思いっきり演技が出来ました。
公演後のホワイエでお客様から「あんた!うまくなったね!」の声。
私としては、これが一番うれしかったかな。

「おとり」が貸してくれた大金に感激する「万三郎」

さあ富士公演へ

2016-05-20 05:35:28 | 日記
昨日は、午後から富士公演会場となるロゼシアター小ホールに入りました。
劇団は、この日から4日間連続でロゼに詰めます。
さっそく舞台に綱を張って(舞台装置の位置を綱で示す)、抜き稽古です。
ディレクター、役者の気になる場面をいくつか選んで、その場面を集中的に稽古します。

ディレクターのダメは、主に次の二つでした。
①気持ちのすりへり
 この時点では、役者はセリフが十分入って、すらすらと出て来るが、こうなると逆に「セリフさえ言っていればいい気分になる」、「新鮮な感情が抜けてしまう」弊害が出てくる。
この辺をもう一度、初心に帰って見直そう。
②芸の細かい仕草
 セリフと連動する仕草、シナを作る、肩を怒らせる、手を添える、顔を傾けるなど、細かい動きをさらにきめ細かく、生き生きした場面を作る。

この日のディレクターのダメは、まだまだ演劇は奥が深いなあと思わせる、ちょっとした感動がありました。

瀬戸際のダメ

2016-05-18 05:59:19 | 日記
昨日は、本番前の最後の稽古でした。
富士宮公演が(私としては)成功裏に終了して「さあ!」と意気込んだこの日、ディレクターから万三郎に特別のダメがでました。

①セリフの表現が、自分のやりやすい型に流れている、それが万三郎の性格から離れてしまっている。
②語尾がみんな同じ、単調で魅力がない。

この期に及んで今まで築いて来た演技を本質的な部分で「変えろ」という指示です。
さあ大変!これからもう一度台本を読み込み、ディレクターのダメに沿って何か違うイメージを探しましょう。
ぎりぎりの挑戦、案外こういうところから、意外なものが生まれるかもしれません。
だめならスルーして、ともかく気を入れて最後の舞台に臨みましょう。

富士宮公演のアンケートがHP(←ここをクリック)に掲載されました。
やはり「セリフが聞きとれない」という意見が圧倒的でした。
覗いてみてください。