あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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素浪人鳥羽田

2013-09-28 20:39:48 | 日記
昨日は、久しぶりに劇団チャレンジャーの稽古に参加しました。
私の役は、金五郎という悪人に金で買われて忠太郎の命を狙う素浪人「鳥羽田」です。
昨日は、金五郎と鳥羽田が忠太郎を待ち伏せして、切りかかり、あえなく倒れる場面の立ち稽古がありました。
相方の金五郎役のWさんは、既にセリフが入っていて、台本なしで演じています。
私は、わずか十あまりのセリフですが、まだまだ台本に噛り付いたまま、だいぶ水をあけられています。
短い場面ですが、ディレクターからみっちり2時間近く、指導して頂きました。
ありがとうございます。
鳥羽田の人となり(演技の目標):
・人生がおもしろくない、斜に構えている、ニヒル
・金に困っている、金が欲しい
・武士としてプライドは持っている。
・剣の技に自信がある。
悪役なので憎々しさが必要ですね。

シネマ歌舞伎

2013-09-25 21:22:18 | 日記
今日は、シネマ歌舞伎を見に行きました。
歌舞伎の名演を映画で鑑賞できるものです。
今日の演目は、玉三郎と菊乃助の女形二人による「京鹿子娘二人道成寺」です。
全編70分間、絢爛たる踊りの連続です。
二人の所作がぴったり合って、流れるように進行します。
観ているうちに、二人のそれぞれの素晴らしさが分かってきます。
玉三郎は、なんといっても醸し出す雰囲気の上品さ、指先に込められた魂、目線の先にある想い、心を打つものがあります。
菊乃助は、顔がきれい、動きの速さ、鋭さ、アクロバティックな柔軟さ、張りつめた必死の思いが伝わってきます。
そして一番感心したのは、二人とも重装備で長く激しい動きにもかかわらず、全く顔に汗をかいていなかったことです。


合唱公演

2013-09-23 21:32:26 | 日記

22日(日)、良く晴れた朝、桜木町下車、うごく歩道からみなとみらいのベイエリアをゆっくり眺めながら「日本丸」の前で降りる。
そこから、ランドマークタワーを左に見て、紅葉坂交差点から急坂を登り、会場の県立音楽堂に着きます。
このコースは、2年前の経験から選んだ気持ちの良いアクセスルートです。
体操、発声、昼食、着替え、そして本番。
公演は、素晴らしい内容でした。
この辺は、指揮者の福島さんのブログに紹介されています。
私個人はというと、「まだまだ問題がある」と思いました。
正直言って私は、途中3回も集中力が切れて、出だしの音やタイミングをはずす“事故”がありました。
とにかく途中休憩なしで120分におよぶ全曲を唄いきるのは、並外れた集中力が必要です。
この合唱団の人たちの実力は、やはりすごいと思いました。

いよいよ合唱の横浜公演

2013-09-21 20:35:30 | 日記

今日は、東京オペラシティのリハーサル室でゲネプロがありました。
オーケストラ、ソリストが揃っていよいよ気分が盛り上がってきました。
皆の気持がピーンと張って、分厚い荘厳な雰囲気になっていると思いました。
この合唱団は、特にソプラノの澄んだ声がとてもいいです。
古楽器のオケは、バッハにふさわしい音色を奏でます。
そして、ベースも実力者がそろっていて、指揮のFさんの信頼を得ているように感じられます。
Kyrie eleisonの格調高い雰囲気に始まって、Sanctusでの最高の盛り上がり、そしてDona nobis pacemで限りない平安をたたえてすべてを歌いきります。
ゲネプロ、とてもいい感じでした。
さあ、明日はいい演奏会になりそうです。

オペラシティのゲネプロ風景

立ち稽古始まる

2013-09-14 10:19:48 | 日記

「瞼の母」の立ち稽古が始まりました。
昨年すでに仕上げた作品だけに、スムーズに進行します。
私の「素浪人鳥羽田」は、前回、経験豊富なWさんが演じました。
この役は、ともかく最後の方で登場して、出てきたと思ったらアッという間に「忠太郎」に斬られて倒れてしまうので、ともかく一瞬に集中して演技することが必要です。
しかも、台詞はほとんどないので、立ち回りの所作が勝負です。
刀さばきの技を、Wさんに教えて貰いながらこれから、みっちり練習したいと思います。

今日の立ち稽古は、「忠太郎」が、幼い時に生き別れた母「おはま」の営む料理茶屋「水熊」を訪れ、対面する場面です。
私の台本には、前回の時の書き込みがいっぱいですが、この日のディレクターのコメントは、前と一貫性があり、役作りにブレがありません。
当然なのでしょうが、私は妙に感心して聞いていました。