あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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演技の幅を大きく

2015-12-19 09:54:08 | 日記

劇団「チャレンジャー」は、昨日は、今年最後の稽古日でした。
二幕の後半、私の「万三郎」は、囲炉裏端に座っています。
小母の「おとり」は、機織工場で得た金を元に、債権者たちから自分の育った家(いまは、兄嫁「おかじ」とその息子「万三郎」が当主)を守ろうと村に戻ってきている。
「おとり」が、債権者たちににらみを利かせ、踊りに出て行く「喜平」を見送って、ふと振り返って「万三郎」に話しかけます。
「・・・生れ故郷ってよく言ったもんだなァ、三ぶ!」
次の「万三郎」のセリフ、
(感動して)「そだ、小母、村を離れて見ねえ人には解んねえだぞ、この気持ちは・・・。」

ディレクターのコメント:
「万三郎」が一人で感動しているのと、「おとり」と二人で共感しているのでは全然表現の幅、大きさが違うんだ。
一人の思いに入るのではなく、しっかり「おとり」を見て、目線を外さずに。
この物語に流れる「おとり」の故郷に対する思い入れが浮き立つように。
「万三郎」の気持は、どうでもいいんだ!

カツーンと頭に来ましたが目線を外さずのところで、「おとり」が満面の笑みで見返してくれたので、心が和みました。
来年もよろしく

万三郎岳登山

2015-12-10 15:32:16 | 日記
「万三郎岳」は、伊豆・天城連峰の最も高い山(主峰)です。
この山は、私のマンション8階のベランダから東の方に堂々としたピラミッド型の山容を見せています。
劇団チャレンジャーの次回公演「鼬」の登場人物「万三郎」の役を頂いてから、同じ名前のこの山がどうも気になります。
昨日の天気予報「移動性高気圧に覆われ、またとない絶好の天気」という情報に誘われて、思い切って出かけました。
車・電車・バスを乗り継いで8時50分登山開始、ほとんど人気がなく、ブナ、ヒメシャラ、馬酔木、シャクナゲの大きな木々が印象的です。
ルートには階段、はしご、ロープの箇所もあり、私にはイッパイイッパイの感じでしたが何とか乗り切って、約2時間半で万三郎岳の頂上へ。
頂上のベンチでおしゃべりな夫婦連れ、私は傍らの石に腰かけておむすびを食べながら聞くともなく聞いている。
「万三郎」の名前の由来は、大昔の山賊の名前とか言っていましたが・・・あまりいいイメージではなさそうです。
でも、この夫婦連れの屈託ないおしゃべりが印象的で、明るいイメージが残りました。
「万三郎」は豪快で明るい性格、このイメージはちょっとした収穫かもしれません。

左は万三郎岳の頂上、右は自宅から見える「万三郎岳」(中央のピラミッド型の山)

万三郎 久々の登場

2015-12-08 21:27:30 | 日記
今日の稽古は、一幕の最後の場面です。
私の演じる万三郎だけは、一幕ではまだ登場しません。
そしてなにしろトリプルキャストなので、演技指導はなかなか進みません。
今日も出番なしだなとおもっていたら、午後4時を回ったところで、「はい、それでは第二幕に行きましょう」とデレクターの指示です
思いがけず、11月13日以来、久しぶりの「万三郎」の稽古の場面が巡ってきました。
どぎまぎしながら板について、頬をパンパンと叩いて気合を入れる。
「万三郎」は最初のシーン、最初のセリフが最も重要だと私は思っています。
ここで鮮烈に「万三郎」のイメージを演じることが、成否を左右します。
かなり準備期間があったので練習の成果が出て、今日は結構いい出来だと私は思いました。
しかし、ディレクターのダメは;
語尾に残る口跡に詠嘆調のくせがあり、若者らしいストレートな物言いになっていない。
前回も、同じダメを頂き、注意したつもりだったのですが、夢中になるとそれが出来ていないみたいです。
残念、まだまだです。

おとなまつり

2015-12-06 20:03:53 | 日記
劇団チャレンジャーは、今日、地域のイベントでコントを公演しました。
富士市の“おとなまつり”は、中高年のセカンドライフの充実を目指して毎年開催されています。
この日ばかりは、会場の大学構内は中高年であふれていました。

私の目指す都市像は、「生涯青春都市」です。
「青春」とは、老若男女を問わず信念と自信と希望を持ち続けることであり、26万市民が常に青春を謳歌できるまちづくりが私の理想の姿です。(これは富士市のHPに掲載されている市長の言葉)
そしてこの日、ステージに上がった市長は、自身の作曲した生涯青春都市をテーマとする唄をギターの弾き語りで歌いました。
カントリーウエスタン調の歌いやすい曲でした。

さて、私たち劇団「チャレンジャー」のコントは、正午から食堂の裏のカフェテリアのスペースで公演しました。
ちょうど昼飯時で、客は少なめでしたが、結構笑いが取れてよかったです。
演目は四つ、私は、最初の盛り上げ役として「床下工事」、そしてシメの「催眠商法」の二つに出演ました。
見に来てくれた踊り教室のKさん:
「女形よりよっぽどステキ!」
でも私としては、やっぱり女形の踊りも大好きです。