あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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徹底した喜劇に

2013-02-27 15:11:57 | 日記
今日の稽古は、「てる」と「上野」の長い会話のシーンです。
若い時からコツコツと貯めた虎の子の二千万円を盗まれた独身で孤独なお婆さん「てる」が、刑事を装う「上野」に犯人逮捕を懇願する。
でも「上野」の最大の関心事は、盗まれた二千万円の行方とそれをどうやって自分のものにするかなのです。
その「上野」も金に執着して失敗した苦い過去を持っている。
その点で、「てる」と「上野」が共感するしんみりした演出も考えられますが・・・

ディレクターのコメント:
このシーンでも、喜劇的な基調を前面に押し出す。
「上野」は、「てる」に同情する感情よりも、「てる」の愚かさを揶揄するような、飄々とした、おどけたような表現が良い。
明るく表現することによって、逆に「てる」の人物像、孤独なお婆さんの孤独、悲哀、滑稽さ、愚かさが浮かび上がってくる。
リアルにとか、感情移入的にとかの表現を避けて、もっと突き放して、客観化してその人たちの様子を戯画化する。
それで、伝わるものは、ちゃんと伝わる。
それには、あまり熱演しない、力を抜いて軽妙に。
芝居らしくしなくていい、掛け合い漫才の調子で、間髪を入れずにタイミングよくスピーディに、喜劇らしく。

おどけた表現は、結構むつかしいです。

軽妙な、おどけた表現の指導風景:私の動き、まだ様になってませんね。

迫力の京子

2013-02-20 18:43:11 | 日記
昨日の稽古は、Sさんの「京子」が、光ってました。
詐欺師の田口の妻、京子は田口と愛人のみどりが、盗んだ金を前にした「現場」に踏み込みます。
「京子」は、闇金の経営者。
愛人を前に穏やかでない「京子」の、悪態の表現が見所です。
久しぶりに見るSさんの「京子」に、私の心の中の声「オッ!いいぞ!」
普段、心優しいSさんが、力いっぱい演じるドスの効いた啖呵にびっくり、ちょっと感動しました。

ディレクターのコメント:
そこまで出来たら、次は強く出なくても“凄み”が出るようにやってほしい。
例えば、不倫の現場を見て言うセリフ『へ~こういうことだったのね。』は、(ねちっこくしたたかに、皮肉っぽく)
だそうです。

京子「こんなメス犬に手出すんじゃないよ。」


みどり「なにすんだよ。あたしのお金。婆アかえせ。」
京子「ふん、そんなに欲しかったら、その男くれてやるよ。」


演技が終わって、はにかむSさんの表情が印象的です。

沼津ハイキング

2013-02-16 15:01:49 | 日記
私はこのところ、新春に東田子から海岸堤防の上を歩いて沼津漁港まで行くことを年中行事のようにしています。
今年はちょっと遅れましたが、今日行ってきました。
全長約12kmです。
電車を降りてすぐ堤防に上がると、左に富士、右に駿河湾、行く手に沼津港までの弧状海岸線そして伊豆連山、後ろには、はるかに日本平から御前崎に続く弧状の海岸線、まさに絵に書いたような日本一の景観をひとりじめという感じです。
前日の芝居の稽古の録音を聞きながら、歩きます。
聞いていると、全体の7割ぐらいがディレクターの声ですね。
いかに懇切丁寧に指導されているかが分かります。
それがいちいち、ごもっとも、その通りというような内容なので、改めて感心します。
ハイキングで今年、変わったことといえば、砂浜がかなり綺麗に清掃されたことです。
確か去年、ビニール袋や発泡スチロールなどが散乱していて汚いとメールに書いた記憶がありますが、それが聞こえたのか今年はなんとその清掃作業中のところに遭遇したのです。
それから、残念だったのは、沼津から4、5km 地点で例年、砂浜の隅に見かけた黄色い花の「ビロードモウズイカ」の群落が、海岸清掃のブルの爪で引っ掻かれて(?)、姿を消したことです。
来年、また復活しているといいのですが・・・
沼津港で旨い寿司を食べて戻りました。

千本浜海岸の清掃作業


ビロードモウズイカ(この画像はネットから借用したものです)



ロ短調ミサ

2013-02-13 07:46:07 | 日記
昨夜は、私の所属する富士ベートーヴェンコーラス(FBC)の稽古日でした。
団長から嬉しい発表がありました。
コンサートの日にちが、来年2月2日(日)に決定しました。
演目は、バッハの「ロ短調ミサ」です。
前回の「ヨハネ受難曲」に続くバッハですが、「ロ短調ミサ」も最高峰と言われる大曲です。
コーラスの稽古は、私にとってリラックスして楽しく過ごせるひと時です。
だから、稽古だけで私は十分満足なのですが、それでもコンサートの日取りが決まると、一層楽しみが増すように感じます。
2月から新たに稽古に参加されている女性は、FBCの指導者F先生のブログを見て、「どうしても歌いたい」と、豊橋から車を飛ばして来られるそうです。
毎週東京から来られるF先生は、私もほんとに素晴らしいと思います。

文子さんのお稽古

2013-02-09 14:13:54 | 日記
文子さん(私の妻)は、お茶の先生です。
ずっと前から、いろいろ幅広くお茶の活動をしています。
去年から、子どもの教室も始めたみたいです。
最近は、教え子も10人ほどに増えて、元気な顔で稽古に来ます。
幼稚園から小学生の子供たちですが、みんな結構楽しいみたいです。
なかなか、いい雰囲気です。

文子さんの「子ども茶道教室」会報