あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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富士フルモールド劇場のこけらおとし

2017-09-18 07:28:13 | 日記
富士山、第二東名、新幹線が見える。
そんな絶景ポイントの工業団地の一角にありました。
「富士フルモールド劇場」
廃工場をリノベーションした富士市内唯一の民間の劇場空間が誕生。
初日、劇団チャレンジャーの有志が出演する「インスタント・オペラ 婆together」を観ました。
床は土間、客席も座布団や手作りで不揃いの長いす。
6,70人人くらいか、満員の観客、若者から高齢者まで幅広い客層です。
チャレンジャーの出演は7名、全員実名で登場します。
私も何回か聞いたことのある各人の実話に近いエピソード、劇団の実情とか役者の悩みなどがそれぞれ語られます。
合間にオリジナルの歌や踊り、高校生のギター演奏などが入ります。
観客も身近な人が多いせいもあって、場内一体となって盛りあがりました。

こけらおとしの二日目、台風襲来が心配されるこの日も満員御礼。
チャレンジャー主宰の原田さんの演出、サラリーマンの夫役の鈴木遙平さんはチャレンジャーにいつも客演してくれる若手です。
妻役の影島沙絵さんと二人だけで演じる70分。
お二人とも高校演劇部で原田さんの眼鏡にかなった優等生みたいです。
松田正隆作「蝶のようなわたしの郷愁」
夫婦の居間で繰り広げられるコミカルな、時にちょっと深刻な、そしてとりとめのない会話、おりから台風襲来が心配…(ちょうど実際のこの日のように)
自然な会話、メリハリのあるセリフ、間の取り方などさすがでした。
顔で笑って心で泣いてみたいな複雑な表現はないので、セリフさえ覚えれば私でもできそうに見えますが、実際は全く違うのでしょうね、うん…
原田さんの演出の匂いは正直言ってあまり感じませんでしたが、役者が良くて演技がこなれているせいでしょうか。

「富士フルモールド劇場」、主催者はどの人?
えっ!?あの若い人!?
主催者の長谷川皓大さんはまだ学生さんだそうです。
以下にネットにあった長谷川さんのメッセージを紹介します。

<想定されるリスクとチャレンジ>
演劇というのは作るのに時間のかかるものです。劇場をリノベーションするスタッフ、演劇祭で作品を上演してくれるアーティストなど、当然、関係者のスケジュールはすでに抑えられています。みなさまからのご支援があってもなくても、この演劇祭は、やらなくてはいけないのです。出資が集まらない場合、演劇祭のチケット収入および、芸術監督長谷川による借金で、強行実施いたします。少しでも良い環境でこの劇場をオープンできるよう、みなさまのご支援を、よろしくお願いいたします!

右の写真はチャレンジャー演技中、なぜかピンボケになってしまいました。



ギターコンサート

2017-09-12 09:31:24 | 日記
先週のサロン(マンションの月一の催し)でギター・マンドリン・詩吟のコンサートをしました。
ギターは私、マンドリンはこの界隈の名手のMさん、詩吟はマンションの住人で副師範の資格を持つTさん。
今年の初め、私がエントリーした企画なのですが、私の出来は???
人前で弾くのは3年ぶり、昔の発表会の時と同じように途中で頭が真っ白に…
器楽はむつかしいです。
場数を踏んで克服しよう。

Mさんと”ロマンス”を合奏しました。