あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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サンタがくれた贈り物

2014-11-30 08:34:59 | 日記
昨日は、ロゼで「自遊空間劇場」の「サンタのくれた贈り物~雪の降る夜に~」を観ました。
主役の作家「恋二郎」、ところどころ素人っぽいところが出ます。
また、セリフが聞き取りにくい個所がありましたが、全体的には、「こんな作家いるよな」という感じにまとまっていました。
若い役者、「哲」、「太一」、「ゆかり」の3人は、切れのある動き、聞きやすいセリフで、よかった。
特に個人的には、「ゆかり」の色っぽさがよかったです。
若者の軽快な動き、私たちの今度の演目「バンク・バン・レッスン」の参考に・・・なんて思いながら観ていました。
作家「恋二郎」の作品内容として劇中劇に登場するコントの役者たちは、ほんとに芸達者、完成された一流の芸でした。
途中、年配者の登場する場面では、プロンプが飛び交い、やはり齢のハンディって、あるんだ・・・身につまされる思いでした。
最後のパーティの場面では、少し中だるみ(テンションが下がるところ)があるように思います。
でも、芝居のメッセージ、十分伝わって来ました。
ふとしたきっかけで観る機会を得た芝居、何か「サンタのくれた…」ような気分でロゼを出ました。

二人が出会った「あの時」の公園のブランコ・・・いいシーンでした。

踊り・冬の会

2014-11-28 20:07:11 | 日記
日本舞踊・ゆうきの会の勉強会が12月1日にロゼシアター小ホールで行われます。
今日は、最後の全体稽古がありました。
「四季の彩」と題された一連の演目、私は(春)では「柳の雨」を踊ります。
小雨が降っている・・・傘をわずかに広げて差し、裾をつまんで小走りに登場、
川の流れを眼で追う・・・あっ、また雨が・・・
着物のしずくを払って、傘をさして・・・
駕籠に乗って・・・ああ、なつかしい下田の町が見える・・・
下田港の春の雨・・・柳も泣いて・・・最後のキメのポーズ。
けなげな女性らしさを表現します。
短い曲ですが、舞踊の基本的な動きが詰まっているように感じます。
もう一つ、(秋)では、「筆の傘」

~寝付かれぬ夜は なお 恋いしゅうて~

こちらは、女性の激しい恋心、かなり色っぽい感じ、出せるでしょうか。
一年間の総決算、間もなくです。

全体稽古

私は「支店長」

2014-11-25 09:20:06 | 日記
チャレンジャー次回公演の「バンク・バン・レッスン」の稽古が始まりました。
登場人物は、8人、銀行の支店長と行員3人、強盗が2人、あと、客の男女です。
キャストはまだ正式には決まっていませんが、「支店長」だけは、早々と、数少ない男優のYさんと私のダブルキャストになりました。
先週早くも、台本片手の立ち稽古が始まりました。
最初の私の演技、コントのノリで元気よくやったのですが、ディレクターのコメントは、「例えて言えば、熊倉一雄のイメージ」だそうです。
とぼけた飄々とした味わい、どこか暖かく包み込むような、想像力豊かで時に謎めいて別の世界に引き込むような・・・こんな感じですかね。
さて、これからじっくり役造りです。

熊倉一雄さん(ユーチューブから)

これぞチャレンジャー

2014-11-12 21:13:00 | 日記
次回公演の演目が決まりました。
高橋いさを 作 「バンク・バン・レッスン」
銀行での防犯訓練が意外な方向に展開していく、コメデイです。
高校生など若者の演劇集団に人気のある芝居、これまでの高齢者を意識した演目とは、全く異なるエネルギッシュな芝居です。
張ったセリフがポンポン、テンポよく飛び交う緊張感あふれる舞台、新鮮な演目への挑戦です。
画期的なイメージチェンジ、まさにこれぞ「チャレンジャー」です。
ディレクターがいくつか本読みして示した候補演目の中の一つですが、ディレクターも読みながら「これはちょっと無理かな」と言っていた芝居です。
Mさんの発言をきっかけに、集まったみんなの雰囲気が一気にこの演目に傾きました。
ディレクターも「予想外の転回!マイッタナ~」と言いながら、笑顔でした。
ちなみにディレクターは、この芝居、これまで三つの高校で指導・上演したことがあるそうです。
さて、こんな芝居、高齢者にできるのか、新しい客層が呼び込めるか、わくわくする挑戦が始まります。

さっそく台本を注文しました。

茶音頭

2014-11-11 08:32:45 | 日記
先週末、I 市の三曲演奏会がありました。
「茶音頭」という演目は、その中で妻がお茶をたてる趣向でした。
写真のように、妻のお点前は、“主役”のようでした。
このような場を構成していただいたA先生に、感謝したい気持ちです。
I市では、琴の大師匠A先生の指導で、小中学校でも琴の稽古が行われています。
A先生のお琴の演奏、初めて聞きましたが、やはり、心に響くものがありました。
お琴、尺八など稽古事は、その裏にある日頃の努力が偲ばれて、感動するものがあります。

~里は都のひつじさる、数寄とは誰が名に立てし、濃茶の色の深みどり~