あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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温泉旅行へ

2015-11-30 19:11:48 | 日記
先週、劇団チャレンジャーは、舘山寺温泉一泊旅行に行ってきました。
久し振りに快晴の朝、総勢14名、マイクロバスで西へ。
富士以西の第二東名、私は初めて、トンネルが多く、道路建設の技術的進歩を感じます。
お稲荷様に詣でて関所跡へ、長崎で懇ろになった女をどうしても江戸に一緒に連れてきたくて関所破り、あえなく死罪となった男に思いを馳せます。
湖の遊覧船で客の差し出す餌を空中でキャッチするたくましいカモメたちと戯れて、夕暮れのホテルへ。
夜の宴会は、しばらく飲んだあと、恒例(?)の私の踊りで始まって、大盛り上がりの余興合戦に突入。
今回、私は仕上がったばかりの「三下がり騒ぎ唄」という芸者が客をもてなす踊りをやりました。
「おー、大分上達したなあ!」というディレクターのヤジがうれしかったです。
翌日は、宴会疲れをいやしつつ、まず最初は航空自衛隊基地広報館、私は、見学に夢中でみんなにはるかに遅れてしまい、最後は航空機操縦シミュレータに夢中になって、集合時間に遅刻してしまいました。
そして、うなぎ○○の工場と魚センターで買い物をして戻ってきました。
今年の旅行も楽しかったなあ。

写真に写っていない人;私以外の男性3名と幹事の純子さん。

劇中の方言の演じ方2

2015-11-23 19:54:21 | 日記
最近の稽古で、次回公演「鼬(いたち)」の東北弁によるセリフについてデレクターから次のようなコメントがありました。

作者は、完全な東北弁では書いていない。
東北弁になじみのない地域の人でもわかる程度にとどめて、要所に東北弁らしい表現を入れている。
それなので、要所の東北弁のニュアンスは、十分生かすようにしてほしい。
東北の人が実際にどう話すかが問題ではなく、標準語圏の人が聞いても内容は理解でき、かつ東北弁らしい雰囲気が感じられる演技がよい。

なるほど、これには基本的な演技の心得が含まれていますね。
つまり、演技の目指すところは限りなく本物に近づけることではなく、どうすれば本物らしく見えるかです。
私としては、「東北弁のニュアンスを十分生かす」ために、書かれたセリフを標準語的にべたに発音するのではなく、東北弁らしいアクセント、セリフの文字では表せないが、微妙に標準語と異なる発音などは大事にしたいと思っています。
それが「らしさ」につながると思うからです。

万三郎「全く、どうか、こうか、うまく行ったわし・・・」 最後のフレーズ、がんばって東北弁らしく

万三郎の人物像

2015-11-14 18:44:20 | 日記
私の演技は、昨日もディレクターにバッサリと切られました。
私の万三郎のイメージは、旧家のお坊ちゃん。
みんなに気を使って、誰にでも誠実に対応する。
育ちがいいので、ちょっとひ弱なところも・・・なんてイメージしていましたが・・・
ディレクターは、そんな私のイメージを打ち砕きます。
万三郎は元気の良い若者、明るく快活に!
債権者の「おとり」への頼み事や、母親の「おかじ」をいたわる心に誠実さがあらわれるものの、本来は、豪快でキップの良い若者!
もっとストレートに、もっとシンプルに、おおらかな雰囲気を!

その方が、恨みの権化となってひねくれた母親の「おかじ」や、金に執着し、腹の探り合いに夢中の債権者たちとの対比が鮮やかに出ますね。
なるほど。

チャレンジャー次回公演「鼬(いたち)」の台本作者、真船豊の生家(ネットより写真拝借しました)

劇中の方言の演じ方

2015-11-11 15:00:54 | 日記
今朝の劇団Wさんからの電話です。
Wさんは、次回公演「鼬(いたち)」の「おかじ」役、私の演じる「万三郎」の母で、没落していく旧家のお婆です。
電話の内容は、東北弁のセリフについてです。
Wさんは、稽古熱心で東北弁にはなじみがないと言いながらも、東北なまりをできるだけ表現したいと努力しています。
ところが、稽古では、ほとんどの人が、標準語っぽい発音でセリフを言っていています。
Wさんは、同僚からも「違和感がある」などの意見を聞いているそうです。
それで彼女、ディレクターにそのことを聞いたけど、思うような返事をもらえなかったみたいです。
それで私の意見を聞きたいと。
本読みの最初、たしか私もディレクターが「方言の雰囲気を大切に」と言われた記憶があります。
私自身も、できるだけ東北弁に忠実にと考えているので、「違和感があるなら、標準語っぽくしゃべっている人の方こそ、東北弁に近づけるように努力すべきだろう」と思うのですが・・・
しかし、一応Wさんには、ディレクターがそういう雰囲気なら、仕方ないよね。
あまりどぎついなまりは避けて、それでも、東北弁の雰囲気は保つようにしようよと答えました。
この頃は、これに限らず他にもディレクターの演出に一言、言いたいなあと思う場面があります。
これも私が一応、自分なりの考えを持つようになった証かな。
でも、私はいつもディレクターの指示は、その通り受け入れるようにしています。
演出は、人によって千差万別、演じる役者によっても・・・
ディレクターは、全体として良い選択をしていると感じるからです。

昼の散歩で中央公園の寒桜、上着を脱ぎたいくらいの暖かさでした。

会津旅行

2015-11-05 18:54:50 | 日記
「鼬(いたち)」の面影を求めて、旅行してきました。
さ~て、記事を書こうと思ったら妻からメールが来ました。
妻のメール、ノーカットで旅行記にしましょう。

会津旅行、結構ラッキーなことが多くて楽しかったですね。
安達太良山はイマイチだったけど、五色沼の散策は鯉にも出会えてしっとり良かった。
注)純白のボディの脇腹に真っ赤なハートがある鯉なのです。

腰の痛みも嘘のように無く、歩くのがいいかも と思いました。
2日目は紅葉バッチリで大満足。
只見線でボックス席が空いているように見えたので二人でそこに移ろうと
誘おうとしたら、小さいおばちゃんが座っててビックリ。
結局おばちゃんと相席になっちゃいましたが、結構楽しかった。
注)過疎地で一人農業するお婆、久しぶりに列車で親戚に会いに行くのか・・・色々田舎暮らしのいい話をしてくれて、”見知らず柿”を3個くれました。

鶴ヶ城も良かったね。茶室も見たし。
大内宿はどうでした?あの高台からの眺めも印象的。
ここが第一目的と思ってましたがあっけなく終わってしまって、
満足できましたか?
とにかく気楽なのが最高。いい旅でした。ありがとう。またどっか行きたいね。

大内宿、新街道の開発で主役の座を奪われた宿場町・・・没落する旧家、万三郎の想いを重ねて・・・