あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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公演終わる

2017-05-22 20:09:19 | 日記
高齢者演劇集団チャレンジャーの第11回定期公演が終わりました。
今回の演目は、作 太田善也、演出 原田一雄 「ら・ら・ら」
子育てが終わる、夫が定年になる、そんな時期の夫婦は改めてお互いを見つめあうことになります。
そして二人だけの恋人時代の再来?それとも熟年離婚?…いやいや多くの場合、そんな極端な事にはならずにそれぞれの形で新しい夫婦関係を再構築していきます。
環境変化のために生じる夫婦の感情の行き違い、違和感、葛藤、苦悩…そして新しい夫婦関係の再構築へ。
今回は、こんな身近なテーマでした。

アンケートによるお客様の評価;
・等身大の身近なテーマでわかりやすく、楽しめた。
・同じ世代の夫婦関係、そうそう!!あるある!!
・夫にも是非、観てもらいたかった。
・同世代の役者の生き生きした演技に勇気をもらった。
・来年もぜひ来たい。

カーテンコール 満員御礼、ありがとうございました

舞台衣装

2017-05-18 06:17:53 | 日記
どうやら風邪は治ったみたいです。
約1ヶ月かかりました、こんな経験ないですね。

16日の稽古日に衣装係のSさんから話がありました。
「(私の役の)筑紫さんの衣装、もう少しかっこよくしたい。そういう意見が出ています。」と。
確かに「筑紫さん」は、自分のキャリア、奥さんの人となりまでも偽って自分をカッコよく見せようとしている人ですから。
そして昨日の午後、近くのスーパーに買い物に行ったらレジのところで劇団の役者仲間のNさんにばったり。
Nさん、いきなり「そのシャツいいじゃない。それ本番の衣装にしたら?」だって。
ひょっとすると女性たちの間で「筑紫さんの衣装がイマイチ」という意見がひろがっているのかな?
でも、もう私の「衣装係」の妻に相談する時間も無いし…
私自身は、猫背にならないように背筋を伸ばして…これが一番だいじと思っています。
今日は大道具搬入、明日は場当たり、それからゲネプロ、そしていよいよ本番!

今は、木々の花が咲いて樹木観察に最適な季節です。広見公園の”トベラ”

体力を保って本番へ

2017-05-13 10:29:16 | 日記
もうほとんど咳が出ません、95%まで回復しました。

チャレンジャー昨日の稽古は、午前午後で両チームそれぞれの通し稽古がありました。
前回体調不良で欠席した主役の一人、Oさんも元気に参加しました。
Oさんが入るといつもパ~と舞台が明るくなるように感じますが、昨日はイマイチだったかな。(私の感じです)
午前中Bチームのダメ出しでは、私の「筑紫さん」、演出のMさんから久しぶりにダメを頂きました。
「声量が落ちる」;
「筑紫さん」が落ち込んだり窮地に立って弱気になっている場面、あるいは独白を詠嘆的に言う場面、私は少し声量が落ちでいるようです、ここにダメが出ました。
普通の会話では違和感があっても舞台上では全てのセリフが客席に届くことが必要です。
大きな声でひそひそ話ができる、こんな技術が役者には必要なのです。

夕方稽古終了、ここでディレクターから日曜日(14日)の稽古中止が告げられました。
Oさんもそうですが、みんなの疲労の度合いを察してディレクターが決断されたようです。
「芝居の方は多少のミスはあるがお客様に観て頂けるレベルにはなっていると思う。だから今は、体を休めて事故なく本番に集中できるように体力を温存する方が良い」と。
この夜の私、6時に夕食を取りながら即うたた寝、つけっぱなしのテレビ、ドラマ「ツバキ文具店」、未華子の顔がおぼろげに…、内容は全く思い出せません。

舞台はアンサンブル

2017-05-10 11:13:04 | 日記
まだ咳がでます。
でも昨日の練習では、合唱も1時間みっちり歌い切りました。
もう大丈夫。
最近は、日曜日にも稽古が入っていますが、私は週末東京で過ごすのでこの日は欠席しています。
そのせいで休み明けの昨日の稽古では、舞台上での私の居場所がなくなっていて、「あれっ?」とちょっと戸惑う場面がいくつかありました。
つまり劇中での役者の動きは、椅子取りゲームのようなもので稽古のたびに微妙に立ち位置が変化していきます。
それで稽古を休むと、それまで私がいた場所がほかの役者に占められている状態が生じるのです。
それでも役者として、私の「筑紫」にとって失われたその場所がどうしても演技上必要な場合があります。
舞台は役者のアンサンブル、アンサンブルは生き物、誰かが欠席するとそこを埋めるように新たなアンサンブルが出来てしまう。
本番まであと少し、稽古は絶対休まないぞ~

衣装合わせ

2017-05-03 14:46:54 | 日記
先月13日からの風邪、どうやら90%治ってエヘン虫も昨日からほとんど出なくなりました。
昨日のチャレンジャー、午後3時からの合唱練習でも久しぶりに本来の“美声”で歌うことが出来ました。
さて、昨日は本番の舞台の衣装を決める“衣装合わせ”がありました。
今回の芝居、時代は今から5年ほど前、登場人物の年齢もほとんどが60歳前後と“等身大”なので衣装も役者が手持ちのものを持ち寄りました。
まず、それぞれの役者が衣装係などと相談しながら事前に自分の衣装を決めていきます。
それらを身につけた役者が一堂に会してディレクターの評価を受けます。
いつものことですが、女性たちの衣装に対するこだわりは、私などには想像を超えるものがあります。
役者の方は出来るだけ自分がよく見える衣装にしたいという思いがあります。
ディレクターの方は、役の人物像、役の重要性、役者全体の配色バランスなどから評価します。
それで両者の思いが食い違う場合があって決定までかなり難航することがあります。
結局はディレクターの意向によって決まっていくわけですが、女性たちの無念さが感じられる場面もあるのでした。
頭の先から足の先まで全ての衣装を妻に依存している私などは、延々と続く”品定め”の議論を完全に傍観者的に聞いているしかありません。

衣装合わせ