あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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先生ありがとうパーテイ

2014-03-30 20:08:06 | 日記
FBC(富士ベートーベンコーラス)でピアノ伴奏を担当されているS先生。
2月に公演したバッハ「ロ短調ミサ」の打ち上げ会での出来事です。
S先生は、「指揮の福島先生の指示で『全曲半音下げの音階で』演奏することになり、頭がおかしくなるほど苦労」されたことを、ユーモアを交えてスピーチされていました。
何しろ全曲120分以上の大曲を全て半音下げに翻訳してピアノ演奏するのは、素人目には気の遠くなるような仕事に思えます。
私などは、半音下げでも全く意識なく歌っておりますが・・・(すみません)
S先生は、「絶対音感」なるものをお持ちのようで、少しでも音が変わると「気持ち悪い」みたいです。
そんな苦労を慮ってか、「S先生の慰労会をやろう」と団長から話があり、それが昨夜実現しました。
S先生、ピアノ伴奏だけではもったいないくらい曲に対する深い知識をお持ちで、私にはちょっとついていけない音楽談義などが弾んで気が付いたら3時間も経っていました。
現在、練習中のブラームス「ドイツ・レクイエム」の公演では、S先生のFBC ピアノ伴奏の初舞台が予定されていて、晴れ姿、楽しみです。
話に夢中で、春らしい見事な料理、あまり覚えていません。
板長さん、ごめんなさい。

ピアニストの手・・・
すばらしい世界遺産級の日本料理がゾクゾクと・・・

新人「智美」の稽古風景

2014-03-26 19:27:20 | 日記
昨日の稽古は、洋子の娘・智美が母にアメリカ留学の希望を切り出すシーンです。
隣の部屋では、洋子・智美が介護を始めた祖母・タツがその弟の保と久し振りのつもる話で盛り上がっています。
「智美」役に抜擢された新人のKさんの演技に、ディレクターのダメが嵐のように降り注ぎました。
ちょっと気の毒な気もしましたが、私にとっては、また新たに自分の演技を見直すヒントがふんだんに盛り込まれていて、興味深い稽古でした。
ディレクター語録の一部を紹介しましょう。
・セリフは、体の中に気分が醸成されてくるまでしゃべるな。
・セリフは、体の中で何かが化学変化して、その結果として出てくるものである。体に何もない状態で、口だけ動かすな。
・暗記してきたセリフを安易に口に出すな。一言一言に、責任を持ってしゃべれ。
・あせって言葉が早くなるな。声が高くなるな。語尾を締めろ。
・言葉のイメージをしっかり持ってしゃべれ。
・口が早いと薄っぺら、言葉だけが先走って、内実が何も感じられない。もっとゆっくり、もっと丁寧に、それなりの勉強もしてこい。
・役者は「いい終わったあとの口跡がどう残るか」が命。語尾が流れると、口跡が何も残らない。
  口跡が残せなければ役者はできない。
・発する言葉が上滑りしたり、口が早くなったらおしまい、何の表現にもなってない。
・体が動いていない、体が反応してない。
・たとえば「じゃ、なんなのよ」というセリフ、最後の「よ」の強さ、音程、長さ、その他説明できない口跡によって、
  真剣み、真面目さ、丁寧さ、慎重さ、いい加減さ、蓮っ葉な物言い、など全く異なる印象になる。
それにしても、Kさん、何回も何回も、同じセリフを繰り返し稽古、わるびれず、冷静に、ちょっとただ者でない感じがしました。
そして、ディレクターの“ダメシャワー”は、なんだか、ちょっとうらやましいようにも感じました。


裕紀先生のお祝いパーティ

2014-03-16 20:48:45 | 日記
私の踊りの師匠である泉裕紀先生は、平成25年の文化庁芸術祭の優秀賞を受賞されました。
今日は、その祝賀会がホテルG富士で開催されました。
市長さんを始め、多くの来賓が出席されました。
裕紀先生は、今回芸術祭で受賞されるほどの踊りの名手であることはもちろんですが、来賓の方々の祝辞を聞いていると、更に広い活動が評価されていることが分かります。
F祭りを始め、先生の市内のイベントに参加する多くの団体のパフォーマンスの指導は、素晴らしい成果を上げていることが分かります。
私が虜になったのは、単純に先生の踊りの所作の素晴らしさなのですが、先生の魅力はもっといっぱいあるみたいです。
マイクが回ってきたので、私も先生に指導を受けられる幸せを、とつとつとアピールしましたよ。
ちょっと、飲みすぎたかな。
でもざわざわしていた会場が、私のスピーチの途中でスーッと静かになったのは、いい気分でした。

先生のスピーチ、風邪でハスキーだがちょっと涙声

幸一の人物像

2014-03-12 20:23:55 | 日記
「わがババわがママ奮闘記」の台本読みが順調に進んでいます。
昨日は、私の演じる脇坂家の長男「幸一」が再び登場する後半の二幕四場の読み合わせがありました。
幸一の姉の洋子が母タツを引き取り、娘の智美と共に面倒を看ていましたが、タツとその弟の保の不注意でボヤが発生します。
幸い大事には至りませんでしたが、それを聞いて身内の幸一・清子夫婦、妹の君子が洋子の家に駆けつけます。
この場面での「幸一」の演技に幸一の人物像が示されます。
実は、私は、この稽古に臨む前に幸一の人物像を次のようにイメージしていました:
・自分が母の面倒を洋子に押し付けたことを棚に上げて、ボヤを防げなかった洋子の不手際をなじる身勝手な人間。
・芝居としては、「厳しい条件の中でも母を引き取った責任感の強い洋子」と「長男でありながら母の面倒をほかの姉妹に押し付けた身勝手な幸一」という対立軸。
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でも、ディレクターの演出は、全く違いました。
ディレクターが示す幸一の人物像:
・長男でありながら、母の面倒を看られない自分の不甲斐なさを感じている。
・長男であるプライドを持ち、事情が許せば母の面倒を看たいと心から思っている。
・家庭の事情から、自分が母の面倒を看られないジレンマに、ついつい愚痴が出てしまう。
・姉妹に対しても、役割を果たせない自分の無力さを感じて、ちぐはぐな態度になってしまう。

そしてディレクターは言います。
「この場面で、洋子が色々と母の介護に対する自分の考え方を訴える。
その間、幸一はほとんど無言であるが、この場における幸一の姿こそ最も観客に見せたいもの、この場面の幸一をいかに際立たせるかがポイントだ。」と。
ちょっと、私としては何だか恐ろしいことになってきたという感じですね。

子どもの茶道教室

2014-03-08 14:47:29 | 日記
久しぶりに東京のうちにいます。
いい天気、庭の梅がいい形に咲いてます。
朝、10時元気な子供の声が聞こえます。
妻の茶道教室、開校です。
この教室、子どもたちに結構人気が高いみたいです。
孫の日香も参加していて、この日ちょうど誕生日、クラスメイトから祝福の声が・・・
教室では月1回、会誌が発行されます。
ほのぼのとした楽しい内容です。