良い人になろうと思っていたら、良い人にはなれない
私はそう教えてもらった。
だってね、良い人っていうのは、良い事をしたとき、良いことをしたという意識がないだろうから。
自然に出来るということが大切なんだろうね。
それは、人から良い人だと思われていても、その人自身は気が付かないってことだ。
だから自分が良い人なのかは自分では分からない。
そういうことを考慮して考えても、私はきっと良い人にはなれていない。
だって、なにかした時には、
「あー、良い事したなー」
って思いっきり思うから。
先日、インターネットの無料動画で、「ペイ・フォワード ~可能の王国~」っていうのを見た。
とても切なく考えさせられる映画だった。
この映画では良いことをしようって思って良い事をしている。
誰かに対して簡単には出来ないような良い事をする。
そしてその人にこう伝える
「誰かに3つの良いことを渡してください。簡単には出来ないようないいことを」
これは話としてありきたりのように感じるけど、大きく違うのは、
良い事を、良い事をしてもらった相手に返すのではなく、誰かに良い事を渡すということ
そしてその相手を100パーセント信じていること
そうすることによって良い行いが鼠算式に増える
とても甘い考えだけどね、それが現実に出来るような世の中だったらすばらしい。
そうなった時、きっと総理大臣が公衆の面前で堂々と冗談を言っても、きっとみんなで笑い会える国になってるよ。