青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

時間と生命

2008-02-28 22:55:28 | 日々思うこと

今月も今日で終わりかぁ~

と思ったら、明日もあった。

私は2月29日生まれの人は、4年に一回しか年を取らないんだと、小さい頃は本気で思っていた。

でも人より年を取らないっていうこと=長生き出切る

っていう事じゃないんですよね。

宇宙に行き、数年後に返ってきたらサルが地球を支配していたっていうのはサルの惑星。

浦島太郎も同じ

どんなにがんばって時間を支配しても、個人が生きる時間は変わらない。

遠く離れた宇宙に行き、巨大な質量の星の周辺に行き着くと、時空に歪みが生じて時間がゆっくりと流れる。

ブラックホールも超巨大な質量の星の成れの果てと考えられているから、その時間の歪みもより大きくなり、ブラックホールの中を地球の時間の感覚で見ると、時間が止まって見える。

ブラックホールの中で生活した人がいるとして、その人が一歩あるく間に地球では何十年も過ぎているということになる。

そうすると時間が遅い空間で生きる人は、地球の何千年、何万年に当る時を過ごせる。

とても長生きだ。

でもそれは地球時間と比べて長いだけで、本人は単に寿命を全うするだけ

時間は相対的なものでしかない。

生き物はどんなに時間を支配しても、長生きは出来ない。

人生80年生きるといっても、それは地球上の感覚でしかない。

若くして死ぬ人が可愛そうかどうか、長生きが幸せか、それは本人次第で、

本来は時間の枠にとらわれず、人生を全うすることが本当に幸せなのだと思う。

あなたは何年生きるのか?

その問いに一番近い答えは多分こうだ

「私は死ぬまで生きる」