青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

パソコン購入秘話

2008-06-04 23:07:41 | ブログ

私が今ブログを日々書いているこのパソコン。

このパソコンの購入のことを書いたことあったでしょうか?

多分無いですね。

まー何度でも書いておきましょう。

パソコンを買うということ自体は、普通余り思い出して書くような事ではありませんが、私のパソコンはちょっと変なルートで手に入れたパソコンなんです。

前使っていたパソコンが古くなり処理能力がソフトに追いつかなくなってきて、新しいのを買おうと決めました。

動機はいたってそんな単純なものですが、その時使っていたテレビがもう色がおかしくなっていたので、どうせだったらテレビを見られるパソコンを買おうと思い、近くの家電品店を回って見て歩きました。

そうしたら予想通り高かったんです。

だから「通販でもいいかっ」と思ってインターネットで見てみたら、家電品店よりは幾分安いものの、通販でも私が探している物はそこそこ高値でした。

だから今度はネットオークションで新品を探しました。

それでもやっぱり高くて、私の予算内ではとても買えなかったんです。

そして機種のグレードをちょっと落とそうかと考えていたら、何日かして私の希望の機種が希望以下の値段で出品され、しかも5台くらい出ていたんです。

ラッキーと思って見て見ると、確かに出品はされていますが条件がありました。

その条件というのが、落札後商品が届くまでに1ヶ月~2ヶ月程度要するということと、商品手配の都合で料金は落札後2,3日中に振り込むというものでした。

だから安いんだなと私は勝手に解釈して、特に急いでいるわけでもなかったのでその商品に入札し、最期まで誰にも入札されず出品価格のまま落札しました。

そして私は約束通り15万円振り込み、そのまま2ヶ月ほど経過しました。

そしてメールが入りましたが、メールの内容はこうでした。

「商品が準備不可能となりましたので商品代金+代金の10%を迷惑料として上乗せして返金します」

という内容でした。

私は急いでいないとはいえ2ヶ月も待ったので少しがっかりしましたが、それでも返金されるならまーいいかという思いでそれを了承し、後日約束どおり15万円+1万5千円が返金されました。

なんだか貸していたお金に利息がついて戻ってきたような感じです。

そして私はまたパソコンを探すことになり、またオークションを物色していると、また同じような出品内容の商品を見つけました。

私はまた懲りずに入札してしまいました。

今度もまた15万円くらいで、条件も一緒ですが出品者は別の人です。

そして先に15万円ほど先に振り込み、また2ヶ月待ちです。

そして2ヶ月ほど経った頃、今度は商品が届きました。

それが今私が使っているパソコンです。

何処にも不具合はないし、故障も無く新品の家電屋さんで売っているのと同じパソコンです。

でも、それから間もなくニュースで取り上げられているのを見たとき、自分がとても危ないことをしていたことを知りました。

私が買ったような商品の出品方法を繰り返している人たちのことをチャリンカーと呼ぶのだそうです。

要は自転車操業者のことです。

私が最初に振り込んで10%多く返金された時、

貸していたお金に利息がついて戻ってきたようだと感じたと書きましたが、それは私がそう感じたのではなく、正にその通りだったんです。

私が先払いしたお金は、商品手配の為に必要なわけではなく、自分の借金を一時返すために必要なお金だったんです。

多分金融業者や取引先に返しているんでしょう。

そして一時的にその場をしのいで、また別からお金を借り(落札させ)、そのお金を前にお金を借りた人(前の落札者)に返すことを繰り返すのです。

私のところに10%多く返金すると当然赤字ですよね。

でもチャリンカーと呼ばれる人達は、一時しのぎでそうやってお金をやりくりして、訴えられたり犯罪者にならないようにしているんです。

でも自分の借金は当然増えていってしまいます。

それが自転車操業というものだというのを、私は買ってからニュースで知りました。

私はなんとも運よく、1万5千円得した上に商品も格安で手に入ったので、なにも文句はないのですが、そのまま代金持ち逃げっていうトラブルも後をたたないので、皆さんもよくよく注意して下さい。

でも今は禁止されている出品方法ですけどね。