妄人妄語 衆議院議員野田聖子さんの選挙公約消去 有権者・国民を愚弄するサイト一時閉鎖に抗議します!「非道」はどっち?

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中川昭一を殺してから冥福祈るでたらめ報道ステーション。土建屋と民主党が喜ぶオリンピック招致擁護。

2009-10-13 21:50:03 | マスコミ批判


すでに先週になってしまったが、報道ステーションはオリンピック東京招致失敗をどう報道するのか、と思いきや、全く触れずじまいだった。先々週の最後の日にまるで今にも「朗報」がありそうだという雰囲気で猪瀬に裏話をさせていたようだが、はずれたら全く知らんぷり。そりゃそうだろう。だってオリンピック招致のCMを流していたから税金がどぶに捨てられたなどと言えるわけがない。

そういうことの総括もないまま今度は広島・長崎の無謀な立候補表明があり、平和のためにそれ自体いいことだという一色のコメントこれまたCM欲しさのでたらめな無責任発言。他のワイドショーなどでは必ずと言っていいほど指摘されているからオリンピック憲章で「一国一都市」の開催が明記されていることは知らないはずはないのにそんなことは知らんぷり。

いくらなんでもめちゃくちゃだ。だいたいこういうことをオバマのノーベル賞と比較することじたい狂っているとしか言いようがない。

だいたいノーベル賞、特に平和賞は佐藤栄作、アル・ゴアなどめちゃくちゃな人選をやって来たことは周知の事実で、今回もアメリカ国内だけでなく世界中が全くわけわからず、オバマ自体も戸惑っているではないか。

核廃絶を言うならまず自分が実行しろよ。こういうでたらめな世界平和ムードに踊らされてるのは世界中で朝日だけだ。

そういうでたらめな報道の仕方は羽田のハブ化とJALの赤字問題のくっつ方にも見て取れる。今までの政府の近視眼的(古館が言った言葉だがこれは差別用語に近いのではないか?)政策を批判して民主党をかばおうということだろうが、では何をどうすればよかったのか、あるいはこれからどうすべきなのか。

関西に空港をいくつも作ったのは確かに失敗ではあろうが、かといって過密するダイヤで一つの空港だけに国際線を集中させることは危険ではないのか。JALはようするに融資すべきではなかったというのか、ではつぶすべきではなかったのか。そもそもどうしてこういう事態になったのか、など分からない点は多い。

この社長はたしかアメリカのテレビで電車通勤、車内食堂の利用などでほめられていたが、そんなことはともかくJALは昔から批判されてきたにもかかわらずそれを無視してきた。自分が大学で習った教授は雑誌にJALの悪口を書いたところ社員が菓子折りをもって謝りに来たそうだ。忘れたころにまた書こうと思っているといっていたがそういうマスコミの風潮が問題だ。

忘れたといえば報道ステーションは松岡の事務所費問題や中川の会見をさんざん怒り狂いながら報道したことを忘れたのか。中川は古館が中川を落選させ殺したようなものだ。西松の献金に関しても二階も調べろ、と言っていたではないか。亀井の献金、鳩山などの事務所費問題などにはいからないのか。

各省の副大臣を呼んで休日返上で古川元久が予算の編成してるみたなパフォーマンス、岡田のアフガニスタン訪問、何をどうやるか中味空っぽの政治家のパフォーマンスに税金が浪費されるのを見るのは腹立たしい限りだ。


とにかく報道ステーションはめちゃくちゃだ。

ヤクザの論理として民主党批判を許さぬ御厨貴東大教授薬師寺克行ら政府役職狙いチンピラどもは絶対許さん!

2009-09-12 08:51:42 | マスコミ批判


今回の選挙では自分は選挙区は民主党の候補に投票した。自民党があまりにひどい小泉改革否定に傾いたことなどから仕方ない判断と思ったが、早くも予想外の事態が進行しつつある。

朝日がグループ全体で民主党を熱烈応援していることは周知の事実だが、朝日はすでに民主党が公約を実現できないことを既定事実としたうえでそれを一切批判するな、というキャンペーンを張っている。

先週の水曜だったか、民主党の議員が報道ステーショーンに出て、高速道路の無料化について話した。そこで一色清は地方から実験的に無料化をやっていけばよい、という「マニフェスト無視」を押し付けた。(実際には後述するようにマニフェストには逃げ道も用意していたが選挙期間中にこの番組に出て一方的に喋りまくった民主党代理人と言うべき山崎養世はそんなことは言っていなかったはずだ)

古館が無料化にしたら税金がかかるとしたのに対して、その議員(名前は忘れた)は「すでに税金は使われている」という頓珍漢な答えでなにがなんだか自分もわけも分からず、しゃべりながら上を向いて考えつつでたらめを並べていたが、古館もそれじゃ「もっと税金がかかる」ということは言いはしない。

さらに驚いたのが、9月11日朝日のopinion欄での「対談」だがこれは単なる民主党マニフェスト放棄を批判するなの大合唱である。

御厨貴は「欠陥をあげつらい『この通りにやってもらおう』と迫るのは『やくざの論理』だろう」とさえ言っている。

現実的に臨機応変に対応して構わない。だができない場合には、そのことをきちんと説明しなくてはいけない。それこそが本当の説明責任だ。これをちゃんとやれば、マニフェストの信用性が逆に出てくる。

こういう言い方はまったくわけが分からないのであるが、薬師寺克行も「『マニフェストは国民との約束だから全部やるべきだ』『マニフェストと違うことをやるべきではない』というのはマニフェスト原理主義だ」としている。

竹中治堅にいたっては「友愛を標榜する鳩山さんなのだから『増税した分はこういう形で使うから安心なんですよ』という長期的なビジョンを(中略)示したらよいのではないか」として民主党が必死に否定してきた増税、自民党に関して民主党が批判した増税路線を民主党にさせようとすらしている。

民主党がまだ閣僚人事さえ固めていない段階でこのようなマニフェスト放棄擁護を勝手に朝日が始めたのは異常である。異常であると言う以上に朝日は民主党のマニフェストが実行不可能であると考えていることは明らかで、それならそれでどうして選挙前にそういうことを言わなかったのか。

朝日は民主党は財政的裏づけを明らかにせよとは言ったが「政権をとったらマニフェストは実行しなくてもよい」などとは言わなかったはずだ。むしろ過去の自民党のマニフェストがどれだけ実行されたかを検証したぐらいであったはずだ。

なぜ民主党が政権をとったらそういうことを言い出したのか。

子供でも分かる実行不可能な作文マニフェストが実行可能とは共産党にさえ愛想をつかされているから言えないのだろうが、それにしてもやくざの論理とかマニフェスト原理主義とはあまりに嘆かわしい言い方である。

民主党のマニフェストでは「高速道路を原則無料化して、地域経済の活性化を図る」としている。しかし「具体策」では「割引率の順次拡大などの社会実験を実施し、その影響を確認しながら、高速道路を無料化していく」としていて充分逃げ道は用意しており、朝日が民主党に代わって言い訳(にもなっていないが)を最初から用意する必要はない。

むしろこういう言い訳???がマニフェストに用意されていながら民主党のマニフェストを単純化して民主党への投票を強制的に増やし、マニフェストの言い訳その他詳細を一切伝えなかった大詐欺師朝日の責任は大きい。


その点をだますためにマニフェストの放棄を批判する人間はやくざだといっているのだろうが、そういう自分たちは詐欺師だ。

こうなってしまうとマニフェストの意味はなんだったのかと言うより言論の自由を抑圧する民主主義政治の完全な否定である。


はっきり言って民主党のマニフェストにはどれ一つ取っても自分には実現不可能としか思えないことが山ほど並んでいるが民主党は財政的裏づけがある、と何度も繰り返したのだから可及的速やかに(これにも「工程表」なる逃げ道はある!)すべて実現すべき義務があり、実現できないときには自ら下野すべきだ。

実現できるかどうかの議論は選挙中にやるべきで長い選挙期間中にそれをやらずに今ごろ実現不可能だからやらなくていいなどと言っている朝日はとんでもない詐欺師で民主党同様、訴えられてしかるべきだ。


森田健作千葉県知事の政党所属問題で勇気ある行動をした有権者諸君に同じ行動を再び期待したい。

自分はこれを書くのが精一杯。久しぶりのブログ更新だがやっぱり肩が痛いというかこれほど馬鹿な国で死にたくないと思いつつ亡命する資金がないのを嘆きながら税金に苦しめられている。

いずれにせよ私も民主党に投票した者としてマニフェストは全部実行してもらおうと主張する権利はあるはずだ。



















椿発言もびっくりの報道ステーション発自民党大物次々落選しそうだ報道

2009-08-13 23:23:27 | マスコミ批判


二週間ほど前だったか、古賀誠の選挙区に関するレポートがわりと長い時間報道ステーションで放送された。どう考えても民主党の候補を後押しする内容だ。

かつて細川政権が誕生した時椿というテレ朝幹部が政権交替を目指した放送を指示したことが問題になるものの久米が「○×の選挙区のみなさんよろしくお願いします」などと言っていた場面が検証されることもなく問題なしとされてしまったことは記憶に新しい。

古賀が苦戦していて危機感を募らせているというないようだったが、そのような内容は古賀だけでなく、町村や与謝野などほぼすべての報道ステーションが流した選挙区の選挙情勢に当てはまる。

つまり報道ステーションは大物自民党代議士に民主党の新人が善戦しているという情報を流して、自民党の大物が落選する可能性がある、と訴えかけ、浮動票がすべて民主党に行くよう働きかけているわけだ。

普通ならどうせ投票したとしても自民党の大物は落ちないだろうと投票をあきらめている反自民の決起を促しているのは明らかだ。

自分とて、今の自民がよいとは思わないし、たとえば今日取り上げられた森が落ちればそれに越したことはないと思う。しかし、先日の町村にしろ、森にしろ、普通に考えれば落ちるはずはないのである。東京の与謝野にしても確かにいままでは落ちたり通ったりというところならまだしも森や町村が落ちるはずはない。

しかし、それをいかにもこの選挙戦は自民大物が落ちる危険性があるという情報を流すことによって実際に落として見せようとしているのは明らかな選挙違反ではないか。

以前細川政権が誕生したときのテレビ朝日の椿発言はテレ朝の椿というえらい人がまるで自分のおかげで政権交代が可能になったような主旨の発言だったが、今回のようにあまりにでたらめな報道の仕方はそのテレ朝体質が今さらに強固なものになっていることを示すもので、これでは自民が下野しないはずはないではないか。

今日の森の話では最後に古館が整備新幹線が対立軸になると言っていたが、あのビデオを見たらそうは言えないはずだ。あのまったく政治の経験のない候補は岡田と完全に意見が食い違っていて、整備新幹線について自民党が民主党のネガティブキャンペーンをしていると怒っていたではないか。つまりあの候補も整備新幹線の推進を否定しておらず、それが森とあの候補の対立軸になっているとは言えないのだ。

それにしても森の応援演説に駆けつけた舛添といい、静岡で土下座をしていた片岡さつきといい、見苦しいにもほどがある。4年もやれば議員の収入だけでも億単位になるのだから杉村泰蔵のようにそれで満足してやめられないのか。

億という金が麻薬になってエリートを狂わせてしまうのだから、おそろしい。とにかく町村にしろ森にしろ古賀にしろ普通に考えれば落選するわけがない。それをいかにも落ちそうだという情報を流すのは報道機関として抹殺すべきだ。

NHKは意外と綿密な票読みをしていて驚いたことがある。実際、有力者に電話して票読みをして自分たちの票読みも示していてそれが実際にあたった。

選挙速報などで生かされるわけだが、テレ朝の選挙速報は投票が締め切られた時点で民主党の大勝利、自民党大物議員次々落選ということになりそうで、実際そういうことになったらテレ朝のおかげだとまた誰かが言うのだろう。

それで何かおいしい思いをする人がいるのだろうか。

とにかく今日の古館の発言はおかしい。あの候補は抗議しないのだろうか。






オバマの経済政策を激賞する報道ステーションをアメリカ人が見たらあきれるだろう

2009-02-20 20:50:43 | マスコミ批判


もうおしまいだと思うほどアメリカの経済は悪化しているように自分には思えて仕方がないが、報道ステーションやそれに出ていた専門家はそうは思っていないようだからアメリカ経済の先行きは安心だ。

日本はどうしようもないということでは世界中一致しているようだが、アメリカ国内に関して言えばむしろオバマの経済政策でも悲観論や怒りが噴出していることはテレ朝の人たちは知らないようだ。

番組を見ているといかにもオバマの財政出動が自発的かつ迅速に行われているようだが、それは中川の会見を編集してしまって全体を見てないからじゃないか。

アメリカに財政出動するように要請したということは中川は言っているんじゃないか。ただのヨッパマンでもど素人の付け焼刃のにわか専門家集団よりかはまとまなのではないか。

だいたいガイトナーなんかヨッパどころか税金払ってなくてすったもんだの末にやっとこさ就任したんじゃないか。財政出動などもG-7前に出しておくべきものだったんじゃないのか。

ちなみに前の駐日大使が離日してから一ヶ月以上たっているがもともと日本にいた人を臨時駐日大使にしたままでないか。

オバマ政権は決して順調な船出ではないというのは世界の一致した見方だと思っていたが、それが報道ステーションによって見事に覆された。

断るまでもないが、冒頭の部分などを含めここではいくつかいやみのつもりで書いているところがある。

アメリカののメディアでは最近「納税者の払った金」ということがよく言われているが、ようするにあの住宅バブル自体が異常だったのであって、それに乗せられた人たちの責任を政府が負うというのは「徳政令」にたとえるべきことではないだろう。

家をなくすといったってアメリカ人の家はわれわれ日本人(古館や中川は違うが)のウサギ小屋とはわけが違うんだぞ。だいたいアメリカの住宅が値下がりして売れないなんて今にはじまった話ではないではないか。

郊外の家を処分してニューヨークの中心街に引っ越した独身の人たちのビデオも見たがあれはもしかして報道ステーションじゃなかったか。

とにもかくにもレーガノミックス以来アメリカの財政赤字が世界経済に及ぼす悪影響はさんざん言われているのにこんなにジャブジャブ財政出動してなんであんなにアメリカは素晴らしくて日本は駄目になるのかね。

だいたい今の日本の経済はアメリカの金融危機が日本を直撃しているわけだし、政権交代で生じた政治空白がむしろ世界経済の悪化を招いているとも言えるわけでむしろ日本はこれからアメリカにどんどん文句を言うべき立場ではないか。

つまりかつてのバブル崩壊の時とまさに立場は逆転していることぐらい気づいたらどうなのか。

とにかくヨッパマンの映像ばかり出して予算の中味を審議させない口実を野党に与えて与党には何もさせない、それでいて政府は何もしないとわめく古館などテレ朝こそが日本で苦しんでいるものたちをさらに追い詰めているんだ。

自分たちはそれで儲かるんだろうけれど、こんなことばかりしていて恥ずかしくないのか。

野党も今解散しろなんて正気だとは思えない。


ちなみに穀田が朝ズバでブッシュが靴を投げられたが日本では麻生がさじを投げられているといっていたがそんな大喜利みたいなことを言っている場合か。

だいたいあれはバグダッドでの話しだろう。


くだらない評論家やお笑いタレントみたいなどうしようもない連中が国会議員やマスコミにいるこの国はよく滅びないものだとあきれてしょうがない。





経済の話はできず酒の話しか出来ないアルコール依存症差別の報道ステーションはしらふでも酔っ払い以下

2009-02-18 21:26:53 | マスコミ批判


中川の会見と辞任のごたごたでテレビは大喜びのように騒ぎまくっているが、ちょっと騒ぎすぎじゃないか。

たしかに昼真っから酒を飲むのはよくないが、アルコール依存症というのも一種の病気だろうからそれをこれだけ糾弾していいのか。

不思議なのは最初はこのニュースは「酩酊会見」という風には報道されなくて「答えがかみ合わなかった」などという風な見出しでネットなどで流され次第に酔っ払っているなどけしからんという風潮になってきたことだ。

たしかにけしからんとは思うし機内で風邪薬を飲んでそれがあの会見できいてくるとか言ってることなど、その後の「説明」もおかしかったと思うが、まず風邪薬と酒を飲むのは危険であること、あるいは空腹時の飲酒も避けるべきだということなどいろいろ報道する側もあまりに酔っ払いはけしからんということばかりで抜け落ちてることもたくさんあるのではないか。

抜け落ちているといえば、白川が答えている場面などは全部カットされた。報道ステーションでは古館は日銀総裁人事はけしからんと言っていたが、では実際白川がどういう仕事をしているのかまったく報道しないのはあまりに無責任だ。

もっとも国内で苦労している人がどういう風な思いで見てるか、などと世の中の不幸がすべて財務省のせいであるかのように言っているやからには酔っ払いはけしからんとそれこそ酔っ払いのように言うしかないのだろうが、さらに驚いたのは星という解説委員のオバマは国民から直接選ばれたのでその政策も支持されているという発言。

一体何を根拠に言ってるのか知らないが、まず今回の財政出動は本当に効果があるのかということはアメリカのメディアでも論議されているし、財政出動永遠に続くみたいだとかあまりに莫大な金で現実感が沸かないみたいなことは言われている。

ブッシュの時代の問題だろうが、ビッグ3にしても上院の公聴会に幹部が呼ばれてロビイングに莫大な金が使われたことが批判されて昨日の締め切りに再建計画の提出もあったわけだが、さらなる追加支援など再建計画というよりますます泥沼の状況報告みたくなってしまっている。

ちなみにフォードは財政支援はされないことになった。さらに銀行も議会に呼ばれたわけだが、幹部がプライベートジェットを乗り回したりしたことが批判されたり、2008年のボーナスの総額が2004年のそれと同じことが批判されてオバマも激怒していたがとにもかくにもオバマの政策が国民に支持されたというのはあまりに楽観的に過ぎるというより小学生以下の情報と脳細胞ではないか。

自分は経済にも詳しくないし日本での報道もあまり見ていないが、とにかくアメリカのマーケットはものすごい暴落したことでオバマの政策が共和党のみならず国民に支持されたわけではないことは火を見るより明らかではないか。

ようするに現下のアメリカはかつての日本のような「モラルハザード」、それもはるかに規模の大きなものに国民は唖然としてものも言えない状況になっていて、だからこそ時々集会でオバマに直接訴えるマクドナルドで働いてる若者などが脚光を浴びたりするわけだろう。

とにかくアメリカが素晴らしくて日本はなんだみたいなことはあまりにめちゃくちゃだ。

たしかに中川は問題があるし、年金の未納が異様に長く、とんでもない男だと思うが、あの会見以上に小沢だってあーとかうーとか大平正芳みたく言ってるじゃないか。

体調がどうこういったって外遊の時はそういうこともあるだろう。ブッシュのお父さんだって宮沢の隣で迎賓館でピューっとはいたし、村山だってイタリアのサミットではいたんではないか。

だから中川はまだ丈夫なほうだったのではないか。だいたいあんなに元気で入院なんてなにを理由に入院するんだ。

家で面倒見切れない年寄りがオンだされているのに病院というのは金持ちは入れるのか。アルコール依存症で入院したり退院したりしてる人を知っているが、あの程度の症状ならむしろ入院させるべきではないのではないか。

とにかくおかしなことだらけだが、オバマが国民から直接選ばれたというなら麻生は派閥で選ばれたというのか。

麻生の家まで入って漫画の話やなんかをして秋葉で人気だとかなんとか言ったのはどこのどいつだ。

自分は麻生についてまったく今まで触れなかったのはようするにそういうマスコミが胡散臭くていちいち相手にしたくなかったからだ。

麻生も中川も肩もつきはまったくないが、では小沢が総理になったらどうなるんだ。あれだって心臓とか悪いのではないか。


あまりに気分が悪くて仕方がないが一つだけいいことは大臣の数が減ったことでSPの数からしてもそのほうが税金の無駄遣いを少しでも減らせていいということが分かったというか、今までものすごい無駄をしていたということが分かった人が少しは増えただろう。

最後に村上春樹のイスラエルの演説でも自分で見たものでなければ信じないみたいなことを言っていた部分はカットされていたようだが、その部分があるとないとではずいぶん印象が違うのではないか。



獨協大学教授森永卓郎に見てほしい三年で絶対クビの特別任用教員制度

2009-02-03 22:39:06 | マスコミ批判


最近、テレビをあまり見なくなった理由の一つはいつも同じことばかりやっているということで、それはいわゆる「派遣切り」ということである。

昨年から同じことばかりテレビでやっているが実際にこの問題をどうすればいいのか、政治家や評論家のたぐいが何一ついいやしないということは本当に困ったことである。

もう三週間ぐらい前だったかこの問題に関してサンデープロジェクトで尋ねられた竹中は企業が海外に移転してゆく動きと関連があるなどと言っていたが、それは今に始まったことではないし、まったく何の解決策でもなければ分析にもなっていない。ようするに「仕方がない」ということならそう言えばいいのだが、とにかくどうしようもない無関心としかいいようのない態度は伊藤忠商事の社長はさらにひどく、もっと働いてほしいのに課税最低限度内にこだわっている場合もあると言っていた。

それはいわゆる派遣切りの話しどれだけ重なりあうのか。いずれにせよそういう場合はもっと働いてほしいといってもパートの待遇でつまり正規雇用ではなく非正規の身分で少し労働時間を増やしてほしいという要望に対していやだと言う場合だろう。

主婦のパートであれば家事もあるからそうたくさん働けるわけでもないという事情もあるだろう。もちろん主婦が働きに出るのは夫の収入が激減してローンで苦しめられているなどの深刻な理由がある場合も多いはずで、その仕事が失われた場合でももちろん由々しき自体であろう。

いずれにせよまったくどうしようもない現実認識だとしか言いようがないが、先日サンプロにでた獨協大学教授森永卓郎にいたっては派遣切りはけしからんというだけのどうしようもない評論家だということは番組でも明らかであったが、自分は大学の中で一種のタレント教授としておそらくは特別待遇をされていながらよくこういうのんきなことが言えたもんだなとあきれ返った。

この人は最近までたしか「客員教授」というような肩書きだったと思うのだが、とにかく大学の先生の肩書きというのは時として分かりにくい。

獨協大学のこのページhttp://www.dokkyo.ac.jp/contents/recruit/2008/1118eigo.htmを見ると「特別任用講師(教員)」という募集が書かれている。これが実際にはどういうものかと言えばようするに期限付きの非常勤講師ということのようだ。

分かりやすく言えばパートでありながらフルタイム以上の労働をさせ、長くても三年で絶対にクビというひどい労働契約になっている。

どのテレビ番組だったかも忘れたが、共産党の穀田が「法律を守れ」と言っていたが(たしかNHKの日曜討論)、「法律を守れ」というのはたとえば労働組合が会社に対して言うべきことであって、共産党が自民党の政治家に言っても仕方がないのではないか。

しかもそういうことは、労働基準監督署などが取り締まるべきことなのではないか。明白な法律違反があれば、の話である。しかもどこの誰が法律を違反したのか自分にはよくわからなかった。

獨協大学の特別任用教員のような制度というのは法律に違反しているかどうかは知らないが、とにかくフルタイムの労働をパートに押し付けていることは明白である。

つまり大学の側はそれによって人件費を抑えているわけで、こういうことは実にけしからん話しだと思うが最初から条件をしめしてるから後から文句は言えないわけであろう。

そこに示された条件をみたしている学者先生でもこういうところに申し込むしかない人もいるのか。

しかしこれで本当にやる気のある人が採用できるのか、学生が満足のゆく授業がなされるのか疑問であるが、いずれにせよ森永卓郎には自分の周りからまずは現実を見てもらいたいものだ。

とにかく今の円高はどうにかする、ということを言うしかないだろう。

大学や高校などでこういう教員の募集の仕方をしているところは私学助成を減らすべきではないか。

だいたいネットで公募しているということはあまり応募者がいないということだろうし、学生も三年で首になると分かるわけだからきっと馬鹿にして授業は崩壊する可能性も高いだろう。

大学自体崩壊しているのかもしれないが、そういえば投資信託で大損した大学が今回もあったようである。

何べんこういうことを繰り返せばいいのか、経営学部などがありながら自分の経営もできないで一体なにを大学は何を教えているのかまったく考えるだにバカらしい。





表現の自由朝日ニ刀流:靖国YASUKINI・アントン・ネグリ来日中止(東大刈部直教授のブログ批判

2008-04-13 15:26:06 | マスコミ批判


なかなか更新できませんですいません。

最近は腰痛などに加え、眼精疲労なども激しくなり、もう老い先も短いのではないかとさえ思えることさえある状況。

このまま朝日に汚染されて日本が滅んでゆくのを目の当たりにしながら何もできず自分が死んでゆくのもつらいものがある。


口で言いたい放題のことを言って自分に都合の悪いことがおきると無視する田原総一朗や古舘 伊知郎などがうらやましい。

アメリカでオバマがブルーカラーの人に対してやや差別的な言葉を吐いたというのでかなり強烈に批判されている。


現実の生活に不満があるので宗教に帰依するというようなことを言ってしまったらしい。


これはたぶんどこの国でもある程度当てはまることではないかという気はするわけであるが、ブロガーについてもそのようなことは言われるわけであるが、有名人のキャスターや政治家というのもそのようなものかも知れない。


しかし、彼らは自分の幸福の基準をどこにおいているのであろうか。


彼らも多かれ少なかれ、現実の生活に不満を抱いていてテレビでしゃべることがはけ口になっているような気がしてならない。

普通のサラリーマンの酔っ払った時の会話以下であると思えることが以前にもまして最近多くなってきた。

鳩山が死刑にゴーサインを出していることに古館はぐじょぐじょ言っていたが、光市殺人事件で死刑に反対するグループが弁護団に加わったことを批判しまくっていたのはあなた方ではなかったか。


めちゃくちゃなのは田原も同じ。

先週のサンデー・プロジェクトでは田原は「靖国YASUKUNI」に関してこの映画に出てる人は正面から撮られているので、許可は得ている、問題ない、と言っていた。

自分はこれを聞いて本当だろうかと思ったのだが、実際、その許可に関するニュースがいろいろ出てきている。


田原はドキュメンタリーの仕事をやっていたはずだからあの映画の一部でも見ればこれはまずい作り方だと、思わないのがおかしい。

本当に正面から写していれば、許可を得ているのか、こういう映画になります、と説明しているのか、あるいはこういうふうにマスコミで話題になる可能性もあります、とあの映画に出ているすべての人に説明して許可を得ているのか、少なくとも自分は疑問が沸いた。


ちなみにテレビのドラマの撮影に関しては、背景が映るような場合であっても紙一枚に大まかな説明を書いたものを近所の家のポストに入れて歩くというようなことはしているようである。


あのドキュメンタリーをほんの一部見ただけでもまずまともに説明してないだろうな、と自分は思った。

問題になっている刀匠や靖国神社だけではなく、あそこで映されている右翼とされる方々なども実際にそのような映画だと説明を受けた上で撮影されたのであろうか。


自分はそういうことはなかったのだと思う。


ここで問題になるのはあの映画が右翼の脅しによって上映中止になったとされている点であるが、はっきり言って右翼にも抗議する権利はあるはずだし、表現の自由はあるはずだ。


たとえばあの映画に出ている人で自分の許可を得ていないという人はもちろん右翼のイメージをいたずらに捻じ曲げていると言う人も抗議する権利はあるだろう。


本当は右翼と言うよりも国家主義者、それもまずければなにか他の表現を用いたほうがいいと言う人もいるが、あえて右翼と呼ぶが、最近、表現の自由が脅かされているとよくいろいろごたまぜにして朝日は叫んでいるが、右翼には表現の自由もなにもないのであろうか。


たとえば自衛隊の官舎でビラをまいた人に不当判決が出たかのように朝日は怒っているが、あれは住居不法侵入が問題だったのではないか?


朝日に言わせれば、なにか政治的ビラを携えればどこでも入っていいということなのだろうか。


野村の事件があったせいなのかなんなのかしらないが、朝日の建物はものすごい警備である。

つまり自分たちは莫大な金を払ってよそ者を一切受け付けないくせに、自衛隊の官舎は誰でも入ってビラを配っていいなどというのはとんでもない話である。


朝日の本社にはものすごくぜいたくなホールがあって、自分も裕福だった頃に何度か行ったことがあるが、最寄の駅からもかなり歩くのでタクシーを拾って地下から入ろうとしたことがあるが、ホールまで行くこともできずに警備員にとめられた。

警備員もそれの繰り返しらしく、説明するのも疲れたと言う感じだったが、朝日の本社に用があるわけでもないのになんであそこで止めるのかまったく納得も行かないがあきらめてしまった。


ちなみにその時かどうか分からないがコンサートの前半を全部聞き逃したことがある。

少しでも遅刻するとそうなることはあるわけである。

話はすごくそれるけれども朝日の敷地はすごく広いので、朝日をつっきってホールまで歩くのもけっこう大変で、そばまでタクシーが行けないんじゃタクシーを拾った意味がないし、そもそも構造上ホールと新聞社を二つくっつけるなんてまったく自分勝手な作り方である。

どうしてもくっつけたいなら王子ホールのようにするのが妥当な作り方であろう。


いい加減、話を戻すが、朝日はようするに官舎でビラをまく者には表現の自由を振りかざし擁護し、右翼の電話や街宣活動はは脅迫であると糾弾するという二刀流であるから、どう考えてもおかしな話である。


しかも電話や街宣活動の実態はあまりはっきりしていないし、街宣と言っても敷地内に入るかどうかなど分からないのに、その可能性があると言うだけで、どんどん中止してしまい、さらにはネット右翼の人からも電話がきたなどと言うわけである。


それがそれほど脅威を与えるものであるならば、「威力業務妨害」などで告訴して警察に捜査するなりさせればいいのだが、よううするにそこまでは配給会社などもできないのである。

表現の自由が脅かされていると言ったって、実はそんなに脅かされているわけでもないのではないか。


総合的に判断してとりやめたというような映画館のコメントを田原は怒っていたけれど、非常に人気の高いもので毎回満員になるようなものであれば、どんな脅迫があろうと上映するということも選択肢に入る可能性も無いとは言えないのではないか。

ようするに朝日新聞が度重なる事件にもかかわらずつぶれないのは朝日に勇気があると言うよりも、朝日が警備を雇う金があるからであろう。


あのドキュメンタリーはほんの一部見ただけでもう駄目である。

まったく金も智恵も使っていない。


盗み撮りして映る人の存在性にのみ依存して監督の能力はまったくどこにも見られない。はっきり言って撮影、というか盗撮から編集まで全部安いビデオやPCで一人でやったんだろう。

それで税金の助成も受けたわけだから、それだけで「異色」のドキュメンタリーとしては膨大な黒字である。

それがドキュメンタリーだと言うのは馬鹿である。


ほんの一部だけ見て判断するなというのも馬鹿げた話で、われわれの人生の時間はそう長くはない。

トレーラーを見て映画を見るかどうか判断し、ぱらぱらと立ち読みして本を買うかどうか決め、ブログのエントリーのタイトルなどを見てクリックして本文を読むかどうか決めわけである。


ここまで書いてきて気づいたと言うよりも、ようするに最近つくづく思うわけであるが、これも靖国YASUKUNIの宣伝である。

週刊新潮もそのことを言っているようだが、そもそもあの雑誌がこの映画の「宣伝」をしだしたのではないか。


黙殺すればよいものを話題にすればするほどこの映画の人気は高まり、上映するところも出てきたようだ。

朝日の今までの社説にしても、ああいうことを書くことで、ますます右翼は抗議する、上映はますます中止されるというようなことで話題沸騰になったところで映画自体にも矛盾が現れ、朝日がとん面するという筋書きだったのではないか。


その筋書きが果たして朝日の作った筋書きだったかということは分からない。


しかし、このことは靖国YASUKUNIに限ったことではなく、最近報道されたアントニオ・ネグリという人の来日中止にかんしても当てはまることのようである。

自分はこの人はまったく知らないし、あまりニュースも追いかけていないのであるが、どうやら朝日がこの人の政治活動などについて書いてから急に在外公館が書類などをネグりに要請して来日中止なったようだ。


まず、有名であるらしい外人を呼んで話をさせるということ自体が、自分たちが有名になれない、あるいは有名になっても聞く人を呼べない無能な日本の学者の恥知らずな失態とも言うべきであるが、ネグりに関しては、来日はさせない、というようなことを命令したというようなことではなく、書類を出せ、というようなことだったはずだ。


ネグリの側はそれに腹を立てて来日をあきらめてしまったようだが、ぎりぎりまで努力して書類がそろわなくてもせめて空港に行くとかなんかしら努力すべきだったはずだが、途中ですべて放棄してしまったわけである。


日本はスパイ天国とまで言われている国だから、こういう騒ぎがあれば政府の側として損することは決してない。

招聘した側の人間たちも自分たちがニュースになったということである。いずれにせよこのイベントには助成金が払われたのかなど自分には不明な点が多い。



だいたい、最近のニュースはニュースとも呼べないことが多すぎるのである。


ようするにニュースが少ないということであろうが、読売新聞なども活字が異様に大きくなってしまったが、そういったこともニュースがない、あるいは海外のニュースなどを報道する能力がないからであろう。


そうもいえないものだから、苅部 直を小泉今日子と本社に呼んで見学というか雑談させたりしている。

しかも苅部は対談での自分の発言がブログで批判されたことについて最後まで読んでくれればそういう批判はありえなかったなどといっているが、そこまで言うなら一体どのブログでどのように批判されたのか、など具体的なことをきちんと示すべきではないのか。

話はまたそれるが朝日などは大江を訴えた人に対して「著名な大江さんを訴えることで。。。」などとまるでノーベル賞作家を訴えることが不当であるかのように社説で主張していたが、憲法で裁判を起こす権利は認められているはずである。

有名な人は訴えてはいけない、批判してはいけないと言ってる馬鹿なマスコミこそ表現の自由を抑圧しているのは明らかだ。

ようするに自分たちの都合のいいことばかり書いたり言っているくせに、読者には全部読んだら批判はありえないなどとして読者を馬鹿にしているわけである。


だいたい読売に限らず国会の審議だけでなく党首討論や裁判の判決など一体どれだけ事実を伝えているというのか。


ようするに自分たちの都合のよいところだけつないで「報道」しているだけではないか。

報道機関としてこういうことも報道しなければ、などと報道ステーションで偉そうに言っているのは完璧な茶番である。


自衛隊が一体いくらあたごの事件で行方不明になった家族に支払っているのか報道ステーションはまったく報道していないだろう。


またどこの局か忘れたが、チベットに関連してブログの一部が削除されてプロバイダに問い合わせても知らないと言っていたなどとして中国当局の直接の介入をほのめかしていたが、そんなことは物理可能なのか、ITに詳しい人にコメントを求めるようなことも流していたのもおかしな話しである。


ようするに自分には全部茶番に見えてしまうのである。

だから最近はブログを書くのもその茶番にのせられているようでしゃくなのである。






貸し渋りを批判して石原の新銀行東京の構想を批判しなかったマスコミこそ不良債権の最大の責任者である

2008-03-11 01:32:02 | マスコミ批判

ここ数日船の衝突事故が続けざまに起こっていて、今日は漁船の側に明らかに責任のある事故が起こった。

報道ステーションは全く報道しないのかと思いきや、ほんの短く事実のみ伝えた。イージス艦の事故ではあれだけ、艦長出せとかいろいろ言っていたくせに漁船の責任による事故は責任は一切問わない。

というより先週起こった事故では人間にミスはあるとかまるで仏のようなことを言い出した。事故の性質などは違うがこれで古館や朝日が言ってることがいかに馬鹿げているか一般視聴者にもわかったであろう。

今日は加藤千洋が日銀の総裁選びをめぐる国会空転に関してイージス艦の事故にたとえていたようだが、あれも不謹慎な言い方だな。

話は変わるが、新銀行東京に関する責任のなすりあいには本当に驚くばかりだが、だいたいにおいて石原のこの銀行設立自体が間違っていたのではないか。

自分の記憶が正しければ、古館を含めてこの構想を石原が言っていた頃に批判した人はいなかった。

むしろ銀行の貸し渋りがけしからん、けしからん、の大合唱だった。貸し渋り貸しはがしがけしからんということばかり言っていたかと思うと今度はマスコミはこぞって新銀行東京が融資しまくった実態を暴露し、文句をたれている。

本当にこの国は古館や朝日に滅ぼされてしまうのではないかといまさらながらに思った。

話は変わるが、こういうこと(こちらです)があったがそこで久しぶりに歌った泰葉は歌ったあとめまいがするとか言って倒れていたが、助けに来る人が早すぎてそれで倒れたようにも見えた。

いずれにしてもあとで笑っていた雰囲気は非常に不謹慎だ。

一体、この平和の母子像「時忘れじの塔というのを作った金はどこから出ているのか。

海老名香葉子が建立したと言うなら税金は使われていないのか。

この家族はこれぐらい作るのわけないかもしれないが。。。

しかしそれにしては台東区の広報にこういうページがあるのも変だ。

こちらです

一種の観光スポットのようで本当に平和について考えるためになるのか疑問である。









イージス艦艦長は顔も名前も出したのに卑怯な報道ステーションは証言した元自衛官の身元を明かさない

2008-03-05 19:29:25 | マスコミ批判


イージス艦の事故に関するニュースは収束を向かえた感じである。

しかし、昨日清徳丸の操舵(そうだ)室の一部とみられるものが見つかったことを考えればこれもおかしな話に思える。

むしろこれから本当の原因究明がなされつつあるのではないか、それに関して充分な報道がなされるべきではないかと思われるのだが、一気にこのニュースが忘れ去られそうで残念である。


先日のサンデー・プロジェクトでは共産党の小池という議員が「真相究明」が「事故の真相究明」から「石破防衛大臣の真相究明」に移ってきていると言っていたがこれがまさしくマスコミや野党の狙いなのではないか。

つまり事故の真相究明というのはしたくない、むしろ防衛省の混乱だけをとりあげることによってこれを政治問題化して自分たちに有利な状況を作り出したい、ということである。

実際、内閣支持率も下がっているようだ。

ちなみに自分にはどうも清徳丸があたごをよけようとしてあたごの進路を横切ったことが事故の原因ではないかと思える。

つまり右手前方にある船がどういうふうによけてくれるか、というより、どのように進路をとるかというのはあたごには予測しきれなかったということであろう。


こうしたことには一切触れたくないようであることは、たとえば朝日の社説をみても明らかである。

2月27日の社説にはこうある。


私たちはこれまで社説で、石破防衛相の責任は重大だと指摘してきた。自衛隊の中で何が起きたのか。その事実をきちんとつかんで、国民や国会に説明できなければ、防衛相として失格である


ここでは防衛省の発表が二転三転してきたことを批判しているわけだが、自分たちに関しては「石破防衛相の責任は重大だと指摘してきた」としている。

たしかに22日の社説ではそのことを主張しているが「してきた」というのがあたるかどうかは疑問である。


「してきた」というと何度も主張したかのようなニュアンスがあるが、自分が知る限りこれ以外で朝日がそのことを主張したかどうかははっきりしない。

すくなくとも20日の社説ではそのようなことは主張してはいないしニュアンスもかなり異なっているように思われる。


その時点では情報は入っていないわけだからある程度の主張の差はあるだろうが、防衛省の説明の迷走ぶりを糾弾するほど朝日が首尾一貫した主張をしているかどうか。

いろいろな点で微妙に主張を変えていると思われることはないわけではないが、まず航海長を呼び出して石破などが事情聴取したことについて数日前の夕方のニュースでは大谷と言う人がこのことだけでもとんでもない、大臣は辞めるべきだと言って激怒していた。

ところが報道ステーションでは堀田力が事情聴取したことは仕方がないと言っていた。

その場で古館は反応しなかったけれども、ここには報道する側にもぶれがあるというべきだろう。

サンデープロジェクトでも田原は事情聴取は仕方がないと思うが、海保に連絡しなかったのはまずいといっていた。


その連絡に関しても混乱しているようであるが、第一、誰か当事者を呼んで防衛省幹部が事情を聞かないで一体何を発表できるというのか。

朝日は早く真実を明らかにさせろとわめき続けていたわけだから、その批判をかわすためには誰か当時者を呼んで事情を聞くしかないだろう。


そのくせ朝日や野党はこれをもってして、「口裏あわせ」だの、「情報隠し」だのわめき続けるわけだが、一体なにをもってそういっているのか。


だいたい口裏あわせできてないからこれだけいろいろな情報が出てきて混乱しているということではないのか。


また古館は艦長を顔を出して会見しろ、と言っていたわけだが、先週明けには「民間だったらさらされる」だの「実名を出せ」だの微妙に主張を変えていた。

「さらされる」とはなんなのかよく分からないが、ようするに犯人扱いですね。


むろん刑事で責任を問われる可能性もあるわけだが、だいたい新聞社などが会見を開く前でも艦長の名前を把握してなかったのかね。


あれだけいろいろ情報を流していたのに艦長の名前を知らなかったなんておかしな話で、いかにも防衛省が隠してるみたいな印象を与えるのはおかしいだろう。


古館があまりにうるさいので艦長は出てきたわけだが、あの会見だってそんなに長いわけでもないのに、ノーカットで放送されたわけでもない。


しかも報道ステーションはあのときの顔を大写しにして特大パネルを展示していたが、あんなことをして肖像権の違反ではないのか。

報道ステーションでは元自衛官が陸に近づいてくると「飲みにいくべ」という話をしていたと証言していたが、なんでその自衛官は匿名なのか。


艦長も出たんだからその人の実名も出すべきだろう。


テレビや新聞はネットと違って信頼できるというのなら誰がそういう証言をして、いつ誰がそんな話しをしていたのか全部実名出せよ。

いろいろその他にも書きたいことがあったと思うが忘れてしまった。


ちなみにこの人の日記こちらですの最後の部分を読んでいるとかなり過激なことが書かれている。


「漁師をなめてかかっているような、海上自衛隊の馬鹿どもは、必ず地獄へ落ちるだろう」という言葉には正直驚かされた。


その日記は漁師が農民と比べて頭がいいとかどうとかいうはなしで、他の日記にはテレビなどの感想や学会の醜聞の類などが書かれている。

これが東大という最高学府の教授の文章とは驚きだが、『文学部唯野教授』のモデルともうわさされる人らしいからそんなもんなのかなと思ったりもする。





イージス艦あたごの事件に関する欠席裁判:他の船は避け捜索打ち切りの報道あってもしょこたんの発言は抹殺

2008-02-24 21:47:26 | マスコミ批判


イージス艦あたごの事件に関してはいろいろなニュースが出ているし、ブログなどでもかなり専門的な見方が出ているようで、自分としては全部見たわけでは報道ステーションを含めもちろんないが、やはり昨年のマルエーフェリーと同じようにマスコミによる欠席裁判が行われて断罪されているという印象で、これではまたしても同じような悲劇が起きないとも限らないとさえ思う。

今朝はこの事件をとりあげる番組がいくつかあったのでサンデージャポンと田原の番組などを見たが、はっきり言ってもうめちゃくちゃである。


森本が三週間の演習から帰って来たということを言うとすかさず田原が「疲れてた?」などと言って、いかにもそんなことは言わせないという脅しの雰囲気がありありと見えた。


自分はその場面は見られなかったがサンデージャポンで中川しょうこが「絶対に避けられた」などと漁船の側の非を認める発言をしたらたちまち番組内とブログで謝罪せざるをえなくなったようである。

ようするにこれも一種の脅しで漁船の側の責任は一切問うてはいけないわけである。

ようするにこの国ではいかにも言論の自由が保障されているようで、保障されていないわけである。

なにか自分たちの意見にあわない者が出ると、抗議の電話などによって徹底的に圧力を加える大衆というものが存在しているわけである。

そしてそういう風潮を作っているのはマスコミである。


これは一種の洗脳であると思うのだが、たとえばどのようにしてマスコミが一般大衆を洗脳しているか、報道ステーションのこの事件に関する報道をいくつか見ているとこれぐらいでだまされてしまうのか、と情けなくなる。


たとえば、富川が実際に漁船に乗り込んでそこのレーダーの近くの大型の船などが、どのように写るか見せた場面があった。

そこで富川と漁師によって確認されたのは、あたごのレーダーにもこのように漁船の船が写る「はず」です、ということであった。


ちょっと待ってください。だってその前の場面であたごのには二種類レーダー(航海用と防衛用?でしたっけ?)があってその両方が使われていたのかどうか防衛省は明らかにしていないと批判したばかりでしょう。

だからどのようにレーダーに写っていたのか情報が分からず、隠蔽しているかのごとくに言っておきながら、あなた方は写っていたはずだということを言っているわけですね。

でももし航海用のレーダーが使われていなかったら漁船の船影が写っていなかった可能性だってあるわけでしょう。


もちろんその場合でもイージス艦の責任はあると言うのでしょうが、富川が見たのは漁船のレーダーだからそれは「清徳丸」が備えていたレーダーにどのようにあたごが写っていたかということの情報にむしろ役立てるべきではないのか。


こういうイメージ操作を変な効果音などを混ぜておかしな分析をし続ければ見てるほうは100%イージス艦が悪いと思うのだろうか。


そうじゃなくて、しょうこたんはそういうのは本当はおかしい、と思っているのではないか。

「死ななくてすんだ」と言うのはたしかに酷な言い方だが、捜索は打ち切られたという報道もあったわけだし、なぜそれほど平謝りに謝らねばならないのか。


しょうこたんだけでなく幼稚園生でも分かると思うのだが、立教大学ご卒業の古館伊知郎さんや東京外国語大学中国語学科ご卒業の加藤さんは全くそうは思わないようだ。


おかしな話であるよ。


だって小型漁船だってレーダーがあれば気づいたはずだし、いくら夜だと言っても少なくとも少しは明かりはついてる大型船舶に気づかないはずはない。


ようするに「清徳丸」もよけきれなかったということのようだけれど、他の船はちゃんとよけてるわけでしょう。

だから「避けられた」というようなしょうこたんの発言は決して間違いではない。

むしろこういう発言を謝罪すること自体がおかしなはなしである。

そういうことからすれば仲間の漁船との連絡体制、お互いに警告しあったか、「清徳丸」にレーダーがあったか、あるいは操業中にエンジンをかけていたかとか、ライフジャケットを用意していたかどうかなどこの事件に関して重要なはずの漁船の側に関する情報は全くない。

漁協の側は記者会見をやっているからいろいろ訊けたはずなのに防衛省の発表を批判する面だけ報道して、たとえば仲間の漁船がその場で救助したかどうかなど全く問題にせず、防衛省の側の通報の遅れなどばかり一方的に指摘しているが、これでは欠席裁判もいいところだ。


しかも古館はあたごの船長が会見をして謝らないと言って怒っているが、サンデー・プロジェクトの森本の話では今は海上保安庁に拘束されているようだから、もしそれが本当だとすればそれも人ができないことを、いかにも情報隠しや隠蔽のイメージを持たせて不当に弾劾しているということになるだろう。


だいたいこれだけ徹底的に防衛省側だけを一方的に糾弾しておいて「情報を出していい悪いはそれからだ」などと一体どの口で言っているのか。


これだけ国民に一方的に防衛省が悪いと宣言しまくって、海上保安庁が漁船にも責任があるなどと言えるわけがないだろう。


だいたい自動操縦がけしからんと言っているが、自動操縦でもとにかく操縦室に人がいるわけだから、いざと言うときには切り替えるようになているはずだ。


マスコミの論調を見ているとお前がどかないからこんなことになってしまったどうしてくれるんだ、とすごんでいるようであるが、これは法律以前のきわめて稚拙な議論である。

たとえばサンデー・ジャポンで八代とかいう人はこのあたりでこの時間に500艘の漁船が操業しているなどと言っていたが、自分はそれはにわかには信じられないが、それが本当だとしたらその漁船の混雑自体が問題ではないか。


右手前方から来る漁船をどうよけるか、あるいはよけたところでまた他の船にぶつからないかなどどうやって分かるというのか。

これはどう考えても漁船の方によけてもらうしかないではないか。


だいたいあれだけ船が大破するというのは漁船の方も猛スピードであたったかあるいは沈没したあとスクリューに壊された可能性もあるがおそらく前者であろう。

ちなみによくGreenpeaceの船が捕鯨船に体あたりしているビデオなどを見るが、そういったものを見れば、大型船が波を立てていることなどもあって漁船が大型船にぶつかること自体がかなり難しいということは分かるはずである。


行方不名の方の捜索が打ち切られたのは大変残念であるが、いたし方ない部分もあるだろう。


それにしてもこの事件は地図などを見ると伊豆大島よりも南のようで、かなり陸から離れたところでおきたようである。

この地点ですでに自動操縦を切り替えろ、というのは事件が起きたから仕方がないが、午前4時にこの地点で漁船が多くいるから気をつけろ、というのは酷ではないか。

イージス艦の船員の生活の過酷さなどから疲れを言うのはけしからんということになるのかもしれないが、それよりなによりハワイから来たほうはやはり陸との距離感が頭では分かっていてもなかなか体では分からないものでだから、レーダーというものもあるわけで、別に漁船との事故を防ぐためだけにレーダーがあるわけではないのである。


日本の海岸というのは非常に入り組んでいて、極端な話、夜の海はまっくらだから、陸とぶつかる、あるいは何かの岩などにぶつかるという可能性もないわけではないのである。

だからブイが浮いていたり、(ちなみに漁船の明かりをブイと見間違えた可能性もあると自分は最初に思ったがブイは普通は赤い色をしている)灯台があるのだ。

現場の海域を一番知っているのは現場の漁師なわけだから、漁船の方がどかないことにはどうしようもないのではないか。


だいたいこれだけ陸から離れたところで大型船のほうに回避義務があるとしたらあまりに酷でそんな法律はもう少しきめやかに改正すべきだ。


こんなことを書いてもなんにもならないことはマルエーフェリーの件で立証済み。

自分も疲れた。


書き忘れたが渡辺喜美が「この漁船がもし自爆テロの船だったらどうするのか」などと記者会見で言っていたようだが、海上での自爆テロは難しいだろう。

ただ不審船などが攻撃してくるということは日本海上に比べて可能性は低いだろうが、なくはない。


レーダーの件にしても防衛上の機密とかかわる部分もあるだろう。

またそれもそれを理由にして明かさない、と言うのだろうが、こういうことは報道ステーションの視聴率アップのために公表するわけではない。


どこかの役所がWikepedeiaの一部をパクッた件で民主党がネット上の情報は誰が書いてるか分からないから信用できない、と国会でわめいている場面を写してる癖に、自分たちは氏名不詳の(?)自衛官などを証言させたビデオを流している。

ようするになにが言いたいのか分からないが、「あたご」はむちゃくちゃたるんでいると言いたいのだろう。


しかし、勤務体制も含めて今現在現役ではないかも知れないが、公務員がこういうことをあれこれしゃべっていいのか。公務員の守秘義務違反になる可能性もあるのではないかか。

自分たちは防衛に関する機密情報漏れを徹底糾弾していながら今度はいろいろな情報をしかも情報源を秘匿して次々に流して防衛省を混乱に落とし入れているのは、全く国益に反する犯罪だと言えるのではないか。


大体、緘口令をしくというのもそんなに悪いことなのか。

どの情報を流していいか悪いか、というのは微妙な問題を含むから、いろいろな情報が遅れるのはある程度当然のことであろう。


むろん古館が早く情報を出せと言うのもこの事件で視聴率を稼いでお金儲けしているわけだから当然とも言えるがこの話題もあと二三日だろう。

マルエーフェリーとか他の海難審判の判決などは一切報道されないようだが、いずれにせよテレビや新聞が流す情報がすべてではないだろう。

とにかくこういうマスコミの風潮ではこういう事故の再発は防げないと自分は思う。





マルエーフェリーを「当て逃げ」と決め付けて済ましたマスコミにもイージス艦の事故の責任はある

2008-02-22 00:17:52 | マスコミ批判


報道ステーションで連日イージス艦の事故がとりあげられているが、まだ行方不明の方々の生存の希望も無いとは言えないと思う。

奇跡の生還を祈るが、私としては漁協を含め行方不明の漁師の方々のほうに責任はあったと思うし、報道ステーションはじめイージス艦がすべて悪いと決め付けた報道にはきわめて遺憾だと言わざるをえない。

たしかに防衛省側の発表には「訂正」などもあるようだが、これには早く発表しなければ「発表が遅い」と言われるというプレッシャーからパニクッたということもあるのではないか。

とにかく古舘はじめマスコミがけしからん、けしからんとさんざんわめき散らすわけだから、相当な圧力になってその結果またつじつまの合わない発表をしてまた怒られる、という悪循環に陥っているようだ。


しかし、まず考えてほしいのは小型と言っていい漁船とイージス艦の衝突の場合、どちらに回避義務があるかと言うよりも(この点にかんして自分はよく知らないが)どちらの方が回避しやすいかということを考えてみればどう考えても漁船の方が回避しやすいということだ。


むしろ、イージス艦の方から漁船にぶつかろうとしたとしてもそう簡単にできることではない。

漁協の人などはこういったことがまったくわからないのだろうか。

今日、報道ステーションで一部漁協の方の会見を見たところでは「イージス艦の方は漁船のほうが小さいからよけてくれると思ったのではないか」と言っていた。

一体何を証拠にそう言えるのか分からないが、それはそうだろう。

はっきり言って自分も同じくらいの漁船に乗ったことがあるが、夜でもなんでもあれぐらいの大きさの船にぶつかるなど考えられないことである。

技術的に漁師の資格が疑われるとさえ言っていいだろう。


さらに言えばイージス艦の右舷に当たったようだがあれだけ破壊されると言うのは、漁船の方からぶつかったとしか自分には考えられないぐらいである。


古舘はイージス艦の方はよけてくれると思っていたふしがあるといっていたが、それはあの漁協での会見で言っていたことをしかも大げさに「傲慢」などと言っていたようだけれど、最初から結論ありきのあなた方こそ傲慢ではないのか。


また民間なら裁判とか言っていたような気もするが、これはこれから海難審判というものが行われるべく、海上保安庁が調査中なのではないか。

裁判が行われない、と言うわけではないし、とにかくまだ調査中なわけである。

しかしながらテレ朝などは、顔は出ていても名前も出ていない漁師などの証言をあちこちからとってきて防衛省がひどいことをした、という印象を植え付けている。


もう調査も何もいらないではないですか。

自分たちで勝手にこれはこうだと、漁協関係者の証言に従って説明して加藤のようにストンとわかったでいいんではないですか。

ちなみに自分はようするにたくさん漁船がいてそれがばらばらな動きをしたんで、イージス艦の方も進路をどうとればいいのか迷ってそれが事故につながったと思いましたけれどもね。


ちなみに昨年にはマルエーフェリーの大型タンカーとなぜかカメラマンが乗った漁船が衝突してマルエーフェリー側は「当て逃げ」とされたわけだが、何を証拠にマスコミがそう言いまくったのかいまだに分からない。

はっきり言えばあれはマスコミによる集団リンチの冤罪だと自分は思っているが、今回なぜか古館はじめマスコミはあのことは一切ふれていないようだ。


はっきり言ってあの事件をああいうふうな形で片付けたことが今回の原因でしょう。


こういう事故が起きた場合に大型の船のほうが絶対的に悪いという風潮をマスコミが作ってしまい、漁師の側もそれに乗っかってしまった。


いい加減、古館も自分たちのやってることが実はおかしなことだと世間が気づきそうだと思っているんではないか。

だからしゃかりきになって防衛省けしからん、けしからんと田岡俊次まで呼んで連呼させたわけだな。

田岡なんてイラク戦争で予想が全くはずれてものすごい恥をさらした男で朝日の社員でなかったらテレビに出ることなんかありえない人だと思う。

そういう男が今回の事件とは直接には関係ない機密情報の漏洩とかいろんな防衛省のスキャンダルを並べたてて防衛省はたるんでると言ったって、それで朝日が弱いものの味方と思われるかというと少なくとも自分は違う。

もはや田岡は軍事などの専門家というより単なるおしゃべり好きなオヤジに過ぎないことは一般視聴者の目にも明らかで、それに気づかない朝日は裸の王様の集まりである。


もういいかげんテレビ朝日も偽善者の真似はやめたほうがいいよ。

このニュースは流せば流すほどあなた方がマルーフェリーに対して取り返しのつかないことをしたということがばれると思うよ。


朝日の社説だってさすがに自分たちの馬鹿さかげんに嫌気がさしてるようで漁船の方の注意義務も否定はしていないようだしね。



自分たちが正義の味方だと思っておれる幸せな神経の古館などがうらやましいよ。


いずれにせよこの辺が引き際だと思うよ。

行方不明の方がホームレスの支援をしていたことは尊敬します。

しかし、これはぜんぜん事故とは関係ありません。

漁師としてプライドがあればきちんとした見方をする人が出てきてもよさそうに思いますが、海を愛する男の一人として情けない限りです。








鳩山法務大臣の冤罪に関する失言や古館のアダルト・チルドレンだけでなく朝日の灰色無罪が気にかかる

2008-02-16 12:22:40 | マスコミ批判

鳩山邦夫という人はもうほとんど理性を失っているとしか思えない。

というよりもこの人の発言後の処理の仕方が非常にまずい。

たとえば友人の友人がアルカイダという発言であるが、これはいくらあとで発言を撤回したところで公安当局が調査すべき由々しき問題だ。

自宅や事務所など電話やPCなどもとりあげて交友関係を洗い出し、アルカイダ勢力が国内で活動しているかどうか当然調べるべきである。

ところがそういうことを公安当局がしたとは聞いていない。

平和ボケもいいところだが、これでは何のために公安調査庁があるのか存在意義が疑われる。


また今回の冤罪発言だが、こういう失言の類を聞いているとどうも鳩山邦夫という人は法務大臣になってよほどうれしくて頭がおかしくなってしまったのではないかと思われる。


それはそうだろう。自民党から出て行って民主党では政権がとれないから自民党に戻ってきて大臣のいすに座っているわけだから、笑いが止まらないのも無理はない。

もっとも株に関する発言は失言などではなく、むしろそういうことを隠しとうそうとする鳩山由紀夫の方がおかしいと思わざるをえない。


冤罪発言についてだが、朝日は2月15日の社説で以下のように述べている。


一般的に、「疑わしきは被告の利益に」との刑事裁判の原則が適用されて灰色無罪となるケースがある。それまで冤罪というのは抵抗があるという趣旨なら分かる。

 
そうなんですかね。というかこんなことを朝日が言う日が来るなんて夢にも思いませんでした。

でも私の感覚で言うとたとえ「灰色無罪」であっても「冤罪」の可能性はあるのだから、それを「冤罪」というのは抵抗があるというのは自分は分からないですね。

ようするに灰色無罪というのは「冤罪」の可能性があるから、というかすでに「冤罪」になっている可能性があるから無罪にするわけでしょう。

それぐらい「冤罪」というのは種類や程度の差はあっても大変なことなんですよ。

灰色無罪の場合でもやっぱり冤罪としなくちゃ何のために無罪にしてるんだか分からなくなるんじゃないか。

というより「灰色無罪」なんて正式な法律用語なのかね。自分は法律に詳しくないけど、せめて推定無罪というべきではないか。

映画のタイトルにもなったようだが、英語でassumed innocenceなどというのがそれだろう。

ちなみに「疑わしきは被告の利益に」というのは自分は初めて聞いたがこれはこれでいかにも翻訳みたいな感じがして普通は「疑わしきは罰せず」と言うのだろう。

鳩山は刑が確定して服役したあとで無実が証明されたとき「冤罪」と考えていて、冤罪のハードルが高いわけだが、どうも朝日は冤罪のハードルをどのあたりに置いているのかよく分からない。

「灰色無罪に」関しては冤罪と言うのは抵抗があると言うのなら分かると言うことなら、これまた私に言わせれば冤罪のハードルは高いと言わざるをえない。

たとえば電車などでの痴漢だって灰色無罪と言うのはあるだろうが、これを冤罪と言うのは抵抗を感じると鳩山が言ったら朝日は納得するのか。

これは話を分かりやすくするために「灰色無罪」と書いたまでであって、むろん「証拠不十分」などとすべきであろう。



灰色無罪というのはどうもマスコミが灰色高官と言う言葉などでいろいろ疑惑のある政治家や実際に裁判で有罪になった者たちに関してよく使っていたころに同じように多く使われた言葉ではないか。

つまり、裁判で無罪になったら無罪として社会的には扱われるべきなのに、マスコミはこういう言い方を頻繁に使っていたのではないか。

こういう言い方も正確ではなくてはっきり言えば例の「ロッキード裁判」のころに灰色高官という言葉が使われだして、そのニュアンスが「灰色無罪」という言葉にもまつわりついている。


ロッキード裁判に関する論争もあったが、実際判決の中には「灰色高官」というよな言葉を想起させるというか、作り出すようなものもあったのではなかったか。


話を灰色無罪に戻すが、この言葉を使うと自分の感覚では限りなく黒に近い灰色、あるいは犯罪事実は厳然として存在するが犯人とする証拠が不十分のため無罪するというようなニュアンスを感じる。

朝日は鹿児島の事件は「灰色無罪ではない」と述べている。

しかしながら、鳩山の発言が言及された事件が「灰色無罪かどうか」ということによって妥当な発言かどうか左右されるというのは理解できない。


だいたい「灰色無罪」ということは誰が決めるのか。


朝日はまず「事件そのものが鹿児島県警によるでっちあげの疑いがきわめて濃い」と言っているのだから、ようするに犯罪事実そのものがないとされるわけであるから、そういう場合に比較のためとはいえ「灰色無罪」と言う言葉を持ち出すこと自体おかしな話ではないか。


灰色無罪と言う言葉はあまり使わないほうがいいというのが自分の考えで、たとえば殺人事件のようにある犯罪事実が厳然として存在するとき、たとえば誰かが逮捕され起訴された場合を想定してみても、かりに証拠不十分で無罪判決が下りた時でも「灰色無罪」とは言いにくいだろうということを考えれば、そのことはあながちゆえなきことではないと思えるのではないか。

たとえば昔のボクシング選手が殺人容疑で拘留されていることが報道されていているがこれは「冤罪」として報道されている。

袴田事件と称されるものだが、これも今刑が確定しているのかどうか微妙な情勢にあるのかもしれない。

何年か前に報道ステーションでこの事件を担当した元・判事が泣きながら袴田が無罪であると言っていたようだが、自動的に死刑にする道を探ったりする鳩山がいつ死刑執行に踏み切るか不安もある。


話がずいぶんわき道へそれてしまったがようするに袴田がかりにこれまでのある段階で無実になったとき「灰色無罪」などと言う人はいないだろう。推定無罪でも不快な印象は残る。

つまり「証拠不十分」は即「冤罪」でいいのではないか。


さて話を戻してもう一度朝日の引用を見ていただきたい。


一般的に、「疑わしきは被告の利益に」との刑事裁判の原則が適用されて灰色無罪となるケースがある。それまで冤罪というのは抵抗があるという趣旨なら分かる。


私には「それまで」という言い方が分からない。

朝日は大辞林から冤罪の定義を引用している。

罪がないのに、疑われたり罰を受けたりすること。無実の罪。ぬれぎぬ。

朝日は判決が確定して罰を受けなければ冤罪にならないとでも思っているのだろうか。

逮捕された時点でも無実が証明されたり、立件されないこともあるのではないか。その場合には冤罪と言うべきではないだろうか。


事件が公表された時点ではすでに社会的制裁を受けているわけであるからその時点で「罰」は下っている。

むろん、朝日をはじめマスコミがその権力構造の代表であることは間違いない。

「冤罪」は法的機関だけによってなされるのではない。


疑わしきは罰せずと言う場合にも朝日をはじめマスコミは法的機関にかわって被告に社会的制裁を加える。

マスコミによる虚偽報道を含む社会的制裁も立派な冤罪である。

そういう自覚が全く朝日には抜けている。



もう一つ最近気になった失言で古館の「アダルト・チルドレン」発言がある。

最近報道ステーションを見ていないのであるが、なぜ古館が謝ったかよく分からない。

謝るべきではない、と言っているのではない。どうせ普段から付け焼刃の知識であれこれ自分でもわけのわからないことをしゃべりまくっているだけなのになぜこの件だけ謝るのか、それが分からない。

そんなことで謝れば、社会的弱者に対して優しい人間だと思われるとでも思っているのだろう。

謝るからには具体的にどのような症状が「アダルト・チルドレン」でどのような行動がそうでないか古舘は区別がつくのだろうか。

あるいは「アダルト・チルドレン」という病名の元に正当化される行動があると思っているのだろうか。

古館が謝ったというのはそういうことに関して社会全体として共通の理解があってしかも自分が深く認識しているという前提で謝っている印象を与えるが、その辺のところが自分には分からない。

むろん自分は普通の会話ではこういう言葉を使ったことはほとんどない。

自分に関しては用いたことがあるが、すくなくとも人については言ったことはない。

古舘ほど自分を棚の上にあげる馬鹿ではないつもりである。



軽挙妄動の橋下大阪府知事の連日の騒動で今枝弁護士との係争が忘れられている

2008-02-12 21:14:13 | マスコミ批判


橋下大阪府知事が賞与や退職金の大幅減を提案したということでニュースになっている。

NHKの番組に遅刻した騒動といい、次から次へとこの人に関していろいろなニュースが出るおかげでどの話も中途半端に忘れられてゆくようにさえ思える。

しかし、考えてみると大阪府知事選挙になぜ一転して出ることにしたのか、そのことすらいまだに不可解であるが、ようするにそういうことなのか、と妙に納得できなくもない。

つまり昨年からいろいろ世の中をお騒がせしているようであるが、もっとも忘れてはいけないことが忘れ去られているような気がして、実はそれが橋下の狙いなのではないかとさえ思えるのである。


はっきり言えばこの人が大阪府知事選挙に立候補しないと言いながら立候補して当選したというのは実はあのことを世間に忘れさせようとしたからなのではないか。

「あのこと」とはテレビで光市母子殺人事件の被告側の弁護士を懲戒請求をするようにテレビで呼びかけたことである。

この件で橋下は今枝弁護士から訴えられたわけだが、その懲戒請求を出した人たちに対して今枝から求釈明書が送られて、送られたほうも橋下のほうもかなり驚いた模様である。

橋下のブログを見るとその件に関する記事で更新が止まっている。

http://hashimotol.exblog.jp/6613152/


はっきり言ってしまえば、橋下はかなりこの裁判で分が悪い証拠だろう。


今枝のブログなどもあまり詳しく見たわけではないが、いずれにせよ自分の印象ではこういうものが送られた時点で、あるいはこれはどういうことなのかという説明が懲戒請求した人たちから橋下に求められた時点でかなりまずいことになっているということではないか。

おそらく橋下も本当は大阪府知事選挙には本当に出るつもりはなかったのであろう。

しかし、誰かが何かを進言して橋下もなるほど、と思って急遽立候補することにしたとかってな想像もできなくはない。

たとえばこのような。。。

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今あなたはこの裁判でかなり分が悪いですよね。もし大阪府知事に立候補すれば世間はあの裁判のこと忘れますよ。

このままあなたが裁判に負けたらタレントとしての活動にも支障が出るでしょうね。

もし大阪府知事になればもしあなたが裁判に負けたとしてもそれほどあなたの仕事に響かないでしょうね。

次から次へとあなたの話題でマスコミは連日騒ぐでしょうから、それどころじゃなくなるでしょう。


それに東国原さんなんか御覧なさい。知事になったからと言ってタレント活動ができないというわけではなくて、むしろ毎日マスコミで連日でとりあげられてるじゃないですか。


裁判なんかあなたが出なくても公務がある、と言って出廷しなくてもすむでしょう。

このままあなたがタレントと弁護士を続けていたら例の求釈明書に関してもそれを送られた人への対応でおわれることになるかも知れませんよ。

知事になればそういうことも忙しいの一点張りで何もしなくてもすむでしょうし、いいことづくめですよ。

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これはかってな想像であるが、ようするにこういう進言がかりにあったとすれば、それがまさしくその通りであるような流れになってしまっていることが問題である。


むろん、大阪の選挙民の選択は実におかしなものだと思うが、他の候補がどうだったのかというと、特に印象に残らない老教授しか出せない民主党の無能ぶりが救いようがないという印象。

ちなみに選挙期間中に新聞の折り込みチラシとして扇動的な文書を大量にばら撒いたらしいがこれは一体どの勢力が行ったのかはっきりさせてほしいものである。

折り込みチラシだから誰がやったのかすぐはっきりするはずだが、正確なところは自分は知らない。


いずれにせよ、橋下は自分が公約した予算の中身が実現しないことに関して「選挙制度」のせいにしているようだが、ようするに日程も何も計算できなかった自分の無能さが露呈されたというだけの話だろう。

とにもかくにも今枝の出した求釈明書が不当なものであるというのならどの法律からそう言えるのかきちんと説明すべきではないか。

橋下は説明したつもりかもしれないが自分には2007年11月5日のブログで今枝が作成した求釈明書に関して「文書自体も『脅迫』にあたり得ます」と書いている点が非常に気になる。

「あたりえます」ということだから「あたらない」こともあるわけでどっちかはっきりしてほしい。

その後この件に関してどういう風になったのか分からないのだけれど、とにかくそれが脅迫にあたるのか、あたるとすれば刑事告訴するのかなどはっきりさせるべきではないか。


橋下はたしか裁判に関して世間の反応というものが影響するということを言っていたようであるが、それならそれで、世間の一人として詳しく情報を知りたいと思うし、その上でなにかまた発信したいと思う。


正直な気持ちを言えばこの国に民主主義はふさわしくないという気さえする。

大体においてこの選挙において今枝が橋下を訴えたということは知っていても求釈明書の件は知らなかったという人が大半で折り込みチラシも橋下に有利に働いたのだろう。

とにかく馬鹿らしい。


いずれにせよ、本当に自分の言葉に従って懲戒請求を出した人のことを考えれば府知事選挙など出てる場合ではかったし、選挙民もこういう人間を選んだというのは驚くべきことである。


ちなみに自分は橋下のようにこの知事に対してリコール運動を起こしてほしいんですね、とは言いません。

いずれにしてもこんな人間に振り回される人間たちも本当に救いようがない。





小沢一郎民主党代表辞任も翻意:連立政権内でもさらなる連立を小渕にごり押しして倒した過去を忘れない

2007-11-09 20:57:08 | マスコミ批判


小澤一郎の一連の騒動がとりあえずおさまった感じだが、小澤は会見でこれからは連立は目指さないようなことを言っていたと思うが、マスコミではまだ可能性があるように言ったり、連立すべきと主張する読売をネタに古館が批判したりとあい変わらず見苦しいにもほどがある責任の押し付け合いが繰り広げられた。

小澤に関しては書きたいことが山ほどあってもこの政治家のスキャンダルにはとてもキーボードが追いつかぬ感じだが、まずこの政治家が本当に「政権交代可能な野党」を目指していると考える人はその時点で自分はどうかしていると思うべきである。

小澤の政治経歴を見てみればここ数年はたしかに野党として政権奪取を目指しているように見えるが実際のところはとにかく野党であろうが、自民党であろうが、とにかく政権にこだわっているだけの話である。


ようするに小澤が自民党を出て行ったのは佐川スキャンダルから自分が逃げ出して自民党を批判する側に回っただけの話しであり、今回の騒動もみずからの事務所費問題で捜査が自分の周りに及ばせないようにするための、いわば自作自演のようなものであろう。

渡辺恒三もみずからの問題が発覚した時に「10年前なら許されたことが今は許されない」などと言っていたようだが、ようするにそういうことならなぜ自民党の事務所費問題を死人が出るまでこれだけつついたのだろう。


あまりにも無責任であきれるばかりだが、小澤の事務所費問題に関しては、小澤がかしていたのは小澤の政策を作っていた会社だということが小澤という政治家の無能ぶりを如実にあらわす証拠だったと思う。

ようするにこの政治家は選挙とか派閥や政党の離合集散でしか目立つことができないただの無能な一老人に過ぎないわけである。

むろん事務所費問題にしても問題がないといいながら、「ローンが終わり次第処分する」ということをいっているが、問題がないならそのままにすればいいわけだし、「ローンが終わってから処分する」というのはようするにできるだけ高値で処分したいということで、単なる蓄財に過ぎないということをみずから暴露しているに等しい。


さて、今回の連立騒動であるが、たとえば小澤はいままで自民党と連立政権を組んでいたこともあったわけだし、小淵総理に連立政権内でさらに大同団結しようとごり押しして、会談し、その直後に小渕氏が倒れた考えれば、今回も小澤のほうから連立を仕掛けた、ととるほうがむしろ自然である。

今フィクサーとされる人にしてもようするに福田が本当に使ったのであろうか。


とにかくこれでやっと小澤に対する期待が馬鹿げたものであことは証明出来たわけだが、小澤の事務所費問題が最初に浮上してきた時に「さあどうする自民」などという題で小澤をべた褒めする社説をかいた朝日は、小澤の事務所費の問題が再燃した時にはほとんど無視、(最初のときはたしかに家賃をとってることは朝日は伝えなかった。小澤はそのこともいったそうだけれども)今回は歯軋りしてくやしがっているようだが、小澤に失望する前に自分の浅はかさに少しは気づいてもらいたいものだ。

ようするに小澤は政策なんか何もありゃしない。

それこそ小澤本人が自民党に関していっているようにただ政権の座につこうとしてもがいてるだけだ。


それを隠そうとしている民主党幹部もあまりに哀れだ。





沖縄集団自決:教科書検定以上に破壊力のある朝日の政治圧力に文科省があえなく玉砕

2007-10-05 01:53:25 | マスコミ批判


朝日の9月29日の社説「集団自決―検定意見の撤回を急げ」の冒頭にはこうある。

こちらです

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沖縄の新たな憤りが、大きなうねりとなって広がっている。ことしの教科書検定で、沖縄戦の「集団自決」の記述から、「日本軍に強いられた」という表現が削られた問題だ。

 29日、「教科書検定意見撤回を求める県民大会」が沖縄県宜野湾市であり、予想をはるかに上回る約11万人の人々で会場は埋まった。仲井真弘多知事もあいさつに立った。
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こうした朝日などの扇動によってこの問題は思わぬ方向へ捻じ曲がっていってしまっている。

その流れにいささかなりと抵抗すべく新しい教科書を作る会の人たちが抗議したそうだ。

その理由の一つに沖縄での集会に参加したのは「11万人」ではなく「2万人」だったということがある。


そのニュースを伝えた報道ステーションでは古館が「もしかりに2万人だったとしてなにが問題なのでしょうか?沖縄の悲しみにこたえることが大事ではないでしょうか」などと言っていた。



何が問題かというとつまりそこが問題なのはないですか。

一体何人集まったのですか?

11万人ですか?

2万人ですか?

何人以上なら一くくりに「沖縄の悲しみ」といえるのでしょうか。。。


11万人という数字は自分たちが持ち出した数字でしょう。

これが違うとしたら捏造でしょう。


自分たちでこんなに人が集まったんだからいうことをきけと政治的圧力をかけまくっておいて、その数字が違うのではないかといわれると今度は数字の問題ではないというわけだ。


むろん、2万人でも多いとは思うけど、その人たちのうちで実際に現場にいた人はごくわずかであろうし、その人たちのうち一体どれだけの人たちが集団自決に関する議論を知っているというのか。

たくさんの人が押しかけたのだからこちらのいうことが真実だというのは光市母子殺害事件の弁護団となんら変わらない。


ようするに朝日のやってることというのはいつもこれだ。

自分で数字を持ち出しておいて、あとで数字の問題ではないという。


「南京大虐殺」に関する議論がまさにそれであった。


ついでに言えば同じ日のサッカーに関するこじつけにみちた「日中35年―「なでしこ」の精神で」という社説も以下のように最初から同じようにでたらめだ。


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中国・杭州で行われた女子サッカーのワールドカップで、日本代表チーム「なでしこジャパン」は観客のブーイングを浴び続けた。相手のドイツには声援と拍手がわき起こる。04年のサッカーアジア杯を思い出させる光景のなかで、なでしこは善戦むなしく敗れた。
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この最初の部分を読むとあれ?そうだったっけ?と思う。「日本代表チーム「なでしこジャパン」は観客のブーイングを浴び続けた」自分はあの試合をテレビで見ていたが、それほどブーイングを浴び続けていたかな、と思う。むしろ静かなはずではなかったかと思うのだが、とにかく「04年のサッカーアジア杯を思い出させる光景」と言うの誇張だと思う。

観客全体がドイツの応援団に感じられたのは確かだが、04年ほどひどいブーイングを浴び続けたとは思えない。

つまりこの社説を書いたものは04年の試合は見てない(あるいは忘れた)のではないか。


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だが、ここから意外なことが起こる。なでしこは試合後、「ARIGATO 謝謝(シエシエ) CHINA」と書いた横断幕を広げ、並んでおじぎをした。淡々とホスト国に感謝を伝えたのだ。すると、このことが中国国内で反省の声を呼び起こした。「彼女たちは感情を乗り越える勇気を持ったが、我々は以前のままだ」と、中国紙は論評を載せた。
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この部分を読めばようするにこの社説を書いた者はその中国紙を見て、あとはもう適当にいろんなことを自分の空想でつなぎ合わせて書いたことがよく分かる。


我々は以前のままだという部分で分かるようにすでに中国は04年のアジアカップにおける日本に対する野蛮な行動の数々によって世界的な非難を浴びてすでに反省したのである。

これは自分の推測だが、今回は04年よりははるかにおとなしかったのでなでしこはそのような行為に及んだのではないか。

この朝日の社説を読んでいるとなでしこの感謝をこめた行為によって中国が初めて反省したかのように思われるかもしれないが、それはあくまで「中国のある新聞」がさらに反省せよ、と中国の民衆に呼びかけているのであって、中国民衆そのものが反省していかどうかということとは関係ない。


むしろ朝日がいろいろ圧力をかけているのと同じことをしているだけである。


北京オリンピックを控えて中国がすでに数年前から反日感情に駆られた暴動などを抑えるようにしてきたことは事実であって、一部の事実だけ取り上げて中国のご機嫌をとれば万事うまく行くというよな言い方はおかしい。



日本の給油活動に対する謝意が国連の決議案に盛り込まれるということになったとき、報道ステーションで加藤洋一は外務省の職員が涙ぐましい努力したのでしょうなどと言っていたが、その後自衛隊が給油した分がイラクで使われたことを長々と説明するビデオなどを見ていると報道ステーションこそ涙ぐましい努力の固まりだといわざるを得ない。

安倍がインドに行っただけでも中国のご機嫌をそこねるというようなことを理由にけしからぬと言っていたが、そこまで言ったら中国のご機嫌をとろうとして涙ぐましい努力をしているというより神経がどうかしてるとしかいいようがない。


中国といい、沖縄といい、朝日は自分たちの頭の中にあるイメージのみを膨張させて国民に押し付ける。


このまま朝日が誇大妄想に陥って意味脈絡のないことを書きなぐった社説をばらまき続けたらこれから日本は一体どうなってしまうのか。

教科書から何からそれこそ数の暴力によってあとからあとから直さざるをえなくなるだろうから、教科書から新聞にいたるまで朝日に検定させたらどうか。

沖縄の集団自決に関してはたしか大江健三郎が訴訟を起こされていると思うが、朝日の気に食わない判決は一部だけ取り上げられて同じようにものすごいバッシングにあうだろうから、いっそのことこの裁判の判決も朝日が書いてあげればいいだろう。

判決も書き直せということになって数の暴力でしたがわざるをえなくなったら判決文という紙の資源の無駄である。