つい最近知ったことで恥ずかしいのであるが、YahooのTOPから「調べる」で「路線」をクリックすると駅すぱあとに匹敵するような便利なソフトが立ち上がる。
Yahooに関しては最近検索エンジンが変わってしまっていろいろ不満があるのだけれど、Yahoo路線情報は便利だ。
というかこれがあったら「駅すぱあと」は必要なくなってしまうのではないか?とか自分は思っていた。
全く別のところで作っているか、もしかして駅すぱあとが特許などをとってないのか?などと思っていた。
駅すぱあとというのはヴァル研究所というところが作ってるらしいのだが、ODNにも提供しているらしい。
それぞれ何らかの機能があったりなかったりで、なんらかの差があるのだろう。
詳しくは見てないけどたしか駅すぱあとのほうには地図のほうからクリックして駅の名前を入力することができたはずだが、Yahoo路線情報にはそれができるのかどうかは分からない。
しかし、Yahoo路線情報は最新の情報では携帯版もできて、今現在いる場所を特定してそこからの路線情報を検索できるそうだ。
詳しいことは分からないがとにかく驚くべきことのような気がする。
書き忘れたが、Yahooの路線情報もヴァル研究所の提供らしい。
けっこう前の情報ですが、こちらです。
こういうことを見ていると、とにかくネットとかITというのはできるだけ、本を買わない、ソフトも買わない、ということを信条にするのが一番よい利用方法だという気がしてならない。
たとえばソフトを買った場合、何年後まで情報を更新してゆくのか、といった点が消費者のみならずメーカーサイドも非情に悩ましいところではないだろうか。
製品をバージョンアップしそれをまた売る、というのはもちろんどこでもやっているのだろうが、ウィルス対策ソフトにしてもOSのたぐいにしてもいつかはまたそれを使うのに出費を余儀なくされるというのはなんだか納得がいかないように思ってしまう人も多いのではないだろうか。
会社が続く限り一度買ったら情報は最新のものを提供し続け、バグの修整などのアップロードも永久に補償してくれないものなのか、と思う。
しかしよく考えてみると路線情報などというのはすごく公共性が高い情報であって、この情報を製品化して売ること自体もしかしたらおかしなことのような気がする。
Yahoo路線情報がこれからもずっと続いてゆくことを願いたいものだがひょっとしたら、Yahoo路線情報がとりあえず無料で非常に便利な情報を提供してゆくことの裏にはこうした公共性の高い情報は製品化して売るのではなく、無償で配布してゆこうという流れがあるのかも知れない。
そういえばテレビ番組表というのは昔はそれ専門の雑誌がいくつもあったはずだが、最近はあまり見ないような気もする。
いろいろな雑誌の中にも入っているようだし、もちろんプロバイダのトップなどにもたくさんある。
というわけで、ネットというのは情報を無料で提供してゆくものだ、という至極当たり前の結論になるのだが、逆に言うと無料で提供されてもよさそうな情報が有料で提供されてきた点もたしかにあると思う。
そっちのほうが驚くべきことなのかも知れない。