このブログでは一切原発は危険だというようなこと主張していなかった。原発はけしからん、東電けしからんと言っても今でも利用者である。
むしろ環境問題にについては興味がないと主張してきたぐらいである。しかし、東電の利用者であるからと言って何も言えないということはないし、避難区域でないといっても心理的ストレスや、いずれ空気中の放射性物質を大量に摂取していることなどによりガンが発生する可能性はある。
しかしこういう状態にいたるまでにはどう考えても実際にマスコミなどの原発理解キャンペーンがあったはずですでにいろいろ指摘されたり反省の表明や撤回などもあるようだが、自分の記憶しているかぎり最もひどかったのが日曜の朝のフジテレビでの竹村健一であった。その当事たぶんチュルノブィリのあとそれなりに反対運動もあったと思うのだが「原発は安全なんです」と言ってそれが世界の常識などと怒っていた。
にもかかわらずフジテレビはえらそうにそんなことは忘れて解説やらなんやらしているようだ。そして今日の読売にあった福島の漁民、現在の金で200万、1000万そしてその後も数千万もらったかどうかはっきりしないようだが、とにかく原発受け入れに当たって金をもらい続けてさらに金をくれだの金をもらうのではなかっただの何をいっているのか。この叶谷守久という人は抗議活動もしているようだが、東電と一体どういう合意をかつてしていたのか。
その内容や補償額をすべて東電は出すべきではないのか。危険がないなら最初から金など出さないだろう。
金を今までもらっていてまた金をくれというのはまず自分が今までもらった金のすべてを公開してからにすべきではないのか。地元の人間が金で丸め込まれたから放射性物質が日本国中に広がっているのではないか。原発に関しては竹村健一ら文化人、岸ユキなど自分の記憶では東電の原発キャンペーンCMに出ていたタレント、マスコミ全体もさることながら地元民がうまい汁を吸っていたことが何より問題だ。
別に東電を弁護するわけではなく、利用者としてどういう裏工作をして原発の増設などの合意を得ていたのか明らかにすべきだと思うのである。