Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

悪戦苦闘の眼科検診

2012-02-17 20:35:30 | 家族
実は、何気に大変な息子の眼科検診。
ダウン症児は視力に問題がある場合も少なくないので、ベビーの頃から毎年検診には行っていたのだけど、お喋りが上手に出来ないから見えたものを教えてもらうわけにもいかないし、嫌がって必死に動くからドクターに観てもらうのも至難の業。最後に2年程前、夫婦揃って付き添い診せに行った時なんて、待ち時間が長すぎてお昼寝してしまい、検査の為無理やり起こしたらすごく機嫌が悪くて、まったく検査できず。理想的には絵カードを見て、マカトンでも口頭でも言えれば、最低限の視力確認は出来るのだけど、、、普段なら言える、ネコやボートなんかも全く言う気無し(涙)2時間近く費やし、頑張ったけど、結局何もできないまま、250ドル也。スペシャリストなのでMedicareも利かないし、Private insuranceで一部戻ってくるとは言え、ホント痛い医療費。

昨年は、この眼科医の就業形態が変わってしまい、予約がうまく入れられず。Preschoolで就学前に眼鏡の必要は無いか4~5歳児を対象に眼科検診があるので、ダメ元でお願いしてみたけど、やっぱり検眼できず。ナースの方からわざわざ携帯にお電話頂き、紹介されたのが今日のドクター。電話で事情も話し、小児科でSpecial needsに対応できる先生を探しているんだけど、、、と言ってあったので、少し期待していたけど、やっぱり空振り。視力測定は同じカードだったので、今は殆ど言えるから大丈夫だと思いきや、想定外に「ダディ、ダディ」(ダディと練習したカード!)と言い続け、オールストライクアウト。視力測定は諦め、眼底を開く目薬を差し、ドクターに見てもらうことに。2年振りの目薬もかな~り抵抗され、がんじがらめに押さえつけて無理やりさす間、ず~っと大絶叫。もうこの辺りで私の気力はかなり疲れてきて、諦めモードに突入。


絶叫後、ヤクルトでなんとか機嫌回復中


目薬さしてから待つこと40分。待合室でランチを食べさせ、お絵描きしたり、ビデオ観たりして、何とかご機嫌に戻った頃、再び診療室へ。もう入る前から嫌がってるし・・・(涙)とっても優しい女医さんで、息子さんが2人いるので理解もあったけど、羽交い絞めにして診てもらおうとしても、目をつぶってしまい、これまたアウト。折り紙つきの頑固者息子は、こんな時は本当に手のつけようがない。飴でつったり、色々試してみたけど、結局診てもらえず。前回のドクターよりは遥かに努力して下さったドクターだったけど、結局何も出来ずに、180ドル也。朝10時半の予約だったので、Preschoolは遅刻していくつもりが、帰宅したら1時前。(車で10分位のドクターです。汗)目薬の影響が一日残るから、直射日光は避けるように言われていたし、疲れたのか車に乗ったらすぐに爆睡してしまったので、お休みしてゆっくりする事に。

次回、1ヵ月後に再トライして、それでダメなら病院で麻酔して検査するしか道が残っていない。確かに心臓に大きな穴が開いていたベビーの頃は、動くとエコーが見れないとドクターに怒られ、3度目には麻酔を使ったことがあった。でも、心臓と違い、視力だから命に直接影響する検査じゃないのに、麻酔を使うのも少し考えてしまう。出産の時に使ったガスだから、どんなものか知ってるけど、本当にそこまでしなきゃいけないのだろうか・・・。金銭的にも、麻酔は保険が利かないので、これまた千ドル近い検査費用になるだろうし。恐ろしい。。。

何とか、次回は力づくでも検査うけられると良いなぁ。。。





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