Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

母の入院~Day6~

2022-06-30 21:18:00 | 医療・矯正

母が入院して6日目。夜間、バイパップマスクをしなくても大丈夫になったので、昼間も随分起きていられるようになってきた。今日はお粥に代わり、小さなおにぎりが食べられるようになって、まだ量は少ないものの、普通の食事がとれるようになってきた!

 
朝の差し入れで遅めの朝食

 
ランチメニューのラムを少々トライ。
 
今日は、月末で明日までに終わらせなければいけない仕事があるので、ドクターとフィジオの回診が終わった後、一旦家に帰宅。

母の部屋からの景色
 
夕方戻って来ると、昼間と変わらず調子が良さそうだけど、さらに寒そう。体調が良くなったせいで、部屋の寒さが体にしみるよう。順調に行ったら、月曜までに退院できそうだけど、早く帰れると良いな~!!
 
 
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母の入院~Day5~

2022-06-29 20:55:00 | 医療・矯正
母が入院して早5日目。ようやく手の色も元に戻ってきて(救急に行った時は、酸素が行き届かず、手の甲が黒ずんでいた)いつもの母が少し戻ってきて、マスクが嫌だとぶーぶー言う文句も、ちょっとわがままなのも、何もかも有難い。起きている時間も増えてきたので、椅子に移動して、リハビリがてらみかんの皮むき。昨日までの4日間、ずっと私が皮をむいて、薄皮全部むいて、タッパーに毎日3~4個入れてたのだけど、もう自分でむけるように!
 
 
フィジオの先生との歩行練習も始まり、部屋の中でドアまで歩いてみる。これからはどんどん、トイレもシャワーも入るよう言われたので、ずっと体をふくことしか出来なかった母をナースと2人でシャワーに入れた。椅子に座っててもらって私達が洗うだけなのだけど、それでもものすごくゼーゼー言って、疲れた様子。まだまだ自分で入れる日は遠そう。でも、やっと少しさっぱりして、いつもの母っぽくなった。

初めて少し動いた後だから、ランチも少し多めに食べ、病院食も少しだけど、色々食べられるようになってきた。いつもは全く食べないアイスクリームを気に入ったらしく、デザートにリクエストしたと嬉しそうに教えてくれた。そろそろ持参するプリンを減らしても大丈夫かも。今日はいつものメニューに、多めの梅粥、豚汁も持ってきたら、豚汁が美味しかったらしく、ペロリ。夕飯にまた持って来て欲しい、と珍しくリクエストが。
 
 
昼食後、フィジオの先生が早めに来てくれたので、一緒に立ち合いした後、数時間家に帰宅。今日は3時間程帰れたので、夕飯の支度も出来、ちょっと気持ちにもゆとりが戻った。ずっと病院に缶詰めで、息子が寂しがって何度もFaceTimeしてきて、夕飯時はママが帰るまで食べないと夫たちを困らせていたのが、お昼に顔を見に帰るとピタッと止まった。私の心身的にも、ずっと病院の椅子でPC片手に、母の介助し続けるより、数時間でもモニターに向かって、集中して仕事して、料理して、子供たちと話してホッとする時間は大事。



夕飯時にまた病院に戻り、調子の良さそうな母の姿を見て、ほっ。実はこの部屋、空気を循環させているので、めちゃくちゃ寒く、私はこの数日の無理もたたり、軽い膀胱炎になってしまったのだけど、母は具合が悪い間、ぺらっぺらのシーツにブランケットのみで寒くない、と言っていた。座れる位回復してきて初めて、寒いとジャケットを羽織るようになったのだけど、日に日に寒さが分かるようになってきたらしい。これも回復している証拠!と思う反面、変に風邪をひかないかちょっと心配で、早く退院できることを祈るのみ!
 
 
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母の入院~Day4~

2022-06-28 20:54:00 | 医療・矯正
今朝はいつものメニューに加え、お粥も持参。まだ離乳食のようなお粥だけど、少しずつ食べられるように。普段からみかんが好きだけど、食欲がない時はいつにも増して、みかん好き。好物しか本当に食べたくない人なので、娘で良かった、、、と思う。苦笑
 
 
ランチメニューは柔らかいラムだったので、血液の為に頑張って少量食べてくれた。全部切ってあげたりしていたのが、少しずつ自分で出来るように戻ってきた。まだずり落ちた体を持ち上げてベッドの上で座り直すと、ゼーゼー言っているし、しんどそうなので、私や看護婦さんに甘えているけど、ちょっとだけ体力は戻ってきているように見える。

 
お昼を食べるとウトウトするので、今日こそは短時間家に戻って、急ぎの仕事をしたいと思っていたのだけど、ちょうど帰ろうとしたところにフィジオ(リハビリ)の先生が。もう既に4日も経ってしまったので、出来るだけ日中、座って肺を立てた状態で過ごせるよう、リハビリ開始との事で、椅子に移動。まずは一時間からスタート。その間、ナースはもちろん来ないので、帰るわけにもいかず、ギリギリまで病室で仕事。

 
速達でオフィスに書類を送るタイムリミットになったのに、戻って来ると言ったナースが45分以上戻って来ないから呼びに行き、夕方まで2時間程、付き添えない旨を伝えて、急ぎ家に。4時までに投函する書類をやっつけ、朝作っておいた豚汁、煮物、卵焼き、お粥等々を持って、再び病院へ。



やはりいない間、ナースは椅子に座れって言わないから、とずっとベッドで寝ていたよう。こっちの病院は、日本と違い、リハビリは自主的にやらないと、ナースは殆ど何もしてくれない。母の付き添いに私がいないと、母はトイレにも行けないし。明日も出来る限り、付き添わなくては。早く家に帰れるよう、母子ともに頑張らねば!
 
 
 
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母の入院~Day3~

2022-06-27 21:21:00 | 医療・矯正
今朝も病院から連絡なく、便りの無いのは良い便り、で朝予定通り病院へ。すると朝ご飯の時にはマスクを外してもらえる筈だったのが、シニアドクターの回診が遅く、10時の段階でまだ朝食も食べさせてもらえず、一人でお水も飲めないから、「喉が渇いた、もうマスク外したい。」とブーブー、ご機嫌斜めな母上。慌てて、ナースを捕まえて話すと、そのナースはキチンと先生にコンタクトしてくれたようで、母が入院して3日目の正午前、2日振りにようやくマスクを外してもらえた。10時半頃、病院食の朝食も持ってきてくれたけど、母が食べられそうな物はないので、私が持ってきたプリン、大根の煮物、きゅうりのお漬物、みかんを再び、ちょこっと食べ、マスクが外れた解放感でウトウト。。。
 

鼻からの酸素投与だけで、サチュレーションも維持出来ているようなので、このまま外してもらえるかも。。。と思ったけれど、夜にはまたマスクをつけないといけないらしい。夜の寝不足を補うかのように、母はウトウトウトウト。でもマスクが苦しいとブーブー文句言う元気も出てきて、私的にはかなりほっ。
 
 
 
お昼はパスタ。こっちの病院食はビックリする位、普通のごはん。普段からこういう食事が苦手な母には、ほぼ無理なので、大根の煮物、プリン、みかん、きゅうりのお漬物。まだ全く動いていないのでお腹が空いていないと言うけれど、頑張って体力を戻さなければいけないので、ちょっとでも食べてもらうように。1日3~4回の血液検査も、本当なら救急で付けたカニュラから採血出来るのに、老人で酸素が手の先まで行っていない状態の母は、全く使えず、毎回手首で何度も採血され、両腕真っ黒の痣に。少しでも楽に採血出来るよう、水分取らせて、少量でもお肉食べるよう励ます位しか出来ないのがもどかしい。

 
夕食は病院食もちょっぴり食べ、その後、持ってきたプリンをみかん。やっぱり家の食べ物が一番良いらしい。苦笑



夜10時にまたマスクをつけることになったけど、その前に帰宅しなくてはいけないので、少し不安そうだけど、明日朝また来るまで何かあったら電話してね、と伝えて帰路に。3日目にして、ようやく急変や命の心配をせずに、帰れるように!
 
すると、帰宅して直ぐにまさかの電話。今日、日中ベッドシーツ等の交換で手元にあったナースコールが移動されて、どこにあるか探せなくなったらしい。慌てて病院の代表電話に電話して、病棟につないでもらうものの、何分待ってもつながらず、受付の人が諦めて、何度も掛け続けろと直通ダイヤルを教えてくれた。幸い、直接かけた電話がつながり、ナースに病室に行ってもらうようお願い出来たのは、なんと15分後!コロナ渦で人手不足とは言え、ひどい有様。本当のエマージェンシーの時には、やっぱり病棟に入れておくのは不安そう。。。
 
 
 
 
 
 
 
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母の入院~Day2~

2022-06-26 22:47:00 | 医療・矯正
昨夜は病院から電話が来ることもなく、無事朝が明けた。10時から訪問可能なので、そろそろ家を出ようとしていた矢先、母の携帯から電話。一瞬ドキッとしながら電話を取ると、なんと日本人の看護婦さん。今日の担当をして下さる方がたまたま初の日本人だったそうで、わざわざ安定しています、と電話を下さったのだ。正直ものすごく不安な気持ちで病院に向かおうとしていたので、その電話で一気に心が楽に。
 
今日は10時~8時までずっといれるように、仕事のPC持参。母が具合悪くなって、食欲がなくても食べられる、プリン、きゅうりのお漬物、みかんを持ってきたので、お昼の時に少しだけマスクを外してもらい、少しずつ食べてくれた。ただ、経過が良ければ日中はマスクが外せるかもと言っていたのが、肺の機能が思ったより回復せず、今日は外してもらえなさそう。熱風が鼻と口から強制的に肺を開くよう送り込まれてくる中、呼吸するので、かなり苦しいらしい。昨日はつけて直ぐに苦しいから取りたい、もう死にたい、と何度も言われて、その姿を見ているのが本当につらかったのだけど、、、少しずつでも回復しているのが見て分かるようになってきたので、何とか励まし続けるのみ。
 


昨日はマスクを付けたままで、殆ど熟睡できなかったのか、ずっとウトウトしていて、仕事していると結構眠っていたので、苦しいと言いつつも体は慣れてきているのだとホッとした。今日も一回だけ、死にたいわ、、、と言われたけど、昨日は安楽死出来へんの?とかもう死にたい、と何度も言われ続けたので、それに比べれば格段にマシ!夜ギリギリの時間まで励まし続け、今晩もマスクつけたまま朝まで不安そうな母に、よく頑張ってる、もうちょっと頑張って!と励まし、病院を後に。帰宅して、母が喜んで食べられる唯一の栄養食、プリンづくり。今晩も、病院から連絡がありませんように。。。
 
 
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母の入院~Day1~

2022-06-25 23:03:00 | 医療・矯正
先週の火曜日に、母の肺炎の予防接種を受けた際、私もインフルの予防接種をついでにしてもらったのだけど、その日にちょうど咳が出始め、翌朝に7度6分程の熱が出た。私だけだし、てっきり予防接種の副作用だとばかり思っていたら、咳がかなり酷く、仕事が忙しくて休んでるどころではないのでパナドールのんで、なんとかこなしていたら、金曜日に学校から帰宅した息子が発熱&咳。そして日曜には、夫と母も発熱&咳、、、最後に娘も少し微熱が出て、RATは陰性だし、たちの悪い風邪もらってしまったな~と思っていたら、、、
 
4日後の金曜日、母の喘息が出始めたけど、行きつけのドクターは金曜が休みなので、緊急行くのは私の体調的にも辛く、1日様子を見ることに。その日はしっかり寝て、土曜の朝、早めに様子を見に行くと、、、案の定、母の容体がかなり悪化。夫は具合がまだ具合が悪く、寝ていたので、息子に言い聞かせ、母をパジャマのままで車いすに乗せて、救急へ。幸い朝早く、まだケガ人が殆どいなかったので、トリアージュも2人目で直ぐに診てくれて、速攻、Resuscitation roomへ。救急車でもないのに、この部屋に来たのは初めて、それ程に母の症状は重かった。
 
2年前に喘息が悪化して、肺炎まで行ってしまった時と比べると、呼吸はまだそこまで苦しそうではなかったのに、この時既にサチュレーションが68程。鼻からの酸素でも、酸素マスクでもサチュレーションが全く回復せず、肺が萎んでしまっていたので、バイパップと言う圧力をかけて酸素を流し込むマスクをつける治療に切り替え。初めてだったので、これで効果が出るか分からず、万が一、効果がなかった場合、、、と延命措置の確認をドクターにされた。
 
夕方頃から少し安定し始めたのを見て、ICUに送るか、病棟に送るか、ドクターが相談始め、約12時間の救急での治療後、夜8時過ぎやっと病棟へ移れた。その際に、実はインフルA+だった事を聞き、私達が質の悪い風邪だと信じていたのはインフルだったと判明。どうりで私達全員治りが遅いハズ。10日経っても全然治らない息子を連れて、明日は夫にドクターに行ってもらわなくては。
 


本来のお見舞い時間夜8時を過ぎて病室(しかも隔離対応部屋)に移ってきたから、ナースに今晩は泊まる?と聞かれたのだけど、流石に心身共にヘトヘト。緊張と心配で食べ物も飲み物も、殆ど口にせずに14時間。車で5分の距離だし、一旦帰らせてもらって、明日朝来ることに。家に着くと、いつもなら寝ている娘が起きて待っていてくれて、ハグして迎えてくれて、一気に我慢していた涙腺が崩壊。結局、色んな先生に3度も延命治療の確認もされて、その度にあふれてくる涙をこらえ、一人で母に付き添っていたので、私の精神がボロボロだった。
 
もう91歳、いつかはこういう日が来るとは理解しているつもりだった。でも、普段あまりにも元気なので、まだやっぱり心が受け入れられない。息子はもう眠っていたので、娘と夫の前でいっぱい泣かせてもらって、日本の姉にもいっぱい不安を吐露させてもらって、ほんの少し落ち着いた。姉に眠れないだろうけど、ちゃんと食べて休め、と言われ、明日からの母の付き添いと、今の家族の現状(皆まだインフルから回復中)を考え、枕元に携帯を置いて眠る。病院から連絡がありませんように。。。
 
 
 
 
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矯正のコンサルテーション

2022-06-06 17:52:00 | 医療・矯正
息子も今年16歳になるので、随分、色んな事が理解できるようになって、矯正への興味も出てきたので、近くの総合歯科で矯正のコンサルに行って来た。本当は私も、娘は2度もお世話になった、シドニーでは有名どころの矯正医が近くにいるので、そこに通いたい所だけど、息子の歯はそこまで複雑じゃないし、何よりスペシャルニーズにも対応してくれる余裕のある所ではないので、もう少し融通が利きそうな近所の歯科で話をしてみることに。
 


幸い、何度か通った所だから息子の抵抗も少なく、エクスパンダ―で拡張すれば抜歯せずに矯正も出来そう。息子はインビザが良いような事を言ってるけど、常にリテイナーをはめて生活しなければいけないので、子供、特に男の子には向いていないらしい。クリアな金具にしてもらって、何とか本人が頑張ってくれると良いなぁ。全体の見積もりは、ざっくり1万ドル程。娘の時はフェイスマスク、レーザー治療、抜歯、諸々が掛かって、しかも2回だったので2万ドル以上掛かったけど、あれから10年近く経っても、思ったより値段が上がっていなくてほっ。
 
次回、クリーニングしてエクスパンダ―の型取り。嫌がらずに頑張ってくれますように。。。
 
 
 
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