Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

睡眠時無呼吸症候群

2012-05-08 20:26:42 | 医療・矯正
今日は、先週の日曜日、娘が検査入院した結果を聞きにドクターへ。一緒に付き添ったけれど、娘の体調もとっても良かったし、咳も全くしていなかったので、もしかしたらNo problemsな~んて言ってもらえるんじゃないかと淡い期待を持ちつつ、念のため、旦那にも会社を早退してもらい、夫婦揃って付き添うと・・・


待合室にて


まずは初回のコンサルテーションの為、A43枚分の問診をしながら、ドクターはその場で回答をPCにタイピング。う~ん、日本のドクターじゃ、まず見られないこの光景。全部の問診が終わった後、お待ちかねのSleep studyの結果と問診の結果をあわせたものをモニターに映し出してくれた。モニターには、折れ線グラフが5種類ほど並んでいて、1つは呼吸の記録、1つは心臓、1つは脳波、というようにそれぞれ意味するものがあり、同時に娘のビデオ画像が映し出された。横にいたのに全く気付いていなかったけど、Sleep study中の患者の様子は一晩中ビデオ撮影されていたらしい。例えば、折れ線グラフで呼吸していない箇所を指定すると、連動してその部分のビデオが観れ、息をCatch upする様子や胸が隆起する様子を確認できる。

結果から言うと、娘はModerate(中度程度)の睡眠障害がある、と判断された。娘は現在、90%ほどの睡眠なので、本来は日中に眠気や集中力が続かない等の症状があるらしい。呼吸できていない期間が長ければ長いほど、心臓に負担があるし、呼吸しようと身体が目覚めるようになって、眠れていない状態が増えるそうな。それが続くと成長障害や、高血圧や心臓病などにも影響がでる可能性がある。だけど、旦那似のガマン強い性格からか、娘に自覚症状は全くなく、努力によって本来持っているはずのあと10%の能力を使わずに、勉強もスポーツも問題なくきてしまったらしい。小さな頃の寝起き、寝つきの悪さも性格だから、、、と諦めていたけど、これが睡眠障害のせいだったなんて。気付いてあげられなかった事に反省しつつ、8歳で気付いた事に感謝。まずは来週、この結果を持って耳鼻科のドクターに会いに行き、十中八九、扁桃腺切除の手術になるだろう。ドクターは簡単な手術だと言っていたけど、体験談を読む限り、かなり辛そうだなぁ。。。



驚いたのは、アジア人はヨーロッパ人に比べ、顎が小さく、気道が狭い人が多いので、睡眠時無呼吸症候群になりやすいらしい。娘も顎が小さいので、気道が狭いから、扁桃腺を切った後、矯正のExpanderやFace maskによる骨格修正を続け、舌の収まるスペースを広げてあげ、気道を広げる治療をするかもしれない。これら全部あわせての治療計画らしく、まだまだドクター通いの日々は続きそう・・・でも、思春期になる前にやってあげられて良かった!と思えるように、今のうちに頑張りま~~~す

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