ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

『阪急電車』

2010年10月04日 21時35分21秒 | 読書日記
『阪急電車』(有川浩著)
電車の中吊りを見て買ってみました
阪急今津線という西宮北駅と宝塚駅を結ぶ短い路線の中で繰り広げられる人間模様の、主人公の言葉を借りれば「人生の機微に触れる」短編集です 
物語というより、人と人とが線路のように繋がっています

笑いあり、怒りあり、同情あり、ほのぼのとさせてくれる物語で、電車の中で読むと、噴出しそうになったりするので要注意です
関西弁が心地良く、そして、男性陣がみな優しい 
って、どこかでこんな感じの本を読んだっことがあると思ったら…、『レインツリーの森』と同じ著者でした。

今朝、クー太郎の所へ行くときに、空いている席をめぐって若いお兄さんと譲り合い、そして私が座らせてもらいました
電車の中では非常識な人にイライラすることもあるけれど、たまには嬉しいこともあるものです
毎日の通勤が、少し違ったものに見えるようになるかもしれません 
コメント (2)
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