雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

日本のスキー界から世界へ

2012-04-16 07:53:43 | 日記
日本のアルペンスキーはなかなか世界で通用する選手を出せないでいます。
日本の場合、世界で通用するにはまず、ポイントレースを追いかけ早く強化指定選手に選ばれるのが近道です。
ですが、そこまで行くには大変な個人負担が必要です。
スキーの道具は毎年20万から30万掛けて購入します。早い時期から雪上練習するには北海道や海外で合宿します。そこでまた20万近い費用が掛かります。
シーズン初めから1月末までは全国大会の予選が続きます。
全国大会に出れば事前合宿やら宿泊費やらお揃いのポンチョやらまたまた驚くほどのお金が必要になります。
2月中旬からは各種ポイントレースが続きます。このポイントレースがまたまた曲者です。大概は1大会2レースで平日開催です。しかも事前の監督会議に出なければならないので2泊3日コースになります。参加費は1レース4000円くらいですので1大会8000円です。宿泊費、リフト代含めて引率者が保護者だと5万くらい必要です。そんな大会にシーズン5回も6回も参加するのです。そして、豪華な招待選手がいれば実力以上のポイントが取れてめでたし.となるわけですが...。

これでなかなかポイント取れなければ、冬期間ほとんど登校も出来ず莫大な費用を掛けてこの先何の意味があるのか...と大概の親は感じてしまいますね。

課題は
まずは大会の時期

予選が正月明けすぐなのですが、これでは国内しか雪上練習出来ない者には非常に不利です。
例えば新潟県を例にとれば県予選だけでもいいような気がします。それも出来るだけ遅く..。

ポイントレースは基本、土日開催を目指す..

スキーを一部の人だけのものにしないためにはこういったことも考えてみてはどうでしょう。