雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

冥土の土産

2013-02-28 23:51:48 | 日記
今日は、いつもは死にたいとため息ばかりついているく知人が、山中教授ips細胞で死なない体になると言ってきました(^^;

不老不死も夢じゃないということでしょうか。

でも、人間って、どこまで貪欲なのかと考えてしまいます。

運命をありのまま受け入れる器の大きさも、自分は死んでも遺伝子を次世代に受け継いでいければいいんじゃないてすかねー。

ある人が自分の今は亡き祖母がチラシで作ってくれた鍋しきがまたたくさんあってとても重宝しているという話をしてくれました。その方は生前、冥土の土産だといってせっせとその鍋しきを作っていたそうです。今でもまだたくさんあってとても役立っているとのこど

なるほど....

冥土の土産ね。

今はまだこの国は死というものを何かとても忌み嫌っていて言葉にも出来ないことも多いですよね。

でも、その方の冥土の土産の話には私なりに得るものがありました。

この世で私たちが生きる意味、それは冥土の土産づくりなんだなぁと。次世代に何が残せるか、多かれ少なかれ今、この世に生を受けている私たちが土産として冥土にもっていけるもの。それは何か.....避けては通れない死を肯定して生きること、

この原点の上に立って。

私も冥土の土産づくりを始めようと思います。

就活ってなんだろう

2013-02-28 01:20:32 | 日記
息子が就活といって飛び回っています。東京、新潟、富山とグルグル回ってます。

そんなに会社回っても一社しか入れないと思うのですが。

旅費が掛かるのでもういい加減にしてほしい気もするのですが、就職先が無いのも困ります。なんだか、就活といい、受験といい、弱いものの心理のつけこむような産業がなりたっているような気がするのは私だけでしょうか。

もちろん、本人も就活や受験を体験して成長する部分もあると思います。自分を見つめ直すいい機会だとは思います。

でも、たくさんの会社を受けて、結局公務員志望です、とか地元に帰りますとかいうことになるのならば受ける必要ないのでは....
と思ってしまうのです。

お互いに無駄な労力ではないでしょうかねー。

地元企業は、採用した若者に研修の機会をたくさんとるとか、資格をたくさん取らせると地方の小さい会社であるが故に技術が学べないのではという不安に応える努力をするば若者が田舎に定着するのではないかとも思います。

せっかく大学で学んだ知識や技術を田舎ではいらない、使えないというのではなくうまく使えるといいのではないかと思います。
最初から、田舎で使える資格限定で進学すると、やはり工学部か、医療、福祉に限定されます。他にもいろいろな勉強している人がいるでしょうから地方はそれをうまくいかしてあげられれば若者が帰ってくるかもしれません。

と、考えるこの頃です。