雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

少子化対策でホンネ?

2014-06-21 20:09:19 | 日記
 東京都議会のセクハラ発言が公共の電波に乗って海外まで騒がせているようです。

 ちょうど、1週間前、身内内でそれと同じことで議論したばかりでした。つまり少子化対策などといってはいるが昔のように女は家にいて子育てをするのが一番いいんだという発言があり、私がそれは違う!と議論になったのです。彼はそれはタテマエとホンネだというのですが。つまり、ホンネでは女性を社会進出させたことがそもそもの間違いだというもので、これにはいささか閉口しました。

 つまり、日本の男子の中にはまだまだそういう感覚が横臥しているということなのでしょう。
 地域の会議も男性中心です。市長への各地域からの今年度の要望書を作ると言ってもそこに女性からの意見を取り込む仕組みがないのです。

 男性が変わらずして女性が安心して子供を産める環境など作れないのに少子化まで女性のせいにするそういう発言はとても情けないです。

 少子化はそういう女性たちのささやかな抵抗の結果なんです。どうしてそこに気付かないのでしょうか。これまでの少子化政策は建前上仕方無く作っているけれどホンネは女性がさっさと結婚して家庭で子育てすれば何の問題もないのに。っていうことと捉えられても仕方ないですよね。

 少子化も経済対策の一環だと思うのですが、経済成長が続けば国民が幸せになれるという考えを根本から覆さなければいけない時期になってきているのに変わることへの抵抗がまだまだあるのでしょうか。

 昔が良かったと考えるのは男子の考えです。女性は近年やっと過去の女性という生き方から解放されつつあるのです。子供も産めるという本来は強い立場であってよいわけです。

 もっと女子がこの国を作っていかねばならないことに気付きましょう。まずは地域からです。

 

 

根知のお七夕づくり

2014-06-21 19:55:10 | 日記
 今年も、全国七夕100選にもなっている知る人ぞ知る根知のお七夕の吊るし飾りを作りました。

 当地区に古くから伝えられているこの七夕は、縄に七夕人形を吊るして道路上に渡します。地区内5か所に飾られます。かつてはどの地区にもあったようですが、現在では4地区5か所です。それに加えて地元公民館でも若い世代に伝承してもらうために七夕づくりをしています。

昔は、子供達が学校帰りに近くのお堂や会館などに集まって、特に女子が作っていたそうです。いまは地元の老人会に製作をお願いしています。

 

 こういう人形を吊るします。真ん中には花嫁・花婿、あとはお供の人形やサルボボ、ヒョーチューと呼ばれる三角の飾りなどが吊るされます。

 

 地域が無くなってしまえばこういう伝統文化も消えてしまうんですよね。

 何とか残して行きたいですね。

 この七夕飾りはは7月7日から8月7日までの1か月間飾られます。是非、見てください。