雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

地方の疲弊は日本の疲弊の前兆。

2015-04-05 07:48:04 | 日記
 地方の疲弊はやがて日本の疲弊につながります。

 私は経済中心の今の日本の有り様に不安を感じています。

 例えば川の魚。

 川に帰ってきてもらうには稚魚を放流しています。

 でも、今の日本はどうでしょうか。都会に来た若者を地方に帰さないで食い尽くしてしまってはいないでしょうか。

 もう、地方は疲弊していて都会に人を供給出来なくなるのは時間の問題です。ここに対策を立てないと近い将来日本は人口問題で悩むことになります。
 
 少ない人口で経済を成長させるには今まで以上に大変になってきます。


 自然から学ぶことがなくなり、数字ばかり見つめている政治家や官僚さん、大切なことは昔の人が教えてくれていましたよね。木は切ったら植林する、魚は食べる分だけ獲る、次の世代の人が困らないように、昔の人は考えていたのに、

 現代社会はそういう資源が永遠のものと勘違いしているのではないでしょうか。今の日本は人が一番の資源です。

 ですから、人を地方に帰す努力が必要なのです。

 目の前のことも大切ですが、先を見据えることも大切です。

 最近、企業の本社を地方に移転する動きも出てきました。期待しています。