雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

ねち活。

2017-03-07 07:15:51 | 日記
 ありきたりの活動と捉えられがちな地域づくりの中で模索中なのがこの「ねち活」。

 直売所と加工所の復活なのですが、そもそも…という話になるとこの地域にこういうものが必要なのかということに辿り着いてしまいます。

 だってこの地域のほとんどは会社などの賃金で生活しています。この地は水田を中心とした兼業農家がこの地域の農業の主だったのですが、近年は農業がむしろ手かせ足かせとなり、生活から切り離したいという人が増えてきました。

 そんな中で、野菜中心の直売所が必要なのかということになると自信がありません。野菜を売らなくても生活出来ている人がほとんどです。経営が困難になったのも、売る物が集まらなくなったということも一つの原因です。

 ただ、建物もあるし、勿体ないし…みたいのところから「ねち活」が始まったのです。

 では、個人的にはどうなのか。地域のためにと考えると要らないかもしれないのですが、私は、あった方がいいと思っているのです。私が畑で花や野菜を作るのは売るためです。もちろん、売る場所はありますが、地域の直売所もあった方がいいと思っています。私の余暇は畑仕事です。

 土地がたくさんあって野菜はたくさん作れますが、自分では食べきれないんです。その野菜を、直売所で売ったり、加工食品にあいたりするところがあれば、野菜をたくさん作れるのです。野菜づくりはとても楽しいのですが、食べきれないのが悩みなんですよ。実は。

 私みたいな人がまだまだいるんじゃないかなと思うのですがどうなんだろう…。

 今日も「ねち活」会議です。