雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

最強寒波に備える雪国。

2018-01-25 10:18:43 | 日記
 雪国でも平地に記録的な積雪を伴う寒波、都心に雪を降らせる南岸低気圧、今度は、ロシアでマイナス65度を記録した最強寒波が日本列島を包んでいます。特に今回は本来の豪雪地帯である私の住む新潟県を含めた北陸地方に停滞するようです。

 今のところ、降るべきところに降っているので大きな混乱はないようです。

 こういことが想定内ということなのですかね。準備、対策がきちんと出来ているところは一晩に50センチくらい積もることはザラにあるということで各家庭、雪かき(雪国では雪掘り)道具はしっかり揃っているし、除雪機も持っているし、車にもスコップを積んでいます。

 北陸地域の雪は湿雪でとても重たいですので、雪掘りに使うスコップ類は、ホームセンターにあるようなプラスチックのじゃ駄目です。アルミ製もイマイチ。鉄製の角スコップが使いやすいです。あと、雪を救って排雪する作業に欠かせないのはスノーダンプです。これも、鉄製のしっかりしたものがいいです。このあたりではY社のグリーンのダンプが主流です。これに、雪が張り付かないようにロウを塗ったり、やワックススプレーなどを吹き付けておきます。雪が張り付くと作業効率が非常に悪くなります。

 あとは、除雪機を使った除雪です。20万円くらいから100万円近くまで馬力によって様々ですが、主流はロータリーで吹き上げるタイプです。田舎は、吹き上げる場所があるので除雪機があれば除雪は楽々です。

 先日、白根山で想定外の火口からの噴火がありましたが、想定外ということについていろいろ考えさせられます。

 平地に1メートル近く雪が積もるという想定外の事態、都心に積雪という想定外の事態、でも、想定外のことや確率的に低いことに経済優先社会は資金を投入しないんですよね。

 だとしたら、個人で、その想定外のことに対処していく力も必要だと思います。

 最強寒波到来中!