望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

はいっ、1年生です!

2009-04-21 01:16:25 | 演劇・舞台・小劇場
今日(もう昨日だけど)は、写真のように、
衣装合わせとメイクテストをしてきました。

といっても、舞台ではなく、なんと映画!
 
縁あって、自主映画に出演させていただくことになりました。

初めてです 

お芝居するんだから同じ、のようなものですけど、
これがまるで違うんですね~。

第一、この写真を見てください。
メイクさんがメイクをしてくれてます
撮影の時もずっとついていてくれます
役者は、ただ座っていればいいんです

メイクはすべて自分でやって当たり前、
の舞台からは想像もつきません。

これだけじゃないんです。
とにかくスタッフさんの人数の多さにびっくりです。

この映画は短編で30分ほどの長さなのですが、
それでも、
監督と複数の助監督の演出部が4人。
撮影監督と撮影助手の撮影部が2人。
照明技師と2人の照明助手の照明部が3人。
録音技師と録音助手の録音部が2人。
プロデューサー、ヘアメイク、制作などの制作部が16人。

30人近いスタッフさんがいるんです 
それに対して、出演者は5人。

これだけのスタッフさんに支えられながら演技をする。
・・・という感じじゃないですね。

これだけのスタッフさんの要望に応える演技をする。
・・・ということだと思います(たぶん)


じゃぁ、舞台は何人くらいのスタッフさんでやっているか、というと、

演出に演出助手、音響、照明、衣裳、制作、舞台監督。
複雑な舞台だったりすると舞台監督に助手がつきます。
音響さんや照明さんも、プログラミングする人(こっちがエライ)と、
当日、実際にそれを動かすオペレーターと、2人体勢だったりします。
制作さんも、事務仕事全般にわたるので、複数になります。

と、こうやって見てみると、
舞台のスタッフさんも、結構多いんですね。

ただーーしっ、

実は・・・絶対に必要なのは2人。
照明さんと音響さんだけなんです 

なぜなら、この仕事は本番中ずっと必要で、
役者が兼任できないから。

言い換えれば、
舞台を最小限のスタッフでやろうと思えば、
たった2人でできちゃうんですね~

というか、実際やってます。ホントに。

劇団の主宰が、作・演出・出演、
時には振付や作詞作曲までやる、
というのは珍しいことではありません。

制作も衣裳も小道具も、
なんでもかんでも役者がやります。
セットも役者が作って当たり前、って世界です。

だから普段、稽古場にいるのは、演出家と役者だけ。
常に演出家に寄り添って、さまざまな用事をこなす演出助手も、
役者兼任のことが少なくありません。

だから、いつもは、周りが全員役者なんです。

それが、ここでは、周りはほとんどがスタッフさん。

やっぱり、なにか、違いますね。

そして

このメンバーで、GWのほとんどを使って、
泊りがけで撮影してきます。

かなりドキドキです。
ほとんど新入生の気分。

ともだちひゃくにんできるかな~
コメント
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