突然ですが、ゴキブリの話です。
知らなかった彼らの生態を、初めて知りました。
ゴキブリというのは・・・、
自分の周りの空気が、わずかでも動くと、
それだけで、すぐ逃げるのだそうです。
つまり、
その動いた空気が何であるか?
・・・そんなこたぁ知ったこっちゃない。
空気を動かしている相手は何者か?
・・・それも関係ないから見ない。
エサかもしれないから、臭いをかぐ
・・・なんてこともしない。
とにかく逃げる!
空気が動いたら、即、逃げる!
それも、普通なら、
「空気が動いたぞ」というような情報は、
まず脳に送られて、そこで判断されるのに、
ゴキブリの場合は脳を通らずに、
直接、足の動きをコントロールする神経に伝わるのだそう。
だから、
<頭で判断する>
なんてこざかしい手間も時間もかけずに、
速攻、逃げることができるんだそうです。
おっそろしく単純だけど、
おっそろしく力強い、生き残りのパワー。
やっぱりかないませんなぁ。
実はこのネタの出所は、経済学の本なんです。
人に貸してもらったんですが、
要はこの単純なリスクマネジメントが、
「金融市場の世界における予期せぬリスクにどう取り組むかについての、
手掛かりを提供するものとなる」
のだそう
ホンマかいな~~。
いかなる環境においても、いかなる状況においても、
脳を一切使わずに、ひたすら逃げる、って、
そりゃスゴイとは思うけど、
現代社会へのアンチテーゼだとも思うけど、
でも、ねぇ・・・・・・。
どう考えても、あのゴキが、
「金融市場の予期せぬリスクに対する手掛かり」
になるとは思えないけどなぁ。
いやはや、頭のいい人の考えることはわかりません
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