望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

やっと書きます。舞台の裏のウラ話・その12

2012-01-21 13:24:01 | 舞台・ウラ話

何じゃかんじゃ言いながら、
延び延びになっておりましたが、

久しぶりに始めたいと思います。
(この前が〈その11〉だったので、一応12からで)


今度は衣装の話で、思い出したものなぞを。

まぁ、これまでにも、
衣裳ネタは、いろいろ書いてきましたけど、

これはどうしても、早替えのネタが中心になりますね。
(間接的とはいえ、大八車の死体も早替えが災いした 


思い出します。こういう話・・・。

やっぱり、ゆっくり着替えられれば、
よほどケッタイな衣裳じゃない限り、
ネタになるような騒ぎはおきないんですよね。


ただ、

騒ぎが起きる起きないは別として、
しんどい衣裳というのはあります。

重いとか、窮屈といった衣裳は、
動きや声にも影響するし、
体がバキバキになったり、本当に大変です。

・・・たぶん・・・きっと。

実は私、経験がないんです。



ありがたいことに、経験はないんですが、

一度だけ、
えれぇコトをやっちまった思い出はありまして・・・。


それは、かなり大きなミュージカルの舞台で、
衣裳さんが、
衣裳を決めてくれることになっていました。


<衣裳さんが、衣裳を決める>

・・・当たり前でしょ?

と思われるでしょうが、

小劇場の世界では
決してそれが当たり前ではないんですね~。


衣装というものは、

 手持ちのもので何とか間に合わせようと知恵を絞ったり、

 買うために、安い店を探しまわったり、

 ひたすら手作りで、ずっと作り続けたり、


つまり、

<自分たちでなんとかするもの>

なんです。


それが一転して、
衣裳さんについてもらって、

何もしなくても、
自分の衣裳をもってきてもらえる。


わぉ!
もうそれだけでウキウキなワケです。

そして、その衣裳合わせの日。

衣裳さんが1枚のスカートを手に現れました。


        (つづく)






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