これはもしかすると、
公演とか劇団によるのかもしれませんが、
でも、私には新鮮な驚きだったので、
勘違いならゴメンナサイと言いつつ、
書いちゃいますね。
今回の出演は、
出られなくなった劇団の女優さんの代わりで、
ということは、最初にお話ししましたが、
作・演出の竹内さんから電話があって、
「緊急なんだけど、3月空いてない?」
と言われたときには、本当にびっくりしました。
もちろん、びっくりの中心は、
本当に久しぶりのオファーだったことなのですが、
それ以外にも、もうひとつ、
「へ?」
って感じだったんです。
・・・というのは、
その時はまだ1月のはじめ。
本番までに、2ヶ月以上あったんです。
まだまだ、
まるっきり決まらなくても不思議じゃないのに、
緊急って、どういうこと???
だって、小劇場だったら、
2ヶ月前に1人降りたくらい、何てことはない。
ま、これからでしょ、ってもんです。
だから、
「出られなくなった人の代役なんだけど」
とかって頼まれた日には、たいがい、
「来週、本番なんだけど」
とか、
「ごめん、あと4日しかないんだ!」
といった、正真正銘の緊急で、
受けたら最後、地獄の日々、
なんて話ばっかり。
そうかと思うと、
稽古に先立っての顔合わせに出席して、
「今回、主役をやらせて頂きます」
と挨拶した役者さんが、
稽古初日には消えていた、なんてことも。
これはたぶん、
「とりあえず来て、様子を見てくださいよ」
みたいな誘い方をしたんでしょうね。
で、様子を見て「やっぱり出ません」
ってことになったんだろうな、と(笑)
そうなんですよ。
小劇場には、こういうところもあるんです。
もちろん、
こういう無茶なことをするカンパニーには、
だんだん出る人が限られてきますけどね。
(私も出ません)
それがまだ2ヶ月以上あっても、
がっつりキャストを決めなくてはならない。
それも、新作だというのに、台本が完成している。
きちっとしてるなぁ。
すごいなぁ。
・・・またまた、小劇場オバサンは感心しきりなのです。



劇団俳小公演「なにもいらない―山頭火と放哉」
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