都議選が終わった今朝の新聞。
1人だけ、チェックしたい候補があって、
開票結果を見てみました。
実は数日前、その候補が駅前で演説をしていて、
ただ、その前を通りがかっただけなんですが、
その時、はっきりと思ったんです。
こりゃダメだな。
候補者は一生懸命、
自分の政策をアピールしていましたが、
周りのスタッフが、まるっきりやる気がない。
1人なんか、ポケットに手を突っ込んで、
あらぬ方向を見ている!
自分の候補者が、汗だくで喋っているときにですよ!
雇われたか、頼まれたかで、引っ張り出されたんでしょうが、
これじゃ絶対勝てるわけないなと思いました。
まぁ、元々それほど大きな政党ではなかったのですが、
案の定、ほとんど泡沫候補。
法定得票数にも届いていませんでした。
だよねぇ。
あんなスタッフ雇ってて、うまくいくワケないよね。
って、選挙ネタでこれか?って話ですが、
なぜ、こういうことが気になるかというと、
私たちの公演でも同じだからなんです。
劇場に入って、
初めて、お客様が会う人間は、
受付や案内のスタッフです。
そのスタッフが、
やる気がなかったり、態度が大きかったり、
要するにお客様をお迎えするための、
感謝の気持ちがなかったりすると、
芝居が始まる前から、
不愉快な気分で舞台に目をやることになってしまう。
反対に、とてもいい感じのスタッフさんのおかげで、
ものすごく好感を持って、舞台に向かうこともある。
主宰も、現場のスタッフにまで、
あまりわがままを言えない事情はわかるんです。
(たいがいボランティアだしね)
だけど、なんとかならぬか、
と思うこともあります。
そんな切実な気持ちが、
あの、懸命に喋っている候補者を見て、
ふと重なったのかもしれません。
しかし、選挙演説中にポケットに手を突っ込むスタッフって、
あの政党自体、やっぱりダメだな。


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