今月末に学生たちの落語会があるため、また母校に通っています。
新学期が始まり、
これまで着物など触ったこともない新入生たちが、
着崩れながら、必死の初高座という、これも風物詩。
3、4年になるとずいぶん着こなせるようになって、
自前の着物を持つようになったりするのですが、
それまでは、部室にある着物や長襦袢を使います。
それはいいんですが、
汗っだくのまま、畳んで片ずけて、
それが代々続いていくという、
あまり想像したくない状況がありまして。
先輩たちもそこまでは手が回らないみたいで、
とにかく、ある程度、着物がわかる先輩が、
一肌脱ごうじゃないかと乗り出しました。
「一度、着物や長襦袢を整理してみようよ。
長襦袢の襟の付け方も教えるから」
と、部長の女子に連絡をとり、
「稽古が4時半スタートなら、3時集合ね」
「ありがとうございます。
すみません、先輩にまでご迷惑かけて」
「ああ、いいのよ。
ついでにいろいろ教えたげるね」
と、思いっきり先輩風を吹かせて、
昨日の2時過ぎ。
何かと用事も済ませ、さぁ出かけようとしたところで、
ふと、思い直しちゃったんですね。
あ~、まだ10分ほど早いな~。
早く行っちゃってもいいけど、
ま、せっかくだから、メールだけチェックしちゃおうか、
とPCの前に座って・・・。
画面を見た・・・ところまでは、なんとなく記憶あり。
で、ハッと気がついて、
「やだ、寝ちゃってた。
すぐ出なきゃ」
駅に着いて、
「えっと、次は15時45分か。
45分に着いたら、ちょうど部室に・・・えええええええええええっ!!!」
待ち合わせ15時じゃない!!!
その時点まで、時計を見ても気づかなかったのは、
まだ寝ぼけてた?
慌ててLINEを見てみると、その彼女から、
「着物は全部出してあります。
いい時にいつでもいらしてください」
という、気配り100%のLINEが・・・。
そりゃあ、クラブの創立者である大先輩に、
「おせーよ。何やってんだよ」とは言えません。
だけど、一切連絡もせず、40分以上もやってこない先輩に、
本当にやきもきしただろうな~

もちろん慌てて、猛烈なごめんなさいLINEを送ったのは、
言うまでもありません。
あーあ、やっちまった・・・。
私ね、意外にやっちゃうんです。
「普通、やらないだろ?」というシチュエーションでの寝坊を。
娘の結婚式の朝。
前日忙しくて、ほとんど寝てなかったこともあるんですが、
ぐっすり寝てて寝坊して、当の娘に起こされたことも

今日は夜の回だけだからと昼寝したら、またまたぐっすり寝てしまい、
当時、高校生だった娘に「今日、本番あるんじゃないの?」
と起こされて、背筋が寒くなったことも

あ~~~、もう本当に気をつけないと

寝る子は育つ、って、もう育たないからね!


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