ダンナが、元日に録画した「笑点」の大喜利を見ていたので、
私も久しぶりに、用事をしながらの「ながら見」。
そういえば・・・、
我々の学生時代には、
落語会の最後に、大喜利をやるのがお決まりだったなぁ、
なんて、思い出しました。
私は苦手なタイプで、かなり緊張しましたが、
仲間と一緒だし、こういうのに抜群のセンスを発揮する子もいて、
最後にお客様と一緒に盛り上がって、
賑やかにお開きにできる華やかさが好きでした。
でも、今の学生たちは、
落語やお笑いはやっても、大喜利はやらないんです。
いや、何年か前には、やったりしてたんですけど、
なんか・・・違う??
みたいな違和感と、静かな客席に、冷や汗が出ました。
あれ以来、やってないのは、当然と言えば当然で、
あんなにノリが悪くて受けないことを、
そりゃ、やろうとは思わないでしょう。
なぜなんだろう?
TVの大喜利を見ながら考えていて、
ふと気がつきました。
今、大喜利を知らない人が多くなったんだ!
昔は、寄席や落語を知らなくても、
「笑点」を知ってるから、大喜利も知っている、
なんて人が多かったんですね。
「笑点」のテーマソングなんかも、みんな知ってたし。
でも、今の若い人で「笑点」を見る人なんて、
まずいないでしょう。
だから、見る方も、やる方も、
もうひとつ、わかんないまんまで、
こんなモンでしょ、
・・・で、やっている。
こ、これじゃぁ、お互いに面白いワケがないわ・・・
そうか・・・。
年の初めに、
ひとつの時代の終焉を・・・なんて、
そんな大げさなものじゃないけれど、
うーーん、そうだよね~~~。
自分が当たり前だと思っている感覚は、
決して今の感覚じゃないってこと・・・。
うん。気をつけよう
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