その昔、養成所の先生に、
「芝居をやるなら、まずその作品にとことん惚れ込め」
と言われました。
まったくその通りだと、今も思います。
ただね・・・、
現実はね・・・。
公演のオファーを受けるときって、
企画書だけを読んで、受けることが多いんです。
実際、オファーをもらうのは半年以上前なので、
その時にはまだ、台本まではできてないんですよね。
それで顔合わせになって、初めて台本を開いて、
(・・・エライとこに来ちゃった)
と思うことも、実は、なくは、ない。
また、共演者との関係とか、いろいろあったりして、
どう頑張ってみても、愛しきれない作品も、
正直言って、あるんです。
でも有り難いことに、
今回は最初から惚れ込んでいます。
これ見よがしな感動的なシーンは、ありません。
なんだけど、
なぜか心が動いて涙が出る。
これ、ホントに、もう、反則だろ、
というような、シーンがあって。
もちろん、お好みにもよるでしょうが。
劇場の帰りは、あたたかい気持ちで帰りたい、
という方には、絶対にオススメです。
この台本を初めて読んだ時の気持ちを、
舞台でお客様にお伝えできなかったら、
これは我々キャストの問題だと思います。
・・・と、
今、私、かなり危険なことを言ってる?
ええ、でも、ホントに・・・
今日、初日の幕が上がります。
お待ちしております!
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ラビット番長『カチナシ!』
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