洗濯機が壊れたので、
買い換えました。
古いのを外に運んで、
新しいのを持ってきて、設置。
・・・と、なるはずなのに、
なぜか電気屋さんが、
排水口に指を突っ込んで、
何かの作業中・・・。
ん??
「あの、なにか?」
「あ、いや、ここに10円玉が入り込んでて」
「ええっ?」
覗いてみると、排水口の入り口に、
排水管をぴったり塞ぐように10円玉が・・・。
「うわー、これじゃ水が溢れるわけだわー」
「あ、やっぱり溢れてたんですね」
「あは、ははは

排水管の直径とほぼ同じ大きさの10円玉が、
ピタッとはまって、栓のようになって、溢れてたんだ!
と言っても、床に溢れれば、あわてて何とかするんだけど、
洗濯機を置くトレイ?みたいな、
あそこに溢れるだけだったから、
まぁ、水できれいになっていいわ、
くらいのつもりだったんだけど、
なんと!
こんな蓋をされながらも、
それでも排水しようと頑張ってくれてたなんて!
大変だったね~。ごめんね

と妙に感傷に浸っている時も、
電気屋さんは懸命に取ろうとして、もう汗だく。
「あああ、すみません!
あの、ピンセットでも持ってきましょうか?」
気がつけばもう5分以上、これに苦戦してくれている!
うわぁ、申し訳ない

「あー、ピンセットがあるとありがたいですね」
「はーい!」
と元気よく返事して、
・・・えっと、
・・・ピンセットは〜、
・・・どこかにあったはず、なんだけどな〜.
あっちこっちの引き出しを、
ひっくり返して探してるうちに、
向こうから大きな声で、
「取れましたー」
そこには、微妙な色の10円玉が。

と思ったら、
「あれ、これ100円ですね」
「ええっ?」
どう見ても10円玉の色だけど、
よくよく見ると・・・100という数字が・・・。
電気屋さんによくお礼を言って、洗濯機の設置も終了。
そこでおもむろに、一番強力な銀器磨きを出してきて、
頑張って磨くこと30分。

うーーーん。
そこまでの価値があったかどうか

郵便局か銀行で取り替えてもらえるかな?
でも、
日銀にまで行けと言われたら、たぶんやめるな。


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