<舞台裏へごあんなーい・その5>
みんなを恐怖に陥れる「ひと言」とは・・・。
モニターを見ていた誰かが、小さく叫ぶ、
「あれっ?!」
これは本当にビビります。
舞台上で何かおこったのか??
全員、顔色を変えて画面をのぞき込みます(笑)
*
さて、前回からお見せしている、
舞台裏の少しだけ広いスペース。
なんと、ここが、
劇団員さんの楽屋になっていました。
申し訳ないわーと思ったものの、
仕事の多い劇団員さんたちには、
意外に使い勝手がよかったのかも。
そして、衣裳やら小道具やらと一緒に、
ここにひとつ机があって、
これが諭役の高橋玄太くんの鏡前、
とは名ばかりの、
物置き台になっていたのですが
毎回本番前には、
このスペースで、こんなことも。
物語の大事なキーワードとなった、
諭のリーゼント!
これは、最初に、
プロのヘアメイクさんに教えてもらって、
それ以降は、写真のように、
金子真千ちゃんが毎回作っていました。
彼女はコスプレイヤーでもあって、
衣裳でもたくさん協力してくれた人。
(私の若い時代のワンピースも彼女のものです)
しかし、自分のこと以上に、
このリーゼントの出来栄えが気になったようで、
いつも可哀想なほど気にしていました。
うん、こういう責任があるものって、
つらいよね。
でも、そんな髪も、
千穐楽が終わった後には、この通り。
寄ってたかってぐっちゃぐちゃ。
ま、これも打ち上げのひとつかも(笑)
<つづく>
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