望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ご不幸ウラ話・・・暗闇でドッキリ<その2>

2016-09-13 11:31:59 | 舞台・ウラ話

稽古初日。
暗い中で怖い話をしたりと、
しっかり「怖いよ~」モードになったところで、

今度は席から立って、エチュード(即興芝居)へ。


だけど、さんざん怖い話をしたもんだから、
なーんか、怖くって、

ちょっとした音にもビクついたりしてました。
(あの状況じゃ仕方ないよ~



さて、エチュードにあたって、
主宰から提示されたテーマは、

*2組のカップルであるということ。

*男2人が友人で、バイトしながら、
 音楽をやっていること。

*場所は1人の男のアパートの1室であること。



私以外の4人は、役をとっかえひっかえしながら、
手探りで芝居を続けます。


そして、この時点で2組のカップルが決まり、
4人のざっくりとしたキャラクターも決まりました。

   
できたてホヤホヤカップル


次は、私も加わって、
大家さんが家賃を取り立てに来る、
と言うエチュードをしたり。

あ~、懐かしいな~。


まちだまちこちゃんのキャバクラ嬢も決まり、
みんなで「どのくらい稼げるんだろう?」
なんてことを考えたり。

そうそう。
家賃の肩代わりネタは、
このときのエチュードから出てきたんだっけ。


一方、
息子に執着する母親というキャラクターは、
初めから決まっていて、

それを踏まえて、
カトウクリス君と親子の会話エチュード。


このとき、ほぼ、はじめましての彼と、
1対1で、いかに会話を続けるか、
苦心したのを覚えています。

一緒に公演を終えた今なら、
お互いにいくらでも続けられるんですが、

どんなタイプの役者さんかがわからないと、
ほんっとに探り合いで続けるしかないんですね。


そうそう、このとき既に、
小川千尋ちゃんのインド人の恋人っていうのは、
完全に決まってました(笑)

主宰が、なんか、閃いたんでしょうね。



そして、彼らの楽器は、
最初、オカリナだったんです。

それがイロイロとあって、リコーダーに。

結果的に、あのチープ感、大成功でしたけどね(笑)


   <つづく>




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