皆さんの優しさで無事、台本が読めるようになって、
私も、不安なところはバカでかい字で書き直し、
あの手この手で「メガネなし」を貫いて、
本番が始まりました。
* *
そして2回目の公演のとき。
(まだ何かあるんかい!)
読んでいて、あれ?なんか読みにくい
と思ったんです。
まぁ読めてるから問題はないんだけど、
やっと読めるような状態で、余裕が持てない。
あれ? どうしたんだ??
もちろん問題なく終わったものの、
文字ばかりを追いかけていると、
内容がおろそかになったり、集中力が落ちてしまう。
これはマズイわ。
原因をつきとめなくては!
終わってから、状況を考えてみました。
あの、なんとなくショボつくような読みにくさは、
私の目のコンディションしかないな。
でも、なぜだ?
特に今日だけ疲れているわけでもないのに。
ん? もしかして・・・
いつもの台詞劇と今回の朗読劇、
私にとっては大きな違いがあったんです。
あくまでも<私の場合>ですが、
台詞劇の場合は、
出の寸前まで口の中で台詞を復唱しています。
いつ台詞が飛ぶかわからない、って役者なので(おいっ!)
だからもちろん、スマホを見る余裕なんてまったくありません。
でも朗読劇はそこまでやらない。
特に今回、
作演のぐりむさんに「新鮮さ」を強く求められていたんですね。
新鮮味がなくなるから、あまり稽古をしない、
というくらい。
となると、超狭い楽屋の中、
じっと出番を待つ開演前の30分。
お喋りをすると外に聞こえてしまう。
となれば、できることはスマホのみ。
いつもはさほど見ないスマホを、
開場中の30分間、ずっと見ていて・・・
これだぁ!
ということで、本番前30分はスマホ禁止!
ヒマだけど、ひたすら目を休める。
単純に、これで問題は解決しました。
やっぱりスマホって目に悪いんです!
本当に皆さん、気を付けてくださいね!!
* *
とはいえ、やっぱり心配で、
実はアンプの上にこっそりと、
老眼鏡を置いていました。
このあたり。
ちっちゃいペットボトルは、
例のスペシャルドリンク入り。
* *
そういえば朗読劇って、
本番中でも水を飲むような、
・・・そんなイメージありませんか?
当然、稽古の時は全員、
椅子の下にドリンクを置いていました。
なんだけど、稽古、本番を通して、
飲んだ人は1人もいなかったんじゃないかな。
これからしばらく出番がないとわかっていて、
時間的にはすごい余裕なのに、
飲まない。
ペットボトルに手を伸ばさない。
でも考えてみたら当たり前なんです。
台本を持って、ペットボトルを持って、
蓋を開けて飲む、って、
これはかなりやりにくい。
そのやりにくいのを一生懸命やってたりしたら、
猛烈に目立ちますよね。
ちょっと動いただけでも、
そっちに目がいくのに、
ペットボトルを開けて水を飲むって、
私を見て!って言ってるようなもの。
そりゃぁ、飲めません。
でも、ライブは何があるかわからない。
だから万が一のお守り。
お守りがあるだけで安心するんですよね。
* *
とまぁ、このあたりでウラ話もお開きということで。
ちなみに楽屋の写真はこれ。
これですごく広く写ってます。
立っているから、この人数が入れてるんです。
スマホ見るしかないでしょ(笑)
* *
久しぶりのウラ話、
長々とお付き合いいただき、
まことにありがとうございました!
(おわり)
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