さぁて、と、
異常な忙しさも一段落したので、
(暮ではあるんですけど)
ずっと書きたかった公演ネタを、
思いつくままに書き始めたいと思います。
その第一弾は、やっぱり、
・・・今回の役の話でしょうね。
今回の私の役、
もちろん、初演時と同じ役なのですが、
これが私にとっては、極めて珍しい、
というか、
これまでの役者人生の中でも、
もっとも「珍しい役」なんです。
いや、珍しいっていえば、
原始人だってやったことあるんですが、
そういう種類の珍しさではなくて・・・。
あまり詳しくは書けませんが、
ダークな感じの、
「マクベス」の魔女のごとき女・・・です
キャラじゃないでしょー!
めっずらしいでしょー!
だから、
この役をもらったときの、嬉しかったことと言ったら!
だって、私に来る役って、ほとんどが、
お母さん、奥さん、先生。
キャラとしては、
マジメ、天然、明るい、優しい、などなど。
影のある悪役なんて、絶対にきません。
そりゃ、自分でもわかっています。
おっとりしてて、ぽてっとしてて、
どっから見ても「善良なタヌキ」タイプ。
影がないんですよね~、私
でもね、
この芝居だけ、唯一、違うんです。
恨み、怒り、欲望、はかりごと、
そんな中に身を置いて、
・・・と、これ以上はネタばれになっちゃいますが、
とにかく、初演のとき、
念願の、オドロオドロしい役を、
大喜びで作っていた、
・・・つもりだったんです。
・・・だったんです。
・・・が、
(つづく)
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