小屋入り・・・公演のために劇場に入ることを、こう呼んでいます。
たいがい本番の2日前。
その2日間で、
舞台のセットを作り、裏のセッティングをし、
照明や音響を合わせた最終稽古をし、
本番そのままにやってみるゲネプロをして、
<本番!>
となります。
下の写真は、
照明さんや音響さんと合わせるための「場当たり」。
いわゆる稽古ではなく、打ち合わせのようなものです。
照明さんの操作盤。
操作も難しそうですが、その前にやらねばならぬ、
どういう照明を作るかのプランニングが大仕事なのです。
しばらく出番のないキャストも見ています。
我々が照明の入った舞台を見られるのは、
このときだけなんですね。
そのキャストたちの足元にあるグジャグジャのもの。
テープ類や工具類など、まだまだ工事現場みたいなものです。
この汚さに驚かれたかもしれませんが、
このくらい小さな小屋だと、
どうしてもこんな感じになります。
小屋が大きくなるほど、整然としますが、
私ね、
実はこんなグジャグジャが嫌いじゃないんですよ
みんなでバッタバタ働いて、
それから客席をきれいにして、
舞台を清めて、
さぁっ本番だ!っていう気分。
スタッフさん任せの公演じゃ味わえないものがあります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます