劇場に入ってからは皆それぞれ。
ストレッチや声出し以外にも、
それぞれの役によって、いろいろな稽古があります。
中でも、本当に頑張っていたのが、この人
銀治郎役の如月さんは、
太鼓とか歌があんまり得意じゃないらしくて、
みんなに教えてもらいつつ、
稽古場でも、
劇場に入ってからも、暇さえあれば太鼓の稽古。
いつも明るくてムードメーカーの彼が、
遠い目になっているのは、ちょっと太鼓に疲れすぎ?
それをさくっと撮っている人(笑)
一方、由紀役の理奈ちゃんは、
なんといっても、歌って踊れる人なので、
リズム感抜群で音程も確か。
もちろん祭文は「節はどうでもいい」というものなのですが、
やはりなんとなく、あるんですよね。
一番最初のシーン。
由紀が下手な祭文を唱えて、私がその一節を直します。
なんだけど、
どうしてもきれいなメロディーになっちゃう(笑)
何といっても、最初の最初。
由紀のこの祭文からスタートするワケで、
理奈ちゃんも必死だから、さすがに音を狂わせる余裕がない。
なもので、これじゃ出来すぎで、直せないよーーー。
けどー、そうも言ってられないからーーーー。
と、
反対にこっちが少し節を狂わせて、
かなりむちゃぶりの直しをやってました。
どう聞いたって、由紀ちゃんの方が正しいよね、
って思えちゃうんですけどね。
そこはもう、仕方がないっ!
毎回、それなりの緊張がありましたが、
とにかく「先生」が正しいの!(笑)
はたまた、こういう練習をしている人も。
何をやってるか、わかります?
<つづく>
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