さて、昨日お見せしたこの写真。
何をやってるか、わかります?
これね、座布団を1枚ずつ叩きつけて、
5回終わったところなんです。
座布団くばり、ならぬ、座布団投げ(笑)
物語の最後近く。
怒りのあまり、
しのぶが銀治郎に座布団を投げつけるというシーンで、
座布団投げが披露されるのですが・・・、
それが最初は、うまくいかなかった・・・らしい。
私、後ろ向いてるのでまったくわからないのですが、
意外にいい場所に行かないというか、
パワーが出ないというか。
でも、稽古を重ねるたびにパワーアップして、
背中で聞く「ドサッ!」がどんどん大きくなっていたのですが、
その腕が鈍らないように、常に投球練習をしていたようです(笑)
横で、投げられる銀治郎が楽しそうに見ていますね。
さて、こちらの2人は真剣な顔で打ち合わせ。
そこに私も参戦して、3人で語り合って。
・・・って、どんな真剣な話かと思いきや、
たしか、銀治郎が信一をどのぐらいおちょくるか、みたいな話だったかと
といっても意味不明ですよね(笑)
つまり、
信一がやっと由紀と2人になって、よしっ、告るぞ!
ってところで、銀治郎が帰ってきちゃうんですよね。
その上、由紀に会うためにセットしてきた髪をぐちゃぐちゃにされる。
で、それが私の登場まで続くので、
私があんまり早く出てくると面白くないし、あんまり長いとダレる。
「昨日のはどうだった?」「もうちょっとゆっくりでも」
みたいな打ち合わせをしているんだと思います。
くだらないと言えばくだらないけど、ここのタイミングって大事なんですよ。
ちなみに、信一をどうおちょくるかは銀治郎役の役者さんに任されているので、
皆さん、それぞれ、いろんなパターンを試していました。
はたまたこういう儀式も。
それぞれ結婚指輪を相手にはめてあげるという、
なんてことない話なんですけどね。
でも、こういうことが、
親密さとか、そういったことへの足がかりになったりするんです。
はい、インスタント夫婦誕生(笑)
そんなこんなで、だんだん開演時間が近づいてきます。
次回は、本番寸前の役者たちの生態を。
<つづく>
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます