小道具が揃う前の稽古場は、
「仮の道具」だらけで、
ある意味、その方が笑えたりするんですが、
掃除機のヘッドは、
鎌になりました。
本番で使う、ちゃんとした小道具が、
出来上がったら、順番に、
仮のものから切り替えて、
通し稽古の頃には、だいたい、
本物が揃うようにするんですが、
これらの小道具を、
誰が作っているか、といえば、
なんと、主宰!
本当に上手いんです。
鎌にしても、
この包丁にしても。
リアルでしょ?
稽古場で、みんながご飯食べて、
休憩しているときに、
一番偉いはずの主宰は・・・鎌作り
・・・すんません
でも、誰も、こんなに上手く作れないから、
結局、どんどん、
仕事が増えることになっちゃうんですね。
「こういうの、上手い人間は出世しないんだよなぁ」
なんて言いながら、
でも楽しそうに作って下さっています。
そして、今回、皆さまに好評だったのが、
この干物!
開演前から舞台にセットしてあるため、
劇場に入っていらしたお客様が、
「え? これ本物?
・・・じゃないわよねぇ。まさかねぇ」
なんて見ておられて、
私のお客様にも、
「あとで手が臭くならないかな、なんて、
思わず心配しました」
なんてメールを頂いたり。
さばき方が上手いと褒めてもらったし~
(関係ないっ)
しかし実際、ここまでリアルにできるとは、
私も思いませんでしたねぇ。
なーんて、私はただ、
人のマネをして、手伝ってただけですが。
でも、この干物、
現物ができるまでの間、ずっとずっと、
心配で仕方がなかったんです。
ある意味、これが一番の、
不安材料だったかもしれません。
(つづく)
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