アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の本

2021-06-01 16:31:27 | 本と映画
「電池が切れるまで」
子ども病院からのメッセージ 
すずらんの会:編者
角川書店:発行
平成14.11初版
平成16.6第13版(1200円)

長野県立こども病院の院内学級で、学ぶ子たちの輝く言葉が収められている。
当時、腫瘍科医師だった石井栄三郎先生のあとがきより
『医療は人の苦しみを和らげてあげるのが本来の姿だと思う。
それがいつしか、医師は人の命を左右できる存在と勘違いするようになった。
傲慢な考え方だ。
命にとって大切なことは長さではなく、質である。
命の質を決めるのは、温かな家族とのふれあいだということをS君は教えてくれた。』
(そのS君との出会いと別れの経緯も記載されている。)




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