「電池が切れるまで」
子ども病院からのメッセージ
すずらんの会:編者
角川書店:発行
平成14.11初版
平成16.6第13版(1200円)
長野県立こども病院の院内学級で、学ぶ子たちの輝く言葉が収められている。
当時、腫瘍科医師だった石井栄三郎先生のあとがきより
『医療は人の苦しみを和らげてあげるのが本来の姿だと思う。
それがいつしか、医師は人の命を左右できる存在と勘違いするようになった。
傲慢な考え方だ。
命にとって大切なことは長さではなく、質である。
命の質を決めるのは、温かな家族とのふれあいだということをS君は教えてくれた。』
(そのS君との出会いと別れの経緯も記載されている。)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます