日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

発想の転換。

2014-11-29 17:15:00 | フォイヤーシュタイン
 暖かすぎる陽気に、昼寝がすすみます。
猫も、朝から日向を追いかけるように寝ています。
のどかな休みです。

 フォイヤーシュタインのIEの「点群の組織化」をひとりで、
予習のような感じで、黙々と2枚ほどやりました。

 単純にいえば、点つなぎの課題です。
しかし、ページも進み最後の方に近いページで、
直線と曲線が混ざり合って、形も重なり合ってくるので、
すぐにはできないものもあり、数分、考えるものもありました。

 課題に取りかかるときに、
モデルの形と同じものを、なぞるような点があり、
それをやりながら、自分なりに作戦をたてます。

 最初は、その作戦でうまくいっていたのですが、
中盤にさしかかり、点同士がくっつき合って、悩む場面が増えてきました。

 そういうときは、もう一度、モデル図形に立ち返り、
作戦を立て直すというのが、私の方法です。
別のヒントはないかな、と形をよく見て、
ひらめいたヒントを試すと、また、するするとできるようになります。

 初めて、ワークショップでこの「点群の組織化」をしたときには、
行き詰まっても、もう一度、モデルの形を見るということはあまりしませんでした。
そんなに、複雑な形ではないので、「覚えてる」と思って見ず、
どんどん、ドツボにハマっていった感じでした。

 わかっていることも、「わかっているつもり」のことも多いですね。
見方を変えると、理解不能に思える複雑そうなことも
単純でわかりやすく理解できることもありますね。

 フォイヤーシュタインの課題を自分ですることで、
考え方の固執度合が薄れて、考えるスピード感がついたように思います。
でも、「消しゴムは使わない」や「課題の方向は変えない」という制約もあり、
じっくり考える、頭の中でシュミレーションすることも習慣化されています。

 「点群の組織化」は発想の転換のよい訓練にもうってつけの課題ですね。

 
コメント
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